ひまわりのアフターブーケ!作り方とアレンジ方法について解説いたします。
■本記事の監修■
当社ぶ.る.-むは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社ぶ.る.-むはアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
ひまわりのアフターブーケ!作り方とアレンジ方法
ひまわりは、その明るく元気な印象から、夏を象徴する花として親しまれています。
しかし、暑い時期に花が傷みやすいのが悩みの種です。
そこでおすすめしたいのが、ひまわりをアフターブーケにする方法です。
アフターブーケに加工することで、長期間その美しさを楽しむことができます。
しかし、うまくアフターブーケにするためには、いくつかのコツがあります。
本記事では、ひまわりをアフターブーケにするための方法や、
アフターブーケとしての楽しみ方について詳しく紹介します。
※今回は、「ドライフラワー」に特化してご紹介します。
ひまわりを押し花に加工する場合、
技術が必要になります。
ご興味のある方は、BLOOMのお教室にお越しくださいね。
■ひまわりの基本情報
ひまわり(学名:Helianthus)は、
キク科ヒマワリ属に属する一年草で、
北アメリカが原産地とされています。
英語では「sunflower(サンフラワー)」と呼ばれ、
その名前の通り、太陽に向かって咲く特徴があります。
この性質が、ひまわりに太陽の象徴としての意味を与えています。
ひまわりをアフターブーケにする方法
ひまわりをドライフラワーにする際、重要なのは適切な乾燥方法を選ぶことです。
以下のステップで、きれいなアフターブーケに仕上げることができます。
- 選別と準備
最初に、元気なひまわりを選びます。花が完全に開いた状態で、茎がしっかりとしたものを選んでください。茎が長いほど、アレンジに使いやすくなります。 - 乾燥方法の選択
ひまわりは、直射日光を避けて風通しの良い場所で吊るして乾燥させるのが最も一般的です。湿気が多い場所ではカビが生える可能性があるので、乾燥環境には注意が必要です。 - 逆さ吊り乾燥
ひまわりの茎をひもなどで逆さに吊るし、1~2週間程度乾燥させます。これにより、花の形を保ちながら乾燥することができます。 - 乾燥後の仕上げ
完全に乾燥した後は、ひまわりを軽く触れてみて、カサカサとした感触を確認します。この時点で花が割れることもあるので、優しく取り扱ってください。
アフターブーケとしてのひまわりのアレンジ方法
アフターブーケにしたひまわりは、インテリアに最適です。
アレンジ方法の一例として、次のようなアイディアがあります。
- 花瓶に飾る
ドライひまわりをそのまま花瓶に飾り、シンプルで温かみのあるインテリアを作りましょう。色が鮮やかなひまわりは、部屋を明るく演出します。 - リースにアレンジ
ひまわりをリースに組み合わせることで、自然で華やかなアクセントになります。長期間その美しさを楽しめます。 - ギフトとしてプレゼント
ギフトとしても人気があります。花束にして贈る際は、ひまわりを他のギフトと組み合わせて、個性豊かなプレゼントに仕上げることができます。
■ひまわりの花言葉とその意味
ひまわりの花言葉は
「あなたを見つめる」
「光輝」「憧れ」
など、非常にポジティブで力強い意味を持っています。
この花言葉は、ひまわりが太陽に向かって咲く姿に由来しており、
見る人に元気や希望を与えてくれるような印象を与えます。
ギフトとしても非常に適しています。
ひまわりはその明るさと元気さから、多くの人に愛されている花です。ドライフラワーに加工することで、夏の終わりから長期間にわたり、その魅力を楽しむことができます。ドライひまわりは、インテリアとしてもアレンジが多様で、ギフトとしても最適です。手順を守って乾燥させれば、美しい形で保存できるので、ぜひ試してみてください。
ひまわりの種類とその魅力
ひまわりは、
野生種だけでも約60種類が存在することをご存じでしょうか。
近年の品種改良により、その種類はさらに多様化しており、見た目や使い方も様々です。
一般的にイメージされる大きな背丈を持つものだけでなく、
プランターで栽培できる小さめのひまわりや、
切り花としても扱いやすい品種も登場しています。
これにより、用途に合わせたひまわりを選ぶことができ、
季節を問わずさまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
■ひまわりの主な品種
ひまわりの品種には、サンリッチオレンジやサンリッチレモンなどがあり、花びらの色は非常に多様です。代表的な黄色いひまわりでも、薄いレモンイエローから山吹色まであり、また、珍しい色合いのひまわりも登場しています。例えば、チョコレート色や深紅のひまわりなども人気です。
さらに、ひまわりの中心部分(筒状花)は通常、濃い色合いをしていることが多いですが、外側の舌状花と同じ色をした品種も見かけます。これにより、ひまわりの見た目にバリエーションが生まれ、好みの色や形を選ぶ楽しみがあります。
■ひまわりの咲き方の種類
ひまわりの咲き方にもバリエーションがあります。最も一般的なのは、一重咲きですが、近年では八重咲きや半八重咲きの品種も増えてきました。これにより、ひまわりを飾る際のスタイルやアレンジの幅も広がり、個性的な装飾が可能になります。
ひまわりの種は、花の中心部分にたくさん実ります。これらの種はリスや鳥などのエサとして知られていますが、実は人間が食べても美味しく、栄養価が非常に高いのです。また、ひまわりの種から取れる油は、塗料や石鹸、さらには化粧品にも使われるなど、生活に役立つ素材としても知られています。
ひまわりをドライフラワーにする方法
生花のひまわりを花瓶に飾ると、通常1~2週間ほどでその美しさを楽しむことができます。
しかし、もっと長くその魅力を堪能したい場合には、
ドライフラワーに加工することをおすすめします。
ここでは、ひまわりをドライフラワーにする際に知っておきたいポイントを紹介します。
■ドライフラワーにする際の注意点
ひまわりは、他の花と比べて乾燥が難しいとされており、初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。特に、かすみ草などのように簡単に美しく乾燥できる花とは異なり、ひまわりの場合はその特徴的な大きな花びらや中心部が乾燥中に変形しやすいため、注意が必要です。
ひまわりをドライフラワーにするための基本的な方法は、乾燥を避けるために風通しの良い場所で逆さ吊りにする方法が一般的です。約2週間程度で乾燥し、花の形をある程度保ちながらも、乾燥後のひまわりをお楽しみいただけます。
ひまわりはその色や形、咲き方に豊かなバリエーションを持ち、観賞用だけでなく、食用や生活に役立つ素材としても利用されています。ドライフラワーに加工することで、長期間その美しさを楽しむことができ、またアレンジの幅も広がります。少し手間がかかるかもしれませんが、ひまわりをドライフラワーとして楽しむことで、より長くその魅力を味わえるでしょう。
ひまわりをドライフラワーにするのは難しい?
ひまわりをドライフラワーにする際、いくつかの課題が存在します。
特に、外側の舌状花は水分が多く含まれており、乾燥すると形が縮んだり歪んだりしやすいです。
一方で、内側の筒状花は元々水分が少ないため、ドライにしても大きな変化は見られません。
そのため、舌状花を美しく保つのは難しいものの、
筒状花は比較的簡単にドライフラワーにすることが可能です。
ひまわりをドライフラワーにする目的に応じて、
この特徴を理解しておくと便利です。
■ドライフラワー作成の難易度
ドライフラワーの作り方自体は簡単ですが、ひまわりの場合、舌状花が乾燥すると変形しやすいので、完全に元の形を保つのは難しいかもしれません。しかし、ドライフラワーにする過程をきちんと知ることで、美しく仕上げることができます。以下では、ひまわりをドライフラワーにする方法をご紹介します。
ひまわりをドライフラワーにする場合、種類や咲き方によって仕上がりが異なります。
特に、咲き方が仕上がりに大きな影響を与えます。
■一重咲きのひまわり
一重咲きのひまわりは、乾燥後に外側の舌状花が縮み、内側の筒状花が目立つようになります。これにより、花の見た目が少し変わることがありますが、筒状花を際立たせたデザインに仕上げたい場合は有効です。
■八重咲きのひまわり
八重咲きのひまわりは、舌状花の変化が一重咲きほど大きくなく、乾燥後も花のボリュームや色のコントラストがはっきりと保たれます。乾燥後も比較的しっかりとした形を維持するため、変化を少なくしたい方におすすめです。
■半八重咲きのひまわり
半八重咲きのひまわりは、外側の花びらがやや平たく大きいため、乾燥させると内外がなじんだような見た目になります。外側と内側の色や形がうまく調和し、より自然な仕上がりが期待できます。
■ひまわりのドライフラワーにおける色の変化
ひまわりの筒状花部分は乾燥後に色が濃くなりやすく、外側の舌状花と比較して形の変化も少ないため、存在感が際立ちます。これは、ドライフラワーのアレンジメントにおいて、アクセントとして活用するのに非常に便利です。
ひまわりをドライフラワーにする方法
ひまわりをドライフラワーにするための方法として、
ハンギング法とシリカゲル法が特におすすめです。
これらの方法を使えば、ひまわりを美しくドライに仕上げることができます。
■ハンギング法
ハンギング法は、ひまわりを吊るして自然乾燥させるシンプルな方法です。特別な道具を用意する必要はなく、手軽に試せますが、形や色の変化が大きく、舌状花が縮んで色がややくすんだ感じになります。アンティーク調のインテリアと相性が良く、ナチュラルな雰囲気が出ます。
【ハンギング法の手順】
- 風通しの良い場所に麻紐を張り、ひまわりの茎をくくりつける
- ひまわりを1~2週間吊るして乾燥させる
- ひまわり同士が重ならないように、間隔を空けて吊るすことがポイントです。
■シリカゲル法
シリカゲル法では、シリカゲルを使ってひまわりを乾燥させます。この方法は、乾燥中に部屋の湿度に影響されることなく、花の形が保たれるため、より生花に近い仕上がりを実現できます。大輪のひまわりや大きな花には特に適しています。
【シリカゲル法の手順】
- 容器の1/3程度にシリカゲルを敷き詰める
- ひまわりを上向きに置き、シリカゲルをふりかける
- 容器を密閉し、1~2週間乾燥させる
- 乾燥したひまわりをピンセットで取り出し、ハケでシリカゲルを取り除く
シリカゲル法は、ひまわりの美しい形を保ちながら乾燥できるため、より生花に近い状態でドライフラワーを作りたい方におすすめです。
ひまわりをドライフラワーにするのは、咲き方や種類によって仕上がりが大きく異なります。一重咲きは形が縮みやすいですが、八重咲きや半八重咲きは乾燥後も比較的しっかりとした形を保ちます。また、シリカゲル法やハンギング法を使えば、美しくドライフラワーに仕上げることができます。これらの方法を使って、ひまわりの魅力を長く楽しんでみてください。
■ひまわりを使ったドライフラワーの楽しみ方
ドライフラワーに加工されたひまわりは、保存性が高まり、インテリアとして活用するのに最適です。ここでは、ドライひまわりを使ってお部屋を飾る方法や、ハンドメイドのアレンジを楽しむ方法を紹介します。自分で作ったひまわりのドライフラワーを、素敵に飾るアイディアを参考にしてください。
■シンプルに花瓶に飾る
ドライひまわりを茎ごと吊るして乾燥させた後、シンプルに一輪挿しや花瓶に飾ることで、ナチュラルな雰囲気を楽しむことができます。ひまわりを数本まとめて花瓶に飾れば、より自然で華やかなインテリアに仕上がります。ドライフラワーの他の種類やグリーンを一緒に飾って、色合いを工夫するのもおすすめです。
■花瓶の選び方
ひまわりの黄色を引き立てるために、ターコイズブルーの花瓶など、色味のある花瓶と組み合わせると一層おしゃれになります。また、透明、白、黒といったシンプルな花瓶でも、ひまわりの存在感が際立ちます。重要なのは、花瓶が乾燥していることを確認することです。特に水気が残っている花瓶にドライフラワーを入れると、カビや劣化を引き起こす原因になりますので、よく乾燥させてから使用しましょう。
■スワッグやリースでアレンジ
ドライひまわりを使ったスワッグやリースは、お部屋を飾るのにぴったりなアイテムです。スワッグは、ひまわりを他のドライフラワーやグリーンと組み合わせて束ね、壁やドアに吊るすだけで簡単に完成します。ラッピングペーパーやリボンの色を変えることで、雰囲気も変わり、お部屋のスタイルに合わせたアレンジが楽しめます。
■リースの作り方
ひまわりを使ってリースを作るのも人気のある方法です。リースの土台にひまわりを貼り付けるだけで、シンプルながら華やかな飾りになります。接着には速乾性のグルーガンを使用すると、簡単に素早く作業を進めることができます。リボンやその他の装飾を変えることで、季節感や部屋の雰囲気に合わせたリースを作ることができます。
■ひまわりのドライフラワーを長持ちさせるコツ
ドライフラワーは直射日光や湿気に弱いため、飾る場所には工夫が必要です。特に窓際や水回りに置くのは避け、風通しの良い場所に飾るようにしましょう。また、ひまわりのドライフラワーは時間が経つとほこりがたまりやすいため、定期的にお手入れをして、常に美しい状態を保つことが大切です。
ひまわりをドライフラワーにした後は、その独特な魅力を最大限に活かしてインテリアに取り入れることができます。花瓶にシンプルに飾る方法や、スワッグやリースのようなアレンジを楽しむことで、ひまわりを一年中楽しむことができます。飾る場所やお手入れを工夫すれば、長期間その美しさを保つことができます。ドライフラワーを活用したおしゃれで素敵なインテリア作りにチャレンジしてみましょう。
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”
人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、
とても素敵だと思いませんか。
私達ぶ.る.-むがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。
ウエディングブーケや記念の花束など、
特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、
あなただけのアートを製作し、お届けします。