花束を長期間美しく保存する方法(アフターブーケ)

2024.09.17 /

花束を長期間美しく保存する方法(アフターブーケ)について解説いたします。

アフターブーケを美しく残す方法:アフターブーケの基本

アフターブーケ(ぶるーむ)

■本記事の監修■

当社ぶ.る.-むは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。

花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、

特殊な押し花加工で永久的に保存をします。

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※当社ぶ.る.-むはアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。

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花束を長期間美しく保存する方法(アフターブーケ)

お祝いの贈り物としてもらった花束は、特別な思い出を形として残したいものです。しかし、生花は時間と共に枯れてしまいます。短期間で楽しむのも良いですが、せっかくの贈り物を長く美しく保ちたい方も多いのではないでしょうか。正しい保存方法を知っていれば、思い入れのある花束を美しいまま手元に残すことができます。

この記事では、自宅で簡単にできる花束の保存方法と、長期保存しながら美しさを保つためのテクニックをご紹介します。大切な花束を長く残したい方に役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。

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花束を保存する方法:押し花とドライフラワー

花束を長期間保存したい場合、最も一般的な方法は「押し花」と「ドライフラワー」の2種類です。それぞれに特徴とメリットがあり、保存する花束の種類や目的に応じて選ぶことが重要です。以下で、それぞれの保存方法について詳しく説明します。

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押し花で保存する方法

押し花は、生花を圧力を加えて乾燥させることで平面状に変化させたものです。生花の立体的な形が変わり、花びらが薄くなりますが、薄い分、保管スペースを大幅に節約できるメリットがあります。特に、コンパクトに保存したい方におすすめの方法です。

■押し花のメリットとデメリット

  • メリット: 薄くなることでスペースを節約でき、飾る際にも手軽に扱えます。複数の花をまとめて保存したい場合に最適です。
  • デメリット: 立体的な形状が失われるため、花の自然なフォルムを残したい場合には不向きです。

ドライフラワーで保存する方法

ドライフラワーは、花をそのまま乾燥させて保存する方法です。花束の立体的な形状を保ちながら保存できるため、花の美しい姿をそのまま残したい方にぴったりです。しかし、ドライフラワーは乾燥過程で色あせや形崩れが起こることもあるため、正しい方法で作ることが重要です。

■ドライフラワーのメリットとデメリット

  • メリット: 生花の美しさをそのまま保存でき、さまざまなインテリアとして活用できます。特に、立体的な花束をそのまま保存したい場合に最適です。
  • デメリット: 作り方によって仕上がりが異なり、形崩れや色あせが生じることがあります。また、保存する花束の量が多いとスペースが必要になります。

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ドライフラワーと押し花の作り方と保存方法

押し花の作り方

  1. 花を選ぶ: 押し花に適した花を選びます。薄い花や小さな花が適しています。
  2. 乾燥方法: 花を新聞紙などに挟み、平らな場所に置いて圧力をかけます。1週間程度で乾燥します。
  3. 保存: 完全に乾燥したら、フレームに入れて飾ることができます。

ドライフラワーの作り方

  1. 花を選ぶ: 立体感のある花や、乾燥しやすい花を選びます。
  2. 乾燥方法: 花を逆さにして風通しの良い場所で吊るし、約2週間乾燥させます。
  3. 保存: 完全に乾燥したら、花束としてそのまま飾ることができます。

花束を美しく保存するためには、押し花とドライフラワーの2つの方法を活用することができます。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、花束の種類や保存したい形状に応じて選ぶことが重要です。押し花はコンパクトで保管しやすく、ドライフラワーは立体的な美しさを残せる方法です。いずれの方法も正しい手順で行うことで、花束を長期間美しく保つことができます。

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花束を押し花として残す方法

花束を押し花として保存する方法は、生花を長期間美しく残すための素晴らしい手段です。押し花は、花に圧力をかけて乾燥させることで作られますが、花の種類によっては事前の準備が必要な場合があります。特に、立体的な花や花びらが重なり合っている花は、そのまま押すと形が崩れやすいので、事前に花びらを広げたり分解したりしてから押すことが重要です。

また、電子レンジやアイロンを使用する方法もあり、これらはより短期間で押し花を作るために有効です。特に、時間がない場合にはこれらの方法を試してみると良いでしょう。

基本的な押し花の作り方

押し花を作るためには、まずティッシュペーパーや新聞紙を使って花を挟みます。その上から重い本を載せ、風通しの良い場所に数日から2週間ほど置いて乾燥させます。花の形を保つためには、押す前に花びらが折れないように整えることが大切です。また、小さな花や薄い花はピンセットを使用すると壊れにくくなります。

電子レンジやアイロンを使用する際は、一度に熱を加えすぎないように注意が必要です。アイロンを使う場合は、クッキングシートなどで花を挟み、少しずつ加熱していきます。乾燥が完了する前に焦げてしまうことがあるため、加熱時間を慎重に管理しましょう。

押し花をきれいに作るコツ

押し花をきれいに作るためのポイントは、乾燥時に色がくすんでしまうのを防ぐことです。これを避けるためには、専用の乾燥シートを使うと良いでしょう。乾燥シートは、押し花を作るだけでなく、その後の保存にも役立ちます。また、花に残った水分をキッチンペーパーで軽く拭き取ると、乾きやすくなります。

花の形状に合わせて、押す前にしっかりと準備を行うことが大切です。例えば、バラの花びらは一枚ずつ分解して押すと、比較的きれいに仕上がります。一方、ガーベラのように花びらが厚い花は、花の裏面にあるガク部分を削って、厚みを減らす方法が有効です。

押し花の活用方法

押し花は平面状に仕上がるため、さまざまなアイテムの装飾として活用できます。例えば、以下のようなアイテムに押し花を使って楽しむことができます。

  • フレームアート: 額縁に入れて壁に飾る
  • しおりやシール: 透明なアイテムに押し花を入れて、日常で使えるアイテムにする
  • スマホケース: おしゃれな装飾として押し花を使う
  • ボタニカルキャンドル: キャンドルの周りに押し花を配置して、自然な雰囲気を演出する

作った押し花をすぐに使わない場合は、乾燥シートや乾燥剤と一緒に密封袋に入れ、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。また、押し花を使った作品を飾る際も、直射日光や湿気を避けることが、長持ちさせる秘訣です。

押し花は、花束を長く美しく残す方法として、非常に効果的な手段です。花を圧力で乾燥させる際は、花の種類に応じた準備が大切であり、特に立体的な花や花びらが重なり合う花は、事前に形を整える必要があります。また、電子レンジやアイロンを使うことで、短期間で仕上げることも可能ですが、焦げないように注意が必要です。押し花を活用することで、アートとして飾ったり、アイテムの装飾に使ったりと、さまざまな楽しみ方ができます。

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花束をドライフラワーとして長持ちさせる方法

花束をドライフラワーとして残すことで、生花の美しさを長期間楽しむことができます。ドライフラワーにはさまざまな保存方法があり、それぞれの方法で仕上がりに違いがあります。特に一般的に使用されるのは、「ハンギング法」と「シリカゲル法」の2つの方法です。これらの方法は作り方だけでなく、完成したドライフラワーの見た目にも大きな違いを生み出します。以下で、それぞれの方法の特徴と作り方について詳しく解説します。

ドライフラワーの作り方 ① ハンギング法

ハンギング法は、切り花を逆さにして吊るすだけのシンプルな方法で、特別な道具を使わずに作ることができます。花束をほどき、一輪一輪の花を間隔を空けて吊るすことで、風通しが良くなり、乾燥が早く進みます。この方法は、室内の湿度が影響するため、湿気の多い季節(梅雨時など)は避ける方が無難です。風通しの良い場所を選び、乾燥中はサーキュレーターで空気を循環させると、乾燥が効率よく進みます。

■ハンギング法の特徴

  • シンプルな作業: 特別な道具を使う必要がなく、誰でも簡単に始められます。
  • 時間がかかる: 乾燥に1~2週間程度かかり、その間に形や色が変化することがあります。特に生花の色を保ちたい場合には、思わぬ色の変化が生じることもあります。

ただし、形や色が変わる過程を風合いとして楽しめる場合は、この方法が魅力的です。

ドライフラワーの作り方 ② シリカゲル法

シリカゲル法は、シリカゲルという乾燥剤を使って花を乾燥させる方法で、色や形の変化を最小限に抑えたドライフラワーが作れる点が特徴です。シリカゲルは細かい粒子で構成されており、花の隙間にしっかりと入り込み、水分を効果的に吸収します。この方法では、密閉できる容器にシリカゲルと花を入れ、1週間程度放置して乾燥させます。湿度の影響を受けにくいため、湿気の多い時期でも作業が可能です。

■シリカゲル法の特徴

  • 色と形の保持: ハンギング法に比べて色や形の変化が少なく、より自然な美しさを保つことができます。
  • 時間がかかる: 完全に乾燥するまでには時間がかかり、花の水分量に応じて乾燥の完了まで数日を要します。

シリカゲル法では、茎部分をカットして花部分のみを乾燥させるため、茎の部分をアレンジしたい場合は、人工的に茎をつける必要があります。

ドライフラワーをきれいに作るコツ

ドライフラワーをきれいに作るためには、乾燥に時間をかけずに、早い段階で乾燥を開始することが大切です。花が傷みはじめてから作業を始めると、乾燥が追いつかず、色や形が悪くなってしまうことがあります。新鮮なうちに乾燥させることで、花が美しい状態を保ちやすくなります。

また、水揚げという作業を行うことで、花が水分を吸いやすくなり、より鮮度を保つことができます。水揚げの方法としては、花の茎を水に浸けた状態でカットする「水切り」が一般的です。30分程度水を吸わせた後に乾燥を始めると、鮮度が長持ちします。

作ったドライフラワーの活用方法

ドライフラワーはそのまま飾るだけでなく、さまざまなアレンジに活用できます。ハンギング法で作ったドライフラワーは、茎をつけたままで花瓶に飾るだけでも素敵なインテリアになります。さらに、スワッグにしたり、花の部分だけを使ってリースやボックスフラワー、ボトルフラワー、フレームアレンジなど、様々なハンドメイド作品を作ることができます。

また、壊れやすい花びらは、ポプリやサシェに入れて香りを楽しむことも可能です。アロマオイルを使用して香りを加えると、リラックス効果も期待できます。

ドライフラワーにはハンギング法とシリカゲル法という2つの主要な作り方があります。ハンギング法はシンプルで特別な道具が不要ですが、時間がかかり形や色が変化しやすい点がデメリットです。一方、シリカゲル法は色や形の変化が少なく、生花に近い状態を保つことができるため、色鮮やかなドライフラワーを楽しみたい方に最適です。どちらの方法でも、早い段階で乾燥を開始し、水揚げ作業を行うことで、美しいドライフラワーを作ることができます。完成したドライフラワーは、インテリアとして飾ったり、ハンドメイドのアレンジに活用したりと、多様な楽しみ方ができるので、ぜひ試してみてください。

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花束を長期間美しく残すための保存加工の注意点

花束を自分で保存加工する方法として、押し花やドライフラワーが人気です。これらは家庭でも手軽に作ることができますが、仕上がりや保存期間に関しては注意点がいくつかあります。保存加工を行う際には、以下のポイントを理解しておくことが大切です。

自宅での保存加工のデメリット

家庭で行う押し花やドライフラワーの作成方法は、基本的に自然乾燥です。シリカゲルや乾燥シートを使用して乾燥を促進しますが、特別な加工を施すわけではありません。そのため、花の自然な劣化を完全に防ぐことは難しく、予想以上に早く色あせや形崩れが進行することがあります。特に、淡い色の花は色あせが目立ちやすく、早い段階で茶色っぽくなることが多いため、注意が必要です。

例えば、押し花は約1~3年、ドライフラワーはおよそ1年程度しか美しさを保たないとされています。この点を理解した上で、自分で保存加工をするか、専門店に依頼するかを選ぶことが重要です。

保存期間と劣化の目安

保存期間はあくまでも目安に過ぎません。時間が経過しても衛生的に問題がない場合は、無理に廃棄する必要はありません。しかし、カビが発生した場合や、明らかに形が崩れた場合は、すぐに処分することをお勧めします。色あせや形崩れが見られても、自分が美しいと感じている間は残しておくのも一つの方法です。

高い完成度と保存性を求めるなら専門店の利用を

自宅での保存加工では、花の美しさや保存期間に限界があります。特に、大切な花束を美しいままで残したい場合や、長期間美しさを維持したい場合は、専門店に依頼するのが最も確実です。プロによる保存加工では、家庭ではできない特殊な技術を駆使し、ドライフラワーや押し花を美しく長持ちさせることができます。もちろん費用がかかりますが、その分、高い完成度を実現できます。

現在では、ウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工を専門に行う店が増えており、信頼できる店舗を選べば、美しい保存加工が施された作品を手に入れることができます。実績のある専門店を選ぶことで、より満足度の高い仕上がりが期待できます。

自分で押し花やドライフラワーを作成する場合、自然乾燥による保存加工のデメリットを理解することが重要です。保存期間は約1〜3年程度とされ、特に淡い色の花は色あせや形崩れが早いです。美しさや保存性を求めるなら、専門店に依頼するのが最も効果的です。専門店では、一般家庭ではできない高い技術で保存加工を行い、長期間美しい状態を保つことができます。

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結婚式のブーケを永遠に楽しむアフターブーケ

結婚式のブーケは、特別な思い出の一部としてずっと残したいものです。アフターブーケは、結婚式で使用したブーケを保存し、長期間その美しさを楽しむための方法です。特に人気が高い保存方法の一つが、ドライフラワーです。

アフターブーケの種類や、ドライフラワーとして保存するための作り方、さらにはドライフラワーにしたアフターブーケのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

アフターブーケを作る理由とその魅力

アフターブーケとは、結婚式で使用した花束を保存加工し、その美しさを長期間保つことができる花の保存方法です。結婚式後にブーケを手元に残すことで、大切な思い出をいつまでも感じることができます。アフターブーケにはさまざまな保存方法があり、それぞれに独自の魅力があります。

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アフターブーケの代表的な保存方法

ドライフラワー

ドライフラワーは、花の美しさを長期間保存できる保存方法の中で最も一般的なものです。花を乾燥させることで色はシックになり、少し落ち着いた印象になりますが、形はそのまま保たれます。ドライフラワーは、手軽に作ることができるため、家庭でも簡単に試すことができます。

■ドライフラワーを作る方法

ドライフラワーにする方法にはいくつかの手法がありますが、最もシンプルで人気がある方法は、自然乾燥です。花を逆さにして風通しの良い場所に吊るして乾燥させます。乾燥する過程で花の色や質感が変化し、独特の風合いが現れます。この方法は手軽で、短期間で実行可能なので、多くの人に親しまれています。

押し花

押し花は、花を平らにして、紙などの間に挟んで圧力をかけながら乾燥させる方法です。押し花は、花の形や色をほぼそのまま保つことができ、平面アートとして楽しむことができます。押し花に加工されたアフターブーケは、額に入れて飾ったり、カードやアルバムに使ったりすることで、思い出を美しく保存できます。

■押し花の特徴と作り方

押し花は比較的簡単に作成することができ、誰でも挑戦することができます。特別な道具を用意する必要はなく、新聞紙やティッシュペーパーを使用して、花を平らにし、適度に乾燥させます。この方法であれば、保存期間が長く、花束を平面として楽しむことができます。

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ドライフラワーでアフターブーケを作るメリット・デメリット

ドライフラワーのメリット

  • 長期保存可能: 花の美しさを長期間保つことができます。
  • 手軽に作れる: 特別な道具やスキルがなくても、家庭で簡単に作成できます。
  • シックな美しさ: 時間が経つごとに色が変わり、深みが増すため、シックな印象を与えます。

ドライフラワーのデメリット

  • 色あせや変色: 時間が経つと色あせや変色が目立つことがあり、特に淡い色の花は早く色が変わります。
  • 劣化の進行: 完全に保存するわけではないため、劣化を防ぐためには適切な保管が必要です。

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アフターブーケをドライフラワーで保存する方法

結婚式で使用したブーケを、ドライフラワーとして保存する方法は、思い出を永遠に楽しむための素晴らしい選択肢です。ドライフラワーの作成は自宅でも簡単に行えるため、特別な道具がなくても手軽に挑戦できます。ここでは、アフターブーケをドライフラワーに加工するための3つの方法を紹介します。方法には「自然乾燥」、「立体乾燥」、そして「シリカゲル乾燥」があります。それぞれの特徴と手順を解説しますので、どの方法を選ぶかの参考にしてください。

自然乾燥

自然乾燥は、ドライフラワーを作るための最も基本的な方法です。特別な道具は必要なく、花を逆さにして風通しの良い場所に吊るして乾燥させるだけです。この方法は、花が自然に形を保ちながらゆっくりと乾燥していくため、自然な風合いが魅力です。

■自然乾燥の手順とポイント

  1. 花を逆さに吊るす: 花束をほどき、一輪一輪逆さにして紐で吊るします。
  2. 風通しの良い場所で乾燥: 直射日光を避け、風通しの良い場所に吊るして数週間から1ヶ月程度乾燥させます。
  3. 時間がかかる: 乾燥には時間がかかるため、根気が必要です。また、乾燥の過程で色が褪せたり、形が少し小さくなったりすることもありますが、これが自然乾燥の特徴でもあります。

立体乾燥

立体乾燥は、花の立体的な形をできるだけ保ちながら乾燥させる方法です。花を吊るすだけではなく、形を保持するために支えやフレームを使うため、バラやカーネーションなどの立体感がある花に最適です。

■立体乾燥の手順とポイント

  1. 支えを使って吊るす: 立体感を保つために、花を支えるためのフレームや針金を使って吊るします。
  2. 変形しないように乾燥: 花が乾燥する過程で形が崩れないよう、注意深く管理します。
  3. 時間がかかる: 立体感を保つためには多少手間がかかりますが、その分、美しい仕上がりになります。

立体乾燥は、形を崩さずに花を保存したい方に最適な方法です。特に結婚式のブーケなど、大切な花を美しいままで残したい方におすすめです。

シリカゲル乾燥

シリカゲル乾燥は、短期間で花を乾燥させる方法です。シリカゲルは吸湿性が高いため、花を速やかに乾燥させることができます。この方法を使用すると、花の色を鮮やかに保ちつつ乾燥させることができるため、色が重要な花には非常に適しています。

■シリカゲル乾燥の手順とポイント

  1. シリカゲルに埋める: 花をシリカゲルの中に埋めて、容器を密封します。
  2. 数日から1週間程度乾燥: シリカゲルで乾燥させることで、花の水分を短期間で吸収します。おおよそ数日から1週間で乾燥が完了します。
  3. 花の色を鮮やかに保つ: シリカゲル乾燥は花の色を鮮明に保つため、色を大切にしたい場合におすすめの方法です。

注意点として、シリカゲルから花を取り出す際に壊れやすいので、ピンセットを使って優しく取り出すことが重要です。また、シリカゲルは再利用できますが、使用後はしっかりと乾燥させてから再利用してください。

どの乾燥方法が向いているか?

それぞれの方法には適した花があります。以下の花に最適な乾燥方法を確認してみましょう。

  • 自然乾燥: バラ、ニゲラ、カスミソウ
  • 立体乾燥: バラ、ケイトウ、カーネーション
  • シリカゲル乾燥: スイトピー、ラナンキュラス、カーネーション

アフターブーケをドライフラワーに加工する方法には、自然乾燥、立体乾燥、そしてシリカゲル乾燥の3つの方法があります。それぞれの方法は花の種類や保存したい形によって使い分けが必要です。自然乾燥は最もシンプルで手軽に始められますが、時間がかかります。立体乾燥は、花の形を崩さずに保存するのに適しており、特にバラやカーネーションに最適です。シリカゲル乾燥は、色を鮮やかに保ちながら短期間で乾燥させることができ、時間がない場合や色を大切にしたい場合に最適です。それぞれの特徴を理解し、自分の希望に合った方法を選ぶことが大切です。

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アフターブーケをドライフラワーにするメリットとデメリット

結婚式で使用したアフターブーケをドライフラワーに保存することで、素晴らしい思い出を長く楽しむことができます。しかし、ドライフラワーには魅力的な点がある一方で、注意が必要な部分もあります。ここでは、ドライフラワーの具体的なメリットとデメリットを詳しく解説し、またプリザーブドフラワーとの違いや、専門店に依頼するメリットについても触れていきます。

ドライフラワーのメリット

ドライフラワーの最大の魅力は、簡単に作成できる点です。自分で作成することができ、また自然な美しさを長期間保つことができます。生花とは異なり、ドライフラワーは水やりや枯れた花の手入れが不要で、非常に維持が簡単です。これにより、忙しい日常の中でも気軽に楽しむことができます。

さらに、ドライフラワーはインテリアアイテムとしても人気があります。シックな色合いに変化し、他の装飾アイテムと合わせて飾ることで、部屋に落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。この色合いこそがドライフラワーの魅力であり、特に結婚式のような特別な日の花にはぴったりです。

自分で手作りすることによる楽しさや達成感も、ドライフラワーの魅力の一つです。花の乾燥過程を観察し、愛情を込めて仕上げることができるため、その過程自体が楽しい経験となります。

ドライフラワーのデメリット

ドライフラワーには、いくつかのデメリットもあります。まず、乾燥過程で花の色や形が変化することがあるため、思い通りの仕上がりにならない場合があります。特に、乾燥後に色が褪せたり、花の形が崩れたりすることがありますので、注意が必要です。

また、ドライフラワーは湿気に弱いため、湿度が高い場所に置くとカビが生えやすくなります。これを防ぐためには、飾る場所に配慮し、湿度の低い場所で保管することが重要です。

さらに、ドライフラワーはもろくて壊れやすいため、取り扱いに注意が必要です。例えば、窓際に飾るとカーテンが触れることで花が崩れてしまうこともあるので、設置場所を工夫することが大切です。

ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違い

ドライフラワーとプリザーブドフラワーは、どちらも長期間保存が可能ですが、その保存方法に違いがあります。プリザーブドフラワーは、特殊な保存液で加工し、生花の色と柔らかさを保つ方法です。プリザーブドフラワーの特徴は、花びらが柔らかくしっとりとした質感を持ち、色も鮮やかに保たれる点です。

一方で、ドライフラワーは自然乾燥により、花の水分が取り除かれ、時間の経過とともに色合いが変化し、独特のシックな風合いが生まれます。ドライフラワーは色がやや落ち着き、その自然な風合いが魅力となりますが、プリザーブドフラワーは鮮やかな色と柔らかさを長期間保つことができます。

どちらが長持ちするかは、保存方法によりますが、専門店でのドライフラワー加工はプリザーブドフラワーに負けない品質の高さを提供します。専門店で加工されたドライフラワーは、適切な技術と機器を使って乾燥されるため、長期間美しさを保つことができます。

専門店でドライフラワーを依頼するメリット

家庭でドライフラワーを作成することは可能ですが、専門店に依頼することで、より高品質で美しいドライフラワーを手に入れることができます。専門店では、花の種類や状態に最適な乾燥方法を選び、色や形をできるだけ保ちながら保存加工してくれます。これにより、仕上がりが格段に良くなり、長期間美しいアフターブーケを楽しむことができます。

専門店では、特殊な乾燥機器や保存剤を使用するため、自宅で作成するよりも高いクオリティを期待できます。さらに、手間を省き、完璧な仕上がりを求める方には専門店への依頼が最適です。

アフターブーケをドライフラワーに加工することで、結婚式の思い出を長く楽しむことができます。ドライフラワーの最大の魅力は、簡単に作れることと、維持が容易であることです。しかし、乾燥過程で色や形が変化することや、湿気に弱く、もろくて壊れやすい点に注意が必要です。プリザーブドフラワーと比較すると、色の持続性や柔らかさではプリザーブドフラワーが優れていますが、ドライフラワーは独特の風合いが魅力です。自分で作成するのも楽しいですが、専門店に依頼することで、より美しく長持ちするアフターブーケを手に入れることができます。

■当社ぶ.る.-むについて■

会社名:株式会社 ぶ.る.-む

本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13

東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F

岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10

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■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■

電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分

バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分

お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません

■当社ぶ.る.-むの概要■

“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”

人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。

そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、

とても素敵だと思いませんか。

私達ぶ.る.-むがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。

ウエディングブーケや記念の花束など、

特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。

フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、

あなただけのアートを製作し、お届けします。

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