もらった花束を残したい!おすすめの保存方法についてご紹介します。
花束を長持ちさせる方法:もらった後を徹底解説! | ぶるーむ
特別な場面で贈られることが多い花束。
どうやって保存すればいいのか分からないと困ることもありますよね。
花の寿命は短く、そのまま飾っておくだけでは長く楽しむことができません。
本記事では、大切な花束を美しく残す方法についてご紹介します。
特別な思い出をきれいに残したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
貰った花束を残したい!
結婚式やプロポーズで貰った花束には特別な思いが込められています。
長年支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちを表す花束や、
結婚式の装飾に使われたブーケなど、
特別な花は少しでも長く手元に残しておきたいものです。
しかし、普段から花に触れる機会が少ないと、
保存方法がわからないこともあるでしょう。
特別な日に貰った花束をすぐに捨てたり、
枯らしてしまうのはもったいないです。
花瓶で飾って楽しむだけでも良いですが、加工して違う形で手元に残す方法もあります。
本記事では、特別な花束を美しく保存する方法についてご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、素敵な思い出を長く楽しんでください。
さらに、花束を保存する際には、いくつかのポイントに気をつけることで、
より美しく長く楽しむことができます。
例えば、花瓶に飾る場合は水をこまめに取り替え、
切り口を斜めにカットしておくと花の寿命が延びます。
また、直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に置くことも大切です。
加工して保存する方法としては、
ドライフラワーや押し花、レジンアートなどがあります。
これらの方法を活用することで、花の美しさを長期間保つことができます。
特にドライフラワーは手軽にでき、インテリアとしてもおしゃれです。
このように、花束を美しく保存するためのポイントや加工方法を参考にして、
大切な思い出をいつまでも楽しんでください。
もらった花束を残す方法
ここからは、花束を残すための5つの方法をご紹介します。
自宅にあるものだけで気軽にできる簡単な方法から、
専用の道具が必要な方法まで詳しく説明しますので、ご自身に合った保存方法が見つかるでしょう。
また、花の種類によって適した保存方法が異なります。
花束に使われている花の特徴を知ることで、よりきれいな状態で保存できるでしょう。
花束を残す方法①押し花にする
まず最初に紹介するのは、押し花にして保存する方法です。
押し花とは、花を押して平らに乾燥させたものを指します。
小さい頃に作った記憶がある方もいるかもしれません。
この方法は、カスミソウやコスモスなどの花びらが薄くて水分が少ない花におすすめです。
専用の道具を使わなくても、本に挟むだけで簡単に作ることができるため、
とても手軽な方法です。
咲いたばかりの新鮮な花だときれいに色が出るので、早めに加工しましょう。
■押し花のメリット
押し花を作るための材料は自宅にあるものがほとんどなので、材料費がかかりません。出来上がった押し花は、額縁に入れてお部屋のインテリアとして飾ったり、キーホルダーや栞などにアレンジすることも可能です。
また、加工中は本に挟んでおくだけなので、スペースを取らないのも利点です。数日しか持たない花も、押し花にすることで長期間楽しむことができます。
■押し花のデメリット
花がしっかりと乾燥するまでには1週間ほど待たなければなりません。きれいな色を保つためには、新聞紙を1〜2日置きに取り替える必要があるので、少し手間がかかります。この時、乾燥しきっていない花が破れたり折れたりすることがあるので注意が必要です。
早く乾燥させるためにアイロンや電子レンジを使う方法もありますが、
温度や加熱時間を間違えると花が焦げたり色が悪くなったりするリスクがあります。
このように、押し花は手軽にできる保存方法でありながら、
美しい思い出を長く残すことができます。
自宅にあるもので簡単に試せるので、ぜひ挑戦してみてください。
押し花を作る際、花の配置を工夫することで、完成後のデザインがより美しくなります。
例えば、色とりどりの花を組み合わせたり、葉や茎も一緒に押しておくと、
華やかな作品が出来上がります。
また、押し花にした後は、防水スプレーを軽くかけておくと、色あせや湿気から花を守ることができます。
このように、押し花は手軽にできる保存方法でありながら、
美しい思い出を長く残すことができます。
自宅にあるもので簡単に試せるので、ぜひ挑戦してみてください。
花束を残す方法②地植えする
次に紹介するのは、地植えして花を育てる方法です。
地植えとは、花壇やプランターなどの地面に直接花を植えることを指します。
まず、挿し木で育てることから始めましょう。
バラやアジサイは挿し木にして育てやすい花です。
特にバラは結婚式やプロポーズで使われることが多く、
記念に残したい方も多いのではないでしょうか。
挿し木には、花を切り取った枝の部分だけが必要ですので、
花自体は他の方法で保存することもできます。
挿し木が成功すれば、再び美しい花を楽しむことができるでしょう。
■地植えのメリット
地面に直接植えることで、花が自然に成長する姿を楽しむことができます。土の量に制限がないため、根を深く広く張って大きく育てることができます。
また、土から水分を吸収するため、毎日水やりをする必要がありません。挿し木を育てるにはコツがいりますが、成長する過程にやりがいを感じられます。しっかりと根付いた後は、再び美しい花を楽しむことができるでしょう。
■地植えのデメリット
地植えをするためには、まず土を栄養豊富な状態に改良する必要があります。土は重量があるため、入れ替えや廃棄作業はかなりの重労働です。また、雑草も生えやすいため、定期的に草むしりを行う必要があります。
さらに、挿し木を育てることは難しく、
手間がかかる上に失敗することもあります。
うまく育って花を咲かせたとしても、雨風にさらされて花が散ってしまうこともあるでしょう。
このように、地植えして花を育てる方法にはメリットとデメリットがありますが、
成功すれば長く楽しむことができます。
特別な思い出の花を育ててみたい方は、ぜひ挑戦してみてください。
さらに、地植えで花を育てることは、環境への配慮にもつながります。
庭やプランターで育てた花は、周囲の景観を美しくし、
虫や鳥などの自然の生態系をサポートする役割も果たします。
また、ガーデニングはストレス解消やリフレッシュ効果があり、日々の生活に彩りを加えてくれるでしょう。
挿し木を始める際は、適切な時期と方法を調べておくことが成功の鍵です。
春や秋は挿し木に最適な季節で、根が張りやすくなります。
剪定や肥料の与え方なども勉強しておくと、より健康な植物に育てることができます。
このように、地植えは手間がかかる部分もありますが、
特別な思い出の花を長く楽しむための素晴らしい方法です。
花の成長を見守りながら、自然との触れ合いを楽しんでみてください。
花束を残す方法③ドライフラワーにする
3つ目に紹介するのは、ドライフラワーにして保存する方法です。生花を乾燥させることでできるドライフラワーは、時間の経過とともに色の変化を楽しむことができます。水やりも必要なく、管理がしやすいため、インテリアや装飾としても人気があります。
■ドライフラワーの作り方
ドライフラワーの作り方は、自宅にある材料だけで作る簡単な方法や、グリセリンというアルコールの一種を使用する方法があります。どちらの方法も手間がかからず、初めてでも比較的簡単に作ることができます。
■ドライフラワーのメリット
ドライフラワーは、花を乾燥させるだけで作れるため、手間も材料費もほとんどかかりません。乾燥させている間も部屋のインテリアの一部となり、部屋の雰囲気を変える役割も果たします。
ドライフラワーは約1年ほど楽しむことができますが、さらに加工して手元に残すことも可能です。同じ花を2回楽しむことができるのも魅力のひとつです。
■ドライフラワーのデメリット
乾燥させることで花が脆くなり、少しの衝撃で崩れてしまうことがあります。また、色が褪せてしまうため、花本来の鮮やかな色を楽しむことができません。ドライフラワーを作るには、1〜2週間程度の乾燥時間が必要です。
湿気を吸収しやすいため、湿度が高い場所ではカビが繁殖しやすいです。
直射日光に当てると色が抜けてしまうため、飾る場所にも注意が必要です。
ドライフラワーを長持ちさせるためには、乾燥した風通しの良い場所に飾ると良いでしょう。
スプレーで防腐処理をすることもおすすめです。
また、ドライフラワーを使ってリースや花束を作ることで、さらに楽しむことができます。
このように、ドライフラワーは手軽に作れて長く楽しむことができる保存方法です。
ぜひ挑戦して、特別な花束を長く楽しんでください。
花束を残す方法④ハーバリウムにする
4つ目に紹介するのは、ハーバリウムにして保存する方法です。
ハーバリウムとは、ガラスの容器にオイルと花を入れたもので、
手軽に花を楽しめるインテリアフラワーとして人気があります。
■ハーバリウムの作り方と楽しみ方
花の組み合わせや配置を変えることで、さまざまな種類のハーバリウムを作ることが可能です。花だけでなく、ドライフルーツやビー玉も入れることで、アレンジを加えて楽しむことができます。いろいろな種類の花が使われている花束を保存するときにおすすめの方法です。
■ハーバリウムのメリット
ハーバリウムは、花の色や風合いをそのまま残すことができ、長期保存にも向いています。面倒な手入れも必要なく、直射日光を避ければ1年以上もきれいなまま保存することが可能です。
また、生花にはないオイル特有の透明感や浮遊感が楽しめます。部屋の明かりを落としてハーバリウムに光を当てると、幻想的な雰囲気を演出してくれるでしょう。
■ハーバリウムのデメリット
生花をハーバリウムにする場合、一度ドライフラワーにする手間がかかります。水分が含まれていると腐敗しやすくなるため、封入物には水分が含まれていないものを選びましょう。長期保存のためにも、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用します。
また、ハーバリウムを作るにはガラスの容器とハーバリウムオイルが必要ですので、
多少のコストがかかります。
ハーバリウムは、贈り物としても喜ばれるアイテムです。
自分で作って楽しむだけでなく、友人や家族へのプレゼントとしても活用できます。
さらに、季節ごとに異なる花を使ってハーバリウムを作ることで、四季折々の美しさを楽しむことができます。
このように、ハーバリウムは手軽に花を長く楽しめる方法としておすすめです。
ぜひ、特別な花束を美しく保存してみてください。
花束を残す方法⑤レジンでアクセサリーにする
最後に紹介するのは、レジンを使って花びらや花をアクセサリーにする方法です。
レジンとは樹脂のことで、ハンドメイドでは合成樹脂が主に使用されます。
■レジンアクセサリーの魅力
レジンには独特のツヤ感があり、使用する素材やデザインによってさまざまな作品を作ることができます。アクセサリーだけでなく、スマホケースのデコレーションにも活用できます。思い出の花を身につけられるのも、レジンアクセサリーの大きな魅力です。
■レジンアクセサリーのメリット
レジンにはガラスのような透明感があり、花本来の色を損なうことなく美しく加工することができます。出来上がりも軽く、ピアスやヘアアクセサリーに使用しても重さを感じません。
さらに、レジンは衝撃に強く、スマホケースやキーホルダーとして使っても壊れにくいです。もし傷がついても、コーティング剤で補修できます。
■レジンアクセサリーのデメリット
レジンアクセサリーを作るには、レジン液とLEDライトが必要です。レジン液に直接触れるとアレルギーを発症する可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。
また、レジンに入れるものは衛生上、乾燥しているものに限ります。
生花を使用する場合は、まずドライフラワーにする手間がかかります。
■補足情報
レジンアクセサリー作りには、デザインの自由度が高く、
個性的な作品を作れる楽しさがあります。
初めて挑戦する場合は、キットを使ってみるのもおすすめです。
必要な材料が揃っており、手軽に始められます。
また、SNSや動画サイトには作り方の参考になる情報がたくさんあるので、
いろいろなアイデアを取り入れて楽しんでみてください。
このように、レジンを使ったアクセサリー作りは、
自分だけのオリジナルアイテムを作れる素敵な方法です。
ぜひ、特別な花を美しいアクセサリーにして楽しんでください。
花束を押し花にして残す方法
押し花を作るときに大切なのは、花を早くしっかりと乾燥させることです。
水分が多いと乾燥に時間がかかり、上手に押し花が作れません。
押し花に適した花は、水分が少なく、花びらが薄い種類を選ぶと良いでしょう。
■新鮮な花を使うことの重要性
花びらの色味を保つためには、新鮮なうちに加工することが大切です。時間が経つと花びらが変色してしまうため、押し花にする場合はできるだけ早く取り掛かることが重要です。
■ポイントを押さえて美しい押し花を
これらのポイントを押さえることで、より美しい押し花を作ることができます。お気に入りの花を長く楽しむためにも、ぜひ試してみてください。
■キットを購入して押し花にする
たくさんの押し花を一度に作りたいときは、押し花キットを使うのがおすすめです。
キットに付属している乾燥シートは繰り返し使えるので、
一つ持っておけば急に花束をもらったときにも便利です。
■押し花キットの利便性
持ち運びに便利なハンディサイズのキットを選べば、遠方での結婚式にも安心して対応できます。長距離移動や翌日帰宅する場合でも、キットがあれば花が弱る前に美しい状態で押し花にすることができます。
■押し花キットのおすすめポイント
押し花キットは、特別な道具が揃っているため、初心者でも簡単に押し花を作ることができます。急な花束のプレゼントにも対応できるので、一つ持っておくととても便利です。
このように、押し花キットを活用することで、
特別な思い出の花をいつでも美しい状態で残すことができます。
押し花を作る過程も楽しみの一つです。
家族や友人と一緒に押し花を作ることで、さらに思い出が増えるでしょう。
また、押し花を使ってカードやアクセサリーを作るなど、
さまざまなクラフトに応用できます。
こうした手作りアイテムは、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしです。
このように、押し花キットを活用することで、
特別な思い出の花をいつでも美しい状態で残すことができます。
■雑誌や新聞紙に挟んで押し花にする
押し花を作るのに特別なキットは必要ありません。
自宅にあるティッシュペーパーと新聞紙だけで簡単に作ることができます。
■材料と準備
ティッシュペーパー
新聞紙
カッター(花びらが厚い場合)
■作り方
準備:
新聞紙の上にティッシュペーパーを置きます。
花を並べる:
花びらが重ならないように花を並べます。重なっている花びらは間引き、厚みのある花びらはカッターで薄くします。
重ねる:
並べた花の上にティッシュペーパーを置き、その上に新聞紙を重ねます。
重しを乗せる:
最後に、分厚い本や電話帳を重しとして上に置きます。
乾燥:
1〜2日ごとに新聞紙を取り替えながら、約1週間乾燥させます。
これで、押し花が完成です。
■補足情報
自宅にある材料で作る押し花は、手軽で経済的です。
また、押し花作りは、リラックスしながら楽しめる趣味としても最適です。
作った押し花は、カードやインテリアに活用するなど、さまざまな楽しみ方ができます。
この方法を試して、大切な花を美しい押し花にして楽しんでください。
■花束を地植えして残す方法
花束に使われている花は切り花なので、そのまま地植えには向いていません。
しかし、植木鉢で挿し木を発根させてから、花壇やプランターに植え替えることができます。
■挿し木の手順
- 準備するもの
- 4号ポット(直径約12cmの鉢)
- 植木鉢用の土
- 割りばしなどの細い棒
- 花と葉の処理
- 挿し木にする部分の花と葉を切り落とします。
- 土に挿す部分は断面積が広くなるように斜めにカットします。
- 吸水
- 土に植える前に、切り口を1〜2時間ほど水に浸けて吸水させます。
- 鉢植え
- 植木鉢に土を入れ、水を底からあふれるくらいかけて湿らせます。
- 割りばしで穴を開け、挿し木を入れて固定します。
- 育成
- 土が乾燥しないように注意しながら育てます。約1か月半ほどで発根します。
- 地植え
- しっかりと根付いたら、花壇やプランターに植え替えて大きく育てましょう。
■補足情報
挿し木を成功させるためには、適度な水分と日光が重要です。
直射日光を避けた明るい場所で管理すると、発根しやすくなります。
また、根がつくまでの間、風通しの良い場所で管理すると、カビや病気の予防にもなります。
この方法を試して、花束の美しい花を長く楽しんでください。挿し木から育てた花が花壇やプランターで再び咲くと、特別な思い出をより一層鮮やかにしてくれるでしょう。
■花束をドライフラワーにして残す方法