花束を渡すまでの適切な保管方法とは?翌日・2日後も鮮度を保つためのコツについてご紹介します。
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■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
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花束を渡すまでの適切な保管方法とは?鮮度を保つためのコツ
花束をプレゼントするなら、最高の状態で贈り、受け取った相手の心に残る瞬間を演出したいですよね。
しかし、渡すまでに時間が空いてしまうと、花がしおれたり花びらが散ったりして、
せっかくの気持ちが台無しになることもあります。
この記事では、花束を翌日や2日後に渡す際の保管方法と、長持ちさせるための具体的なコツを紹介します。
少しの工夫で、花束を新鮮なまま保つことができ、
贈る相手に喜ばれる美しい花束をプレゼントできるでしょう。
花束はどれくらい日持ちする?保管の目安を知ろう
一般的に、ラッピングされた状態の花束が美しさを保てるのは約5時間程度です。
ただし、季節によって花の持ちは異なります。
- 夏場:2〜3時間が目安
- 冬場:半日ほど保つことが可能
もし翌日や2日後に花束を贈りたい場合は、単にそのまま置いておくだけではなく、
特別な保管方法が必要です。
ラッピングを外し、花瓶や容器に花を水につけておくと、鮮度を維持しやすくなります。
長持ちさせるための具体的な保管方法
ラッピングされたままの状態では花が蒸れて傷むリスクが高くなります。
湿気がこもることでカビも発生しやすいため、
特に翌日以降に渡す場合はラッピングを外すことが推奨されます。
茎を水に浸ける「水揚げ」を行う
花束はカットされた状態で水の吸収が弱くなっています。
そのため、茎を切り戻し、水にしっかりと浸ける「水揚げ」を行いましょう。
これにより花が吸水しやすくなり、元気を取り戻します。
茎は斜めにカットすることで、より多くの水を吸い上げられます。
涼しい場所に置く
花は高温に弱いため、直射日光が当たらない涼しい場所で保管しましょう。
夏場は特に注意が必要で、エアコンの効いた部屋や冷涼な玄関などが最適です。
翌日までの保管に役立つポイント
- フラワーネットやペーパーで根元を保護し、水が漏れないようにしておく
- 花束専用の保水ジェルや保湿剤があれば、使用すると鮮度が長持ち
- 渡す直前にもう一度「水揚げ」を行うと、花がさらに美しく見えます
花束をきれいな状態で渡す心遣いが大切
花束を美しい状態で渡すことは、相手への心からの思いやりを伝える手段のひとつです。
渡すタイミングが遅れる場合も、適切な保管とケアで鮮度を保つことが可能です。
ラッピングを外し、水に浸けて保管するだけでも、花の元気を維持できます。
さらに、受け取った相手が長く花を楽しめるよう、渡す前の再度のケアが大切です。
翌日や2日後に渡す際は、花束をそのままにしておかず、ラッピングを外し水に浸けることが鮮度維持のポイントです。直射日光や高温を避け、涼しい場所で保管するだけで、花の美しさをしっかりと保てます。こうした心遣いが、贈る相手にとって忘れられない素敵な瞬間を演出する鍵となります。
花束を長持ちさせるための6つの保管ポイント
大切な人へ贈る花束は、できるだけ長く新鮮な状態で保ちたいものです。
適切な保管方法を知っておくことで、渡すタイミングが翌日や数日後になっても、
花束の美しさを損なうことなく相手に喜んでもらえます。
ここでは、花束を長持ちさせるための6つの具体的な保管方法を紹介します。
シンプルな工夫で花の鮮度が大きく変わるため、ぜひ実践してみてください。
1. 風通しの良い涼しい場所(5℃~15℃)に置く
花は温度と湿度の影響を受けやすいため、5℃〜15℃の涼しい場所が最適です。
特に夏場は高温多湿で花が傷みやすいため、
廊下や玄関のように温度変化が少ない場所で保管するのが効果的です。
冬の寒い時期でも、暖房の効いた部屋は避けましょう。
■クローゼット保管の注意点
- 花粉や香りが衣類に付着しないようにする
- 冷房が効いている部屋でも、冷気が行き届いていないと蒸れる可能性があるため、適度な換気を確認する
2. 直射日光や冷房の風を避ける
直射日光やエアコンの風は花の水分を急速に奪い、枯れやすくなります。
部屋の中で保管する場合は、直射日光の当たらない涼しい奥の場所を選びましょう。
エアコンの風が直接花束に当たらないように注意し、
花の鮮度を保ちます。
3. 花束は立てて保管する
花束を保管する際、横に寝かせると重みで花が潰れる原因になります。
下になった花が押されて形が崩れ、茎が折れるリスクもあります。
紙袋や花束用の専用ボックスに立てて保管するか、
花瓶やバケツに入れて支えると、花の形が保たれます。
4. 花びらを濡らさないようにする
洗面所やお風呂場など、水気のある場所での保管は注意が必要です。
水滴が花びらに付くと、シミやカビの原因になるため、
ラッピングにも水がかからないよう配慮しましょう。
万が一水が心配な場合は、花束を紙袋や新聞紙で包んで保護するのも効果的です。
5. 鮮度保持剤を使う
切り花の鮮度を保つためには、鮮度保持剤の使用が効果的です。
これは栄養分や抗菌剤を含んだ保水材で、水切れを防ぎ花の寿命を延ばします。
特に、エコゼリーのようなジェル状の保水材は、宅配便など長時間の移動にも適しています。
花束を注文する際に、保水材を追加してもらえるか確認するのも良いでしょう。
6. 必要に応じてラッピングを外す
ラッピングされたままだと花が蒸れやすく、鮮度が落ちることがあります。
翌日以降に花束を渡す予定がある場合は、ラッピングを一時的に外し、
花瓶やバケツで水に浸けておくと効果的です。
再度ラッピングする際は、形を崩さないように慎重に包み直しましょう。
不安がある場合は、花屋に相談するのが安心です。
花束を最高の状態で相手に渡すためには、適切な保管が不可欠です。風通しの良い涼しい場所に置き、直射日光やエアコンの風を避けることが基本です。また、鮮度保持剤を活用し、ラッピングを外して一時的に水につける工夫も重要です。花束を立てて保管することで形が崩れず、花びらに水がかからないよう気を付けることで傷みを防ぎます。こうした小さな心配りが、贈る側の思いやりを伝え、相手の心に深く響く贈り物となるでしょう。
車内で花束を保管する際の6つの重要ポイント
特別な日に花束をプレゼントするために車での移動中に保管する場合、
花の鮮度を守るための工夫が欠かせません。
車内は外気温の影響を受けやすく、保管方法を誤ると花束が傷んでしまう恐れがあります。
ここでは、車内で花束を無事に保管するための6つの重要なポイントを紹介します。
1. 車内でも花束は立てて保管する
花束を車に積む場合、横に寝かせると花が重さで潰れるリスクがあります。
さらに、車の走行中の振動で花同士が擦れ、傷む原因になることも。
花束は、紙袋や専用ボックスに入れ、立てた状態で固定するのがベストです。
立てておくことで形が崩れにくく、保水材も均等に行き渡ります。
2. ヘッドレストに袋ごと吊るすと安定する
花束を紙袋に入れた状態でヘッドレストに吊るすと、
ブレーキやカーブの際にも倒れる心配がなく、安全です。
助手席のヘッドレストにかければ、サプライズプレゼントとして見つかりにくいというメリットも。
後部座席のヘッドレストにかけて、トランク側に隠すのも効果的な方法です。
3. トランクに置く際の注意点
トランクに花束を置く場合、他の荷物が花にぶつからないよう整理しましょう。
立てた状態で固定するために、クッションやタオルで支えるのがおすすめです。
また、ラゲッジボードが花束の上部に当たらないよう高さに注意してください。
斜めに配置することで、花が潰れるのを防ぎ、水漏れの心配も軽減できます。
4. 夏場の車内での保管は厳禁
夏場の車内は短時間でも花にとって過酷な環境です。
炎天下では車内温度が急上昇し、わずか数分で花がしおれてしまうこともあります。
走行中に冷房をつけていても、エンジンを切った瞬間から温度が上がるため、
花束を車内に置き去りにしないようにしましょう。
レストランや施設に立ち寄る際は、店内で保管できるか相談すると安心です。
5. 氷点下になる地域では寒さに注意
極寒の地域では、車内での保管にも注意が必要です。
氷点下の温度では花が凍ってしまい、一度凍った花は適温に戻しても元に戻りません。
特に冬の夜間は温度が急激に下がるため、車内だけでなく、
屋内での保管場所にも配慮しましょう。
6. 車での保管を最小限にする計画を立てる
車内は一時的な保管場所と考え、できる限り花束を別の場所で保管できるプランを立てましょう。
レストランや施設で保管を依頼する、受け渡しを早めるなど、
事前に工夫しておくことが大切です。
移動以外の時間は、できるだけ花にとって快適な環境を整えましょう。
花束を車内で保管する場合、立てて固定すること、適温に配慮することが重要です。夏場の高温や冬場の極寒では、数分の放置でも花が傷むリスクがあるため、車に長時間置き去りにしないよう心がけましょう。また、トランクでの保管では他の荷物との接触を防ぐ工夫が必要です。最も良いのは、車での保管時間を最小限に抑える計画を立てることです。これにより、大切な花束を最適な状態で相手に渡せるようになります。
渡す前にしおれた花束を蘇らせる!応急措置と注意点
どんなに気をつけていても、花束がしおれてしまうことは起こりうるものです。
特に外出先での保管が長引いた場合、花の元気がなくなることも。
そんなときに慌てず対応できるよう、
しおれた花束を蘇らせるための応急措置を覚えておきましょう。
花束全体や一部がしおれた場合に効果的な3つの応急措置とその注意点を解説します。
1. 花束全体がぐったりしているときは根本に水を足す
水切れが原因で花束全体がぐったりしている場合、
まずは根本部分への給水が有効です。
以下の手順で実施しましょう:
- 細口の水差しボトルを使って、ラッピングの隙間から水を注ぐ
- ラッピングが外せるなら、外して直接根本部分を確認しながら給水する
ただし、一度完全にしおれた花は元に戻りにくいため、
これはあくまで応急的な対応です。
花の状態がひどくなる前に、早めの給水が肝心です。
2. 一部の花がしおれている場合は抜き取りも検討
花束の中で1〜2本がしおれている程度なら、抜き取るのも一つの方法です。
しおれた花を残しておくと、花束全体の印象が悪くなります。
- 小花やグリーン系の植物なら、多少抜いても見た目への影響は軽微
- スプレー状の花は傷んだ部分だけ切り取ることで美観を保てます
しかし、バラやガーベラなどのメインの花を抜くと、
花束全体のバランスが崩れることがあります。
どうしても抜く必要がある場合は、頭だけ切り取り、
残った茎が見えないように注意しましょう。
3. 霧吹きで水分補給をする際の注意点
蒸発した水分を補うために、霧吹きで葉に水をかけるのも効果的です。
ただし、花びらが水に弱い花も多いため、以下の点に注意してください:
- 葉の部分に軽く霧吹きし、花びらは避ける
- 花びらに水がかかると、シミができたり傷みの原因になることがある
- 至近距離での霧吹きは、ラッピングペーパーに水がかかるのを防ぐポイント
ラッピングが汚れたり破れたりしないよう、丁寧に扱いましょう。
花束がしおれてしまっても、適切な応急措置を取ることで美しい状態に戻せます。根本に水を足して水分を補給し、しおれた花は適宜取り除くことで、見た目の美しさを保てます。さらに、霧吹きを使って蒸散した水分を補う際は、葉にだけ水をかけることが重要です。こうした工夫を施すことで、相手に花束を渡す瞬間を最高の形で演出できます。贈り物の価値は、花そのものの美しさだけでなく、その美しさを保とうとする心遣いにも表れます。
よくある花束の保管方法に関する疑問と解決策
花束をプレゼントする際、適切な保管方法を知っておくことはとても重要です。
思いがけない環境の変化で、せっかくの花束がしおれてしまうことを避けるため、
よくある保管に関する疑問を解決していきます。
ぜひ参考にして、贈る瞬間まで花の美しさを保ちましょう。
1. 家での保管に適した場所はどこ?
花束の保管場所は、季節や室内環境によって変わります。
以下のポイントを参考に、最適な場所を見つけましょう。
- 夏場:風通しの良い涼しい廊下や、冷房の効いたリビングが理想的。
- 冬場:温度変化が少ない寝室がおすすめ。廊下も暖かければ問題ありませんが、冷え込みには注意が必要です。
■玄関保管のメリット・デメリット
玄関は便利ですが、開閉時に温風や寒風が入り込み、温度管理が難しいため、
花の保管には不向きなこともあります。
- 南側の玄関:夏場は暑くなりやすい
- 北側の玄関:冬は冷え込みが厳しい
サプライズで花束を準備する場合は、涼しい寝室やクローゼットなど、
温度が安定した場所に置くと良いでしょう。
冬の晴れた日中なら、ベランダでの一時保管も検討できます。
2. 冷蔵庫で花束を保管してもいい?
家庭用冷蔵庫は花束の保管には不向きです。
以下の理由を踏まえて、冷暗所での保管をおすすめします。
- 花屋の冷蔵庫:5℃〜10℃に保たれているため、花にとって適温
- 家庭用冷蔵庫:3℃〜5℃と低すぎる温度が標準のため、花が冷えすぎてしまう
花にとって寒すぎる環境は傷みの原因になるため、
直射日光の当たらない冷暗所での保管が最適です。
3. 日持ちしやすい花の種類とは?
長持ちする花を選ぶのも、渡すまでの時間が長い場合の有効な対策です。
以下は、日持ちしやすい花の代表例です。
- カーネーション:丈夫で色持ちが良い
- ガーベラ:見た目も華やかで管理がしやすい
- キク:季節を問わず長持ちする優秀な花
- ユリ:大きな花弁が特徴的で香りも楽しめる
- ヒマワリ:夏に強く、明るい印象を与える
- カスミソウ、スターチス:小花でも存在感があり、乾燥に強い
■その他おすすめの花材
- ドラセナ、レモンリーフ、ユーカリなどのグリーン系
- 洋ラン、アンスリウムなどの熱帯植物
- プロテア、ピンクッションなどのワイルドフラワー
これらの花は、季節を問わず花屋で入手しやすく、保管しやすい種類です。
注文時に花屋に相談し、適した花材を選ぶことで、
長く楽しめる花束を準備できます。
花束を最適な状態で渡すためには、環境に合った保管方法が欠かせません。夏場や冬場のように温度が極端な時期には、涼しい廊下や寝室など温度管理がしやすい場所を選ぶのが効果的です。家庭用冷蔵庫は花にとって寒すぎるため避け、日持ちしやすい花を選ぶのも一つの工夫です。万が一保管場所に悩んだ場合は、花屋に相談して適切な対応を確認するのが安心です。適切な保管で花束を美しく保ち、受け取った相手に感動を与えましょう。
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”
人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、
とても素敵だと思いませんか。
私達ぶ.る.-むがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。
ウエディングブーケや記念の花束など、
特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、
あなただけのアートを製作し、お届けします。