両家顔合わせの挨拶:口上文例集と挨拶のマナー

2024.07.01 / Bloom

両家顔合わせの挨拶:口上文例集と挨拶のマナーについてご紹介します。

アフターブーケ(ぶるーむ)

■本記事の監修■

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アフターブーケ(ぶるーむ)

両家顔合わせの進行には、適切な挨拶の言葉が不可欠です。

誰がどのタイミングで何を言うべきか、一般的な顔合わせの流れに沿って、

必要なシーンごとに挨拶や口上を詳しく解説します。

すぐに使える!言う人別にまとめた口上文例集と、挨拶の際に注意したいポイントも一緒にご紹介します。

家族でぜひ参考にしてください。

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両家顔合わせの基本的な流れ

1. 開会の挨拶

両家が揃ったら、最初に開会の挨拶を行います。この挨拶は通常、新郎または新婦の父親が行います。

例文: 「本日は皆さま、お忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。本日は、両家の親睦を深めるための大切な機会となります。どうぞよろしくお願いいたします。」

2. 自己紹介

次に、両家の自己紹介を行います。順番はどちらの家から始めても構いません。

例文(新郎側): 「改めまして、○○の父、○○と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

3. 結婚に至るまでの経緯説明

新郎新婦が結婚に至るまでの経緯を簡単に説明します。これは、新郎新婦自身が行うことが一般的です。

例文: 「私たちは、大学時代の友人を通じて知り合い、交際を続けてまいりました。このたび、ご縁あって結婚する運びとなりました。」

4. 両家の紹介

続いて、お互いの家族を紹介します。これも、どちらの家から始めても良いでしょう。

例文(新婦側): 「こちらは私の父、○○です。こちらが母、○○です。どうぞよろしくお願いいたします。」

5. 結婚の承諾と感謝の言葉

新郎新婦が結婚の承諾と感謝の気持ちを述べます。

例文: 「両親の温かいご支援とご理解をいただき、心から感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」

6. 閉会の挨拶

最後に、閉会の挨拶を行います。この挨拶も、開会の挨拶と同様に新郎または新婦の父親が行うのが一般的です。

例文: 「本日はお忙しい中、皆さまにお集まりいただきありがとうございました。これからも両家が協力し合い、良い関係を築いていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」

挨拶のポイントとマナー

  1. 簡潔かつ丁寧に: 長々と話すのではなく、簡潔に要点をまとめましょう。
  2. 感謝の気持ちを伝える: どの挨拶においても、感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。
  3. 言葉遣いに注意: 丁寧な言葉遣いを心がけ、失礼のないようにしましょう。
  4. リハーサルを行う: 事前にリハーサルを行い、スムーズに進行できるよう準備しておきましょう。

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両家顔合わせで挨拶が必要なシーン

まずは両家顔合わせの流れを確認し、挨拶が必要な場面を見ていきましょう。

一般的な両家顔合わせ食事会の流れ

  1. 待ち合わせ
  2. 入室
  3. 始まりの挨拶
  4. 両家の家族紹介
  5. 婚約記念品のお披露目または交換
  6. 両家全員で記念撮影
  7. 乾杯の挨拶
  8. 食事・歓談
  9. 結びの挨拶
  10. 解散

この流れの中で、挨拶が必要な場面は以下の4つです:

  • 始まりの挨拶
  • 家族紹介
  • 乾杯の挨拶
  • 結びの挨拶

また、婚約記念品のお披露目の際には、二人が簡単な口上を述べる場面もあります。

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1. 始まりの挨拶

両家が揃ったら、まず始まりの挨拶を行います。通常、この挨拶は新郎または新婦の父親が担当します。

例文: 「皆さま、本日はお集まりいただきありがとうございます。両家の親睦を深めるための良い機会とさせていただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。」

2. 家族紹介

続いて、両家の家族紹介を行います。順番はどちらの家から始めてもかまいません。

例文(新郎側): 「改めまして、○○の父、○○と申します。今日はどうぞよろしくお願いいたします。」

3. 乾杯の挨拶

食事の前に乾杯の挨拶を行います。これも通常は父親が担当します。

例文: 「本日はお集まりいただきありがとうございます。それでは、両家の幸せを願って乾杯!」

4. 結びの挨拶

食事と歓談が終わったら、最後に結びの挨拶を行います。この挨拶も、始まりの挨拶と同様に新郎または新婦の父親が担当します。

例文: 「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。これからも両家が協力し合い、良い関係を築いていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」

婚約記念品のお披露目

婚約記念品のお披露目の際には、新郎新婦が簡単な口上を述べます。

例文: 「この度、私たちは婚約を結びました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」

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挨拶する人は誰がいい?

通常、新郎や新郎の父親が進行役を兼ねて挨拶をすることが多いですが、特に決まったルールはありません。

新婦や兄弟、または新郎新婦二人がそれぞれ挨拶をするのも一つの方法です。また、家族全員が関与できるようにシーンごとに分担するのも良いアイデアです。家族に挨拶をお願いする場合は、事前に相談し、早めに依頼しておきましょう。

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シーン別挨拶・口上の文例

ここからは、両家顔合わせで必要な挨拶・口上のシーンごとに、どのような内容を話すべきか、注意点とともに解説します。

始まりの挨拶

両家顔合わせの始まりを告げる挨拶では、以下のポイントを含めると良いでしょう。

  • 会の概要と趣旨の説明
  • 出席者への感謝の気持ち

特に遠方から来てくれた方には、その感謝の気持ちを盛り込むと好印象を与えます。この挨拶がその後の会の雰囲気を左右するので、フォーマルな雰囲気を大切にする場合は丁寧な言葉を使い、カジュアルな雰囲気を求める場合は柔らかい言葉を選びましょう。

長すぎると冗長になりがちなので、短めにまとめることで、場が引き締まり良いスタートが切れます。

文例 「皆さま、本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。本日は両家の親睦を深めるための場として、この会を設けさせていただきました。遠方からお越しいただいた方々にも感謝申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。」

家族紹介

家族紹介では、それぞれの家族が自己紹介を行います。順番はどちらの家から始めてもかまいません。

文例 「改めまして、○○の父、○○です。今日はどうぞよろしくお願いいたします。」

乾杯の挨拶

食事の前に乾杯の挨拶を行います。この挨拶も通常は父親が担当します。

文例 「本日はお集まりいただきありがとうございます。それでは、両家の幸せを願って乾杯!」

結びの挨拶

食事と歓談が終わったら、最後に結びの挨拶を行います。この挨拶も、始まりの挨拶と同様に新郎または新婦の父親が担当します。

文例 「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。これからも両家が協力し合い、良い関係を築いていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」

婚約記念品のお披露目

婚約記念品のお披露目の際には、新郎新婦が簡単な口上を述べます。

文例 「この度、私たちは婚約を結びました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」

まとめ

両家顔合わせは、新たな家族関係を築くための大切な機会です。適切な挨拶を通じて、両家の絆を深める良い機会としましょう。シーンごとの挨拶や口上文例を参考に、家族全員でしっかりと準備を整えてください。良い雰囲気で顔合わせを進めるためには、事前のリハーサルも効果的です。

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親が挨拶する場合の文例

はじまりの挨拶

お父様が挨拶する場合

文例1:

「本日は遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございます。〇〇さんと◇◇の婚約に際し、このように皆様にお集まりいただけたことを大変うれしく思います。どうぞ最後までよろしくお願いいたします。」

文例2:

「本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。お食事や歓談を通じて、両家の絆を深める楽しい会にしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

家族紹介の挨拶

文例1:

「改めまして、〇〇の父、□□です。今日はこのような機会をいただき、感謝しております。どうぞよろしくお願いいたします。」

文例2:

「こんにちは、◇◇の母、△△です。お会いできるのを楽しみにしていました。これからどうぞよろしくお願いいたします。」

乾杯の挨拶

文例1:

「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。それでは、両家の未来に乾杯!」

文例2:

「皆さま、今日は本当にありがとうございます。両家の幸せを願って、乾杯しましょう。」

結びの挨拶

文例1:

「本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございました。これからも両家で協力し合い、良い関係を築いていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」

文例2:

「今日は皆さんと素晴らしい時間を過ごすことができ、心より感謝しております。今後とも両家の関係を大切にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

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ふたりが挨拶する場合の文例

はじまりの挨拶

文例1:

「本日は、お忙しい中、私たちのためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。改めて婚約のご報告と両家の紹介をさせていただきたく、このような場を設けました。どうぞ最後までよろしくお願いいたします。」

文例2:

「本日は、私たちのためにお集まりいただき、ありがとうございます。私と〇〇さんの婚約を祝し、両家の親睦を深める機会を作りたく、この場を設けました。これを機に、両家の絆が一層深まることを願っております。ぜひリラックスしてお楽しみください。」

家族紹介の挨拶

「それでは、両家の紹介をさせていただきます。まずは、私の家族からご紹介いたします。」

乾杯の挨拶

「皆さま、本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。両家の幸せと今後の絆を祝して、乾杯!」

結びの挨拶

文例1:

「本日はお忙しい中、私たちのためにお集まりいただき、ありがとうございました。皆さまのおかげで素晴らしい時間を過ごすことができました。これからも両家で協力し合い、素敵な関係を築いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」

文例2:

「今日は皆さまと素晴らしい時間を共有でき、心から感謝しております。これからも両家の絆を大切にし、温かい関係を築いていければと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。」

家族紹介の挨拶

家族紹介の基本

家族紹介は、両家の代表者1名が全員を紹介するのが一般的です。ただし、代表者がメインの進行を務めつつ、一人ずつ自己紹介をしてもらう形式もあります。

紹介の際には以下の情報を含めることが重要です。

  • 新郎新婦から見た続柄
  • 名前

さらに、余裕があれば趣味や最近の出来事も添えると良いでしょう。これにより、親近感が生まれ和やかな雰囲気を作り出し、この後の歓談時間での会話のきっかけにもなります。

全員を代表者が紹介する場合

例1:

「これから△△家をご紹介いたします。私は新婦の父、(名前)でございます。このたびは遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

「隣におりますのが新郎の母、(名前)でございます。その隣が新郎の兄、(名前)と妹、(名前)です。」

例2:

「新郎の◇◇です。△△家をご紹介いたします。まずは父の(名前)と母の(名前)です。ふたりとも旅行が趣味で、〇〇さんの地元の温泉にもよく訪れています。どうぞよろしくお願いいたします。」

自己紹介形式の場合

新婦の挨拶:

「新婦の◇◇です。■■家をご紹介します。」

父の挨拶:

「◇◇の父、(名前)です。休日は釣りに行くのが趣味です。どうぞよろしくお願いいたします。」

母の挨拶:

「母の(名前)です。読書が好きで、今はミステリーを読んでいます。どうぞよろしくお願いいたします。」

妹の挨拶:

「妹の(名前)です。本日はおめでとうございます。〇〇さんと家族になれることを心より嬉しく思っております。これからもどうぞよろしくお願いします。」

婚約記念品のお披露目または交換

婚約記念品のお披露目・交換の流れ

両家顔合わせで婚約記念品をお披露目・交換する際には、特別な挨拶は不要ですが、贈る際と受け取る際に一言添えることで、セレモニーの雰囲気を一層引き立てることができます。

婚約記念品交換・お披露目の口上

新郎:

「私から〇〇さんへ、婚約記念品の指輪を贈ります。」

新婦:

「ありがとうございます。私から◇◇さんには時計を贈ります。」

新郎:

「ありがとうございます。末長く大切にします。」

婚姻届の証人欄へのサインをお願いする場合

婚姻届の証人欄にサインをお願いする場合には、記入前と記入後に感謝の気持ちを伝える言葉を添えると良いでしょう。

サイン記入前の挨拶:

「婚姻の証人欄への記載を、両家を代表してそれぞれの父にお願いしたいと思います。」

サイン記入後の挨拶:

「ふたりの婚約を認めていただきありがとうございます。〇月△日に提出する予定です。お互いの家族のように明るい家庭を築いていきたいと思っていますので、末長くよろしくお願いいたします。」

乾杯の挨拶

乾杯の挨拶のポイント

乾杯の挨拶はシンプルに「乾杯!」でも問題ありませんが、おもてなしの気持ちを込めて一言添えると、より温かみが増します。親が挨拶する場合は、両家のつながりや新郎新婦を祝福する言葉を加えると良いでしょう。

親が挨拶する場合の文例

「僭越ながら、私が乾杯の音頭を取らせていただきます。ふたりの前途を祝して乾杯!」

「両家の結びつきを祝い、乾杯!」

新郎新婦が挨拶する場合の文例

「どうか本日はゆっくりと、美味しい食事をお楽しみください。乾杯!」

「今後とも末永くよろしくお願いいたします。乾杯!」

結びの挨拶

結びの挨拶は、誰が行うかによって内容が異なります。

親が挨拶する場合

親が挨拶をする際には、相手側への感謝と、新郎新婦への祝福や激励の言葉を中心にまとめましょう。

親の挨拶の文例

「宴もたけなわではございますが、そろそろお開きの時間となりました。これからも両家でふたりを見守っていけたらと思います。今後ともよろしくお願いします。」

「本日は〇〇さんと◇◇のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。この縁を大切に、今後も良好な関係を築いていきましょう。今後ともよろしくお願いいたします。」

ふたりが挨拶する場合

新郎新婦が挨拶をする際には、結婚への想いや親への感謝の言葉を含め、今後のサポートをお願いする内容にしましょう。

ふたりの挨拶の文例

「本日は私たちのためにこのような時間をいただき、ありがとうございました。未熟なふたりですが、温かい家庭を築いてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

「本日はお忙しい中、ありがとうございました。△△家と■■家がこうしたご縁に恵まれたこと、とても嬉しく思います。これから結婚式などでお力をお借りすることもあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

両家顔合わせの挨拶・口上の注意点

挨拶の際の姿勢

はじまりと終わりの挨拶は、そのつど立って行うと丁寧です。自己紹介の時も自分の番が来たら立ち上がり、自己紹介が終わったら一礼してから座りましょう。また、パートナーの名前を呼ぶ際には、呼び捨てにせず「さん」を付けるのを忘れないようにしましょう。

カンペの活用

挨拶の言葉に不安がある場合は、メモを用意しておくのも一つの手です。メモを見ながらの挨拶はマナー違反ではありません。ただし、最初から出しておくのではなく、必要な時に取り出せるようポケットに忍ばせておくと自然です。

スマートな挨拶で好感度アップ!思い出に残る顔合わせの食事会に

挨拶の準備で心の余裕を

事前に挨拶の内容をしっかり把握しておくことで、当日は心に余裕を持って臨むことができます。スマートな挨拶は、相手のご両親からの好感度もアップさせる大きなポイントです。

両家顔合わせの重要性

両家顔合わせは結婚前の大切なイベントの一つです。この機会は、両家の親睦を深める場でもあり、結婚生活のスタートを祝う特別な時間です。挨拶や進行の準備を完璧に整え、楽しく思い出に残る会にしましょう。

 

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