押し花の作り方や楽しみ方をご紹介いたします。
当社BLOOM MAISONのインスタグラムやTikTokでは、
新郎新婦様のブーケや花束をご紹介しています。
よろしければ是非、ご覧くださいね!

■本記事の監修■
当社BLOOM MAISONは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社BLOOM MAISONはアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。

押し花作りのポイント
押し花とは、花に含まれる水分を丁寧に取り除き、
平らにした状態でその美しさを保存する方法です。
この技法を使えば、
花が咲いていた時の鮮やかな色合いや繊細な形をそのまま残すことができ、
インテリアやクラフト作品として幅広く活用できます。
今回は、はじめての方でも気軽に取り組める押し花づくりの基本手順をご紹介します。
■用意するもの
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押し花にしたいお花
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新聞紙(吸水性のある紙で代用可)
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厚みと重さのある本や雑誌(平らであれば代用品でもOK)
■押し花の作り方ステップ
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花の状態をチェック
花を押す前に、しっかり開花していて見た目が整っているか確認しましょう。つぼみやしおれかけのものは避けるのがベストです。 -
新聞紙に並べる
新聞紙を2枚重ねて広げ、その上に花を重ならないよう間隔を空けて並べてください。花びら同士が触れ合うと、うまく押せないことがあります。 -
押し花の準備を整える
並べた花の上にもう一枚新聞紙をかぶせ、さらにその上から平らな本などを載せて均等に重さがかかるようにします。 -
しっかり乾かす
花が完全に乾ききるまで、風通しの良い場所に置いておきます。目安は約2〜4週間。途中で重しを動かしたり外したりすると、花の形が崩れる恐れがあるので、そのままじっと待ちましょう。湿度が高いと乾燥に時間がかかるため、湿気を避ける環境選びも大切です。 -
仕上げと整え
乾燥が終わったら、そっと新聞紙を開き、花を取り出します。不要な茎や葉があれば、ハサミで丁寧にカットして整えてください。
完成した押し花は、
額縁に入れてお部屋のアクセントにしたり、
メッセージカードや手作りしおりにあしらったりと、
多彩なアレンジで楽しめます。
■ワンポイントアドバイス
押し花に適した花とそうでない花があります。たとえば、バラのように厚みがあって水分の多い花は、きれいに仕上げるのが少し難しいかもしれません。はじめは、パンジーやビオラ、カスミソウなど、薄くて扱いやすい花を選ぶとスムーズに取り組めます。

押し花はどのくらい持つ?美しさを長く保つコツとは
押し花は、保存方法に少し工夫を加えるだけで、
何年にもわたってその魅力を保ち続けることができます。
特に大切なのは、保管場所の環境です。
日が直接当たる場所や湿気・高温がこもる空間は避け、
なるべく安定した室内での管理を心がけましょう。
花の種類によって保存状態は異なりますが、
適切に扱えば、数年はもちろん、
10年以上そのままの姿を楽しめることもあります。
ただし、経年変化として、少しずつ色があせたり、
花びらが乾燥して繊細になったりすることもあるため、
丁寧な扱いが必要です。
押し花の美しさをできるだけ長く楽しむためのポイントは、
次の通りです。
・直射日光や高温多湿を避ける
紫外線や湿度は色あせやカビの原因になります。光が直接当たらない場所を選ぶことで、鮮やかさを保ちやすくなります。
・乾燥しすぎにも注意
湿気を避けたい一方で、極端に乾いた空間だと花びらがパリパリに割れやすくなります。湿度が安定している場所を選びましょう。
・空気の入れ替えを意識する
保管しているスペースの空気がこもらないよう、時々窓を開けて空気を循環させることも大切です。
・ズレ防止のためにしっかり固定する
押し花は非常に繊細なので、保管中に花びらや葉が動かないように、額やケースに丁寧に固定しておきましょう。
・収納前には軽くお手入れを
押し花を額に入れる前に、花びらにホコリなどがついていないかチェックし、やさしく拭き取ってから保管すると安心です。
こうした注意点を押さえておけば、押し花は思い出を彩るインテリアとして、長い年月をともに過ごせる存在になります。ほんの少しの気遣いが、その美しさを何年にもわたって守ってくれるのです。

押し花づくりのはじめ方
お花の魅力をそのまま閉じ込める「押し花」。
難しそうに見えるかもしれませんが、
実は特別な道具がなくても、
自宅で簡単に作ることができるんです。
押し花初心者でも無理なくチャレンジできる基本の作り方を、
分かりやすくご紹介します。
■まず用意するものはこちら
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押し花にしたいお花(新鮮で平らな花がおすすめ)
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新聞紙または吸水性のある紙
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厚みのある本や雑誌(重しとして使用)
■押し花作りの基本プロセスはたったの3ステップ!
【ステップ1:花を紙にセットする】
花は開いている状態を選び、必要に応じて大きな葉や茎はカットしておきましょう。二枚重ねた新聞紙の間に、花が重ならないように丁寧に並べてください。
【ステップ2:重しをのせて乾燥させる】
花を挟んだ新聞紙の上からさらに1枚紙を重ね、平らな重しをそっと置きます。そのままの状態で、2〜4週間ほど置いて乾燥させましょう。途中で重しを動かしてしまうと形が崩れる可能性があるので、完成までそのままにしておくのがコツです。
【ステップ3:取り出して仕上げる】
花がしっかり乾いたら、そっと紙を開き、花を取り出します。もし不要な部分が残っていたら、ハサミでやさしく整えてあげましょう。
このようにして、あなただけのオリジナル押し花が出来上がります!
■完成した押し花の活用方法もいろいろ
作った押し花は、フォトフレームに入れて飾ったり、
手作りカードやブックマークのワンポイントにしたりと、
さまざまなシーンで活用できます。
季節ごとの草花を取り入れて、暮らしに彩りを添えるのも素敵ですね。
今回ご紹介した方法はとてもシンプルで、
特別なスキルも必要ありません。
ただし、花の品種や大きさによっては仕上がりに差が出ることもあります。
とくに壊れやすい花を使うときは、焦らずゆっくり、
やさしく扱うのが成功のカギです。
身近な材料だけで始められる押し花づくり。
まずは気に入った一輪から、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
きっと、自然の美しさをあらためて感じられるはずです。

押し花にぴったりの花を選ぶコツとは?
きれいな押し花を作るうえで、
どんな花を選ぶかはとても大切なポイントです。
花の種類によって、仕上がりの美しさや作りやすさが大きく変わってきます。
では、押し花に向いているのはどんなお花なのでしょうか?
■まず注目したいのは、形やサイズが扱いやすいかどうかです。
・平らで薄い形の花
押したときに均一に潰れやすく、仕上がりも自然で整った形になりやすいのが特徴です。花の輪郭が崩れにくく、美しい姿を保てます。
・小ぶりでコンパクトな花
大輪の花は見映えがしますが、押し花にするには少し手間がかかります。花びら同士が重なりやすく、乾燥にも時間がかかるため、はじめのうちは直径が小さい花を選ぶのがおすすめです。
・色味が鮮やかで形が個性的な花
押し花の魅力は、なんといっても色とフォルムの美しさ。もともと発色が良い花は、乾燥後もその印象をしっかり残してくれます。咲いた姿の可憐さが押し花にも反映されます。
・花びらが繊細で、水分が少なめな花
水分量が多いと、乾燥中にカビが出やすくなるため要注意。薄い花びらは乾きやすく、押し花にしやすいのがメリットです。素材としての扱いやすさも、押し花に向いているかどうかの判断基準になります。
押し花に向いている代表的なお花には、
バラやシクラメン、アジサイ、マーガレット、カモミール、スミレ、サザンカなどがあります。
これらは見た目の華やかさに加えて、
押しやすさでも人気があります。
ただし、季節や地域によって手に入りやすい花は異なります。
お花屋さんや園芸店、ホームセンターなどで相談してみると、
自分の住んでいるエリアでちょうど良い押し花向きの花を提案してくれるかもしれません。
初めての方は、まず扱いやすい花から始めてみると、
作業もしやすく、成功しやすくなりますよ。
自然の美しさを残すアートとして、自分だけの押し花を楽しんでみてください。

押し花アートに使える貼り付け方法とは?
押し花アートを作るうえで欠かせないのが、
乾燥させた花をどのように台紙や背景に固定するかという工程です。
仕上がりの見た目や作業のしやすさに直結するため、
使用する接着方法はとても重要です。
ここでは、よく使われている代表的な貼り付け手段をご紹介します。
■ グルーガンでスピーディに接着
手早く作業を進めたい方には、グルーガンがおすすめです。使い方はシンプルで、花の裏に少量のグルーをつけて、すぐに台紙へ押し当てるだけ。接着がすぐに固まるため、短時間で複数の花を固定したいときに重宝します。ただし、熱を加えるため、花がデリケートな場合は慎重に扱いましょう。
■ ボンドでしっかり固定
ボンドは、やや時間はかかるものの確実に接着できる方法です。花の裏面に薄く伸ばして塗り、そっと配置すればOK。完全に乾くまでは動かさずに固定しておくのがポイントです。繊細な花びらにも使いやすく、初心者にも扱いやすい方法といえます。
■ 両面テープで調整しやすく
位置を微調整しながら作業したい場合は、両面テープが便利。花の裏に適量貼ってから配置するだけなので、構図を確認しながら作業を進められます。失敗が少なく、やり直しも可能なため、バランスを見ながらアートを仕上げたいときにぴったりです。
■ 額装で魅せる仕上げに
接着せずに押し花を台紙に乗せ、そのままフレームに収める方法もあります。この場合、花材は動かないように軽く配置する程度でOK。台紙全体を額に入れて完成させることで、立体感のある仕上がりになります。作品を守りながら飾れるという点も大きなメリットです。
押し花の貼り付け方法は目的や素材、飾る場所によって様々です。グルーやボンドでしっかり固定するのか、両面テープで柔軟にレイアウトするのか、または額装で魅せる形にするのか。仕上がりのイメージに合わせて、最適な方法を選んでみてください。押し花の魅力がより一層引き立つアート作品が完成するはずです。

押し花づくりに最適な“挟む素材”とは?
押し花を美しく仕上げるためには、
花をどんな素材に挟むかが意外と重要なポイントです。
選ぶ素材によって、乾燥の早さや色の出方、
花の形の整い方まで大きく変わることがあります。
押し花づくりでよく使われる代表的な素材やアイデアをご紹介します。
● 専用の押し花器を使う方法
短時間で安定した仕上がりを求めるなら、押し花専用の器具を使うのがもっとも効率的です。
・花摘みタイプのプレス器:
花を挟んでそのままプレスするだけで、均一な圧がかかり、初心者でも扱いやすいのが魅力。
・電子レンジ対応の押し花器:
電子レンジで短時間加熱することで、花の水分を素早く飛ばし、色あせを抑えながら時短で作業が可能になります。
● 家にあるもので代用できるアイテム
道具が手元にない場合も心配いりません。実は、身近なものでしっかり押し花が作れます。
・分厚い辞書や雑誌、新聞紙など:
ページの間に花を挟み、その上に重たい本をのせておくだけ。家庭で気軽に始めたい方におすすめの方法です。
● 乾燥を早めたいなら通気性がカギ
仕上がりのクオリティを高めたいなら、空気の流れを意識して素材を選ぶのもひとつの手です。
・メッシュ状の素材や網目のある紙:
こうした素材は通気性がよく、湿気がこもりにくいため、乾燥スピードが格段にアップします。湿気が多い季節にも効果的です。
● DIYでオリジナルの押し花プレス器を作る
手作りが好きな方は、自作のプレス器に挑戦してみるのも楽しい方法です。木の板をカットしてボルトとナットで留めるだけで、世界に一つだけの押し花器が完成。好みに合わせてサイズや形も調整できます。
花を挟むための素材は目的や予算、作業環境に応じてさまざまに選べます。作りたい押し花のタイプや、最終的にどんな用途(カード、アート、しおりなど)に使うかを考えながら、あなたに合った素材を選んでみてください。押し花づくりがもっと楽しく、もっと身近なものになりますよ。

押し花の鮮やかさを長持ちさせるコツ
せっかく仕上げた押し花は、できる限り色鮮やかなまま残したいもの。
そのためには、保管方法やケアの仕方に少し工夫を加えるだけで、
美しさをキープしやすくなります。
以下に、色あせを最小限に抑えるためのポイントをまとめました。
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保管場所の環境を整える
まず意識したいのは置き場所です。強い日差しや多湿を避け、温度と湿度ができるだけ一定に保たれる風通しのよい場所を選びましょう。ケースやアルバムを使用する場合は、内部を密閉できるタイプだと空気との接触が減り、酸化による色の変化を抑えられます。 -
酸性素材の活用
保存用の紙やシートなど「酸性」と記載された材料を使うと、花びらの酸化を緩やかにし、色素の分解速度を遅らせる効果が期待できます。市販品を選ぶ際は、パッケージを確認して酸性であることをチェックしましょう。 -
保護スプレーで表面をコート
押し花専用のコーティングスプレーを吹き付けると、薄い保護膜が表面を包み、外気や汚れから守ってくれます。スプレー前には、ホコリや小さなゴミを軽く払ってから作業するのがポイントです。 -
額装する場合の注意点
フレームに収めて飾る際は、直射日光が当たらず湿気の少ない壁面を選んでください。光と湿度をコントロールするだけで、色あせやカビのリスクを大幅に減らせます。
上記のコツを実践すれば、押し花は長いあいだ鮮やかな色合いを楽しませてくれます。少しの手間で大切な作品の美しさを守り、思い出とともに長く飾ってみてください。

押し花を美しく長く残すための保存ステップ
心を込めて作った押し花は、できるだけ長く美しいままで楽しみたいですよね。
そのためには、正しい方法で保存することがとても大切です。
ここでは、押し花を丁寧に保管するための具体的なステップをご紹介します。
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保存に必要なアイテムを用意する
まずは、押し花をきれいな状態で保つための資材を揃えましょう。
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保存用の台紙やアルバム
選ぶ際は、必ず酸を含まない「酸性フリー」タイプのものを。一般的な紙では経年劣化により変色や紙の黄ばみが起こる可能性があります。 -
透明の保護シート
押し花をはさみ込んで守る役割のシートも、できれば酸性フリーの素材を選ぶと安心です。 -
酸性を含まないテープやのり
花を固定する際には、接着剤やテープを使用しますが、これも花を傷めないよう酸性フリーのものを選びましょう。
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押し花を優しく取り扱う
乾燥させた押し花は非常に繊細で、少しの衝撃で壊れてしまうことも。新聞紙や厚紙などに挟んで保管していたものを取り出すときは、花びらや葉をつままないように、ピンセットなどを使ってそっと扱いましょう。 -
しっかりと固定して保管する
押し花のサイズに合わせて、用意した台紙やシートをカット。花の形を崩さないように注意しながら、台紙の上に丁寧に配置し、テープやのりで動かないよう固定します。
アルバムに保管する場合は、
保護シートに押し花を挟んでからポケットに入れると、
形が崩れにくくなります。
花の繊細さを活かすためにも、
無理に押し込まず、
スペースに余裕を持たせるのがポイントです。
-
適切な場所に保管する
保存場所も、押し花の美しさを左右する大切な要素です。直射日光が当たる窓辺や、湿度の高い洗面所・キッチン付近などは避けてください。温度と湿度が一定に保たれた、風通しの良い部屋が理想的です。
密閉できる保存ケースやアルバムを使えば、空気に触れる時間を減らすことができ、酸化や湿気からしっかりと押し花を守ることができます。
これらのステップを意識して保管すれば、大切な押し花を色鮮やかなまま長く楽しむことができるはずです。ほんの少しの工夫と手間で、大切な思い出がぎゅっと詰まった押し花が、いつまでも美しく心を和ませてくれる存在になりますよ。

電子レンジで時短!簡単にできる押し花の作り方
「押し花を作ってみたいけれど、数週間も乾燥を待てない…」
そんな方にぴったりなのが、電子レンジを使ったスピード押し花法です。
ご家庭にある道具で手軽にできて、短時間で美しい押し花が完成しますよ。
ここでは、その手順をわかりやすくご紹介します。
■用意するもの
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押し花にしたい花:新鮮で傷みのないものを選びましょう。
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キッチンペーパーや綿布:花の水分を吸収させるために使用します。
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電子レンジ対応の容器:耐熱性があり、ふた付きタイプが理想的です。
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重しになるもの:容器に収まる平らな皿や小さなタイルなどが便利です。
■押し花の作り方|基本ステップ
① 花をセットする準備
まず、花びらや葉が重ならないようにキッチンペーパーまたは綿布で丁寧に挟みます。仕上がりを左右するポイントなので、バランスよく配置しましょう。
② 湿らせてから容器へ入れる
布やペーパーは、水がしたたらない程度に軽く湿らせてください。そのまま耐熱容器にセットします。
③ 重しをのせて電子レンジで加熱
花の上に重しを乗せたら、電子レンジへ。加熱時間は花の大きさや厚みにより異なりますが、まずは600Wで30秒〜1分を目安に少しずつ様子を見ながら加熱しましょう。
④ 取り出して仕上げる
加熱が終わったら容器からそっと取り出し、花の形を崩さないように優しく扱いながら整えていきます。
■きれいに仕上げるための注意点
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過熱のしすぎに注意
長時間加熱すると、花が焦げたり変色してしまうことがあります。様子を見ながら10秒ずつ加熱時間を追加するようにすると安心です。 -
電子レンジ対応容器を使用すること
プラスチック容器の中には高温に耐えられないものもあるため、「電子レンジ可」の記載があるものを使いましょう。
この方法なら、長い乾燥時間を待つ必要もなく、初心者でも気軽に押し花作りが楽しめます。季節の花や思い出の一輪を使って、オリジナルの押し花を作ってみてはいかがでしょうか?手作りの温かみが感じられる作品になること間違いなしです。

なぜ今、押し花が再注目されているのか?
「押し花」と聞くと、どこか懐かしい印象を抱く方も多いかもしれません。
しかし近年、この伝統的な手仕事が再び人気を集めています。
押し花の魅力は、単に花を平たく乾かすというだけにとどまらず、
自然とのつながりや創作の喜びなど、様々な側面に広がっているのです。
押し花が人々を惹きつける理由とは?
● 花の美しさをそのまま残せる
押し花にすれば、今まさに咲いている花の色彩や質感を長期間楽しむことが可能です。まるで時間を止めたように、花の一瞬の美を永遠に閉じ込めることができます。
● 誰にでも始められる気軽さ
特別な技術や高価な道具を必要とせず、身近にある素材で始められるのも大きな魅力。初心者でもすぐに挑戦できる点が、多くの人に支持されている理由のひとつです。
● 持ち運び・保管がしやすい
薄くて軽い押し花は、旅行先で見つけた花を記念に持ち帰ったり、アルバムに挟んで保存したりと、思い出の記録にも最適です。
● 空間を彩る自然のアート
押し花を額装したり、ガラス小物に挟んで飾れば、ナチュラルで温もりのあるインテリアに早変わり。自然の彩りが、部屋にやさしい空気感をもたらします。
● 心が伝わるハンドメイドギフトに
手作りの押し花は、贈る人の想いが詰まった素敵なプレゼントになります。アクセサリーやカード、しおりにアレンジすれば、より個性が光る贈り物として喜ばれるでしょう。
こうした魅力から、
押し花は年齢や経験を問わず多くの人に愛されており、
自然とのふれあいや創作の喜びを感じられる趣味として注目を集めています。
押し花の奥深さを楽しむ方法いろいろ
● 花探しから始まる冒険
押し花の楽しみは、花を見つけるところからすでに始まっています。散歩中や旅行先などで目にした花を「これを押してみたい」と選ぶ瞬間は、まるで小さな宝探しのよう。季節によって出会える花が変わるのも、押し花の魅力を深めてくれます。
● プレス工程に広がる創造性
摘んだ花をどう配置するか、どの向きに押すかを考えるのも楽しい工程。花びらの広がりや茎のラインを意識してレイアウトすることで、世界にひとつの作品が生まれます。
● 暮らしに溶け込む押し花アート
出来上がった押し花は、フレームに収めて飾ったり、レジンと組み合わせてアクセサリーにしたりと、実用的なアートとして日常を彩る存在になります。
● 展示会から学びと刺激を受ける
国内外で行われている押し花展に足を運ぶと、プロの作品に触れられる貴重な機会が得られます。作品の構図や素材の活かし方など、多くの発見があるはずです。
● 知識を深めることで広がる楽しみ
押し花に関する書籍やガイドブックには、技法だけでなく歴史や文化的背景まで学べる情報が満載。知識を増やすことで、作品作りにも深みが出てきます。
自然の恵みを見つけ出し、それをかたちにして、暮らしや心を彩る――押し花は単なるクラフトではなく、感性を磨きながら自分と向き合う時間を与えてくれる豊かな趣味です。あなたもぜひ、自分だけの押し花の楽しみ方を見つけてみてください。日常が少しだけ、やさしく色づいて見えるはずです。

押し花の乾燥シート、身近なもので代用できる?
押し花を作るときに使われる乾燥シートは、
花の水分を効率よく吸い取るための重要なアイテムです。
もし専用のシートが手元にない場合でも、
実は家にあるもので十分代用が可能です。
● 新聞紙
最も手軽な代用品として知られるのが新聞紙です。花を薄く敷いた新聞紙の上に並べ、その上からもう一枚新聞紙をかぶせて重しを置くだけ。吸水性が高いため、乾燥にもしっかり対応できます。
● 綿の布(木綿など)
綿布も優れた吸湿性を持っており、花の水分をしっかり吸収してくれます。花を布で優しく包み、重しをかけてしっかり乾かしましょう。
● コピー用紙
オフィスや自宅にあるコピー用紙も代用として活用できます。新聞紙と同じように、花を挟んでから重しを乗せて乾燥させればOKです。
● サルファー紙
ややマニアックですが、市販の押し花用シートに近い性能を持つのがサルファー紙。花の水分を素早く吸収し、変色も抑えられるため、ワンランク上の仕上がりを目指したい方におすすめです。
素材によって乾燥のスピードや花の仕上がりに微妙な違いが出るため、
いくつか試してみて、自分に合った組み合わせを見つけてみてください。
押し花でつくる“花束”という贈り物のアイデア
乾燥させた押し花を使って、
自分だけのミニ花束を作ってみませんか?
押し花のブーケは、デコレーションやプレゼントにもぴったりな手作りアイテムです。
● 花材をセレクトする
まずは、お気に入りの花や葉を集めて押し花にしておきましょう。色や形に変化をつけると、完成したときにより華やかな印象になります。
● 構成と配色を考える
どの押し花をどの位置に配置するか、色や大きさのバランスを考えながら、全体のイメージをデザインしていきます。
● リボンや紐を選ぶ
ブーケの仕上げに使うリボンやひもも大事なアクセント。押し花の色合いに合わせて、やさしいトーンのものを選ぶと統一感が生まれます。
● 実際に束ねる
押し花の位置を整えてから、軽くまとめ、用意したリボンでやさしく結びましょう。全体のバランスを確認しながら、ふんわりと仕上げるのがポイントです。
● 細部を整えて完成へ
リボンをきれいに結び直し、余分な部分をカットして整えます。これで、世界にひとつだけの押し花ブーケが完成です。
押し花が色あせるのはなぜ?その原因と対策方法
せっかく作った押し花が、
時間が経つとともに変色してしまうことがあります。
その主な原因は環境にあり、「光・湿気・酸素」の3つが大きな要素です。
● 光(紫外線)
直射日光や照明の紫外線にさらされると、花の色素が分解され、色が褪せていきます。特に青系や紫系の花は変色しやすいので要注意です。
● 湿気
湿度が高い場所に置いておくと、押し花が水分を吸ってカビが生えたり、腐敗が進んだりすることがあります。
● 酸素
空気中の酸素によって酸化が進み、花びらが茶色や黒っぽく変化してしまうこともあります。
これらを防ぐためには、直射日光を避け、湿度と空気の流通をコントロールした環境での保管が鍵。密閉可能なケースやUVカットのフレームなどを使うことで、長く美しい状態を保ちやすくなります。
ふわふわ可愛い!ミモザの押し花を作るステップ
小さな黄色い花が集まって、ふんわりとした印象を持つミモザ。
押し花にすると、その可愛らしさがより引き立ちます。
以下に、簡単にできるミモザ押し花の作り方をご紹介します。
● 準備するもの
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新鮮なミモザの花
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押し花用の紙または厚紙
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本や板などの重し
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必要に応じて透明テープやドライフラワー用シール
● 手順
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花を摘む:なるべく新鮮なうちに摘み取ります。
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花を整える:小さな花の集合体を優しく広げて、形を整えます。
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紙の上に配置:重ならないように配置して、好みの形をつくります。
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重しを乗せて乾燥:花の上からもう一枚紙を重ね、重しをそっと置きます。
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約2週間乾燥:そのままの状態で2週間ほど置き、しっかり乾燥させます。
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取り出して仕上げる:丁寧に取り出し、もしばらけていたら透明テープやシールで固定してください。
完成したミモザの押し花は、メッセージカード、インテリア、レジン作品など、さまざまなシーンで活用できます。手軽にできるので、押し花初心者にもおすすめの花材です。

押し花の起源とは?世界と日本に息づく美の記憶
押し花とは、花や葉の自然な姿や色彩を平らにして残す、
繊細で趣深い保存の技術です。
この表現方法は、日本に限らず、古代より世界各地の文化の中で受け継がれてきました。
押し花は単なる装飾ではなく、自然を敬い、
美を残そうとする人々の想いが詰まったアートでもあります。
日本における押し花の起源と発展
日本では、押し花の起源は古代・奈良時代までさかのぼるとされています。
その後、優雅な文化が花開いた平安時代には、
宮中の貴族たちが四季の草花を丁寧に摘み取り、
和歌や日記に挟んで楽しんでいたと伝えられています。
押し花は、季節の移ろいを感じる手段としても親しまれ、
自然とのつながりを大切にする日本人の美意識を象徴する文化のひとつとなっていきました。
ヨーロッパを中心とした世界の押し花文化
一方で、ヨーロッパでは16世紀ごろから押し花が広まりました。
当時は、美しい庭園の草花を記録したり、
植物の構造を研究するための方法として使われることが多かったようです。
特に植物学が発展していく時代において、
押し花は学術的な標本としても重宝され、
観察と保存の両面で重要な役割を担っていました。
現代に受け継がれる押し花の魅力
現在では、押し花は世界中で愛されるアートのひとつとして定着しています。
それぞれの地域や文化に根ざした技法やスタイルが独自に発展し、
芸術作品としての幅も広がっています。
伝統を守りながらも、現代の感性と融合することで、
押し花の世界はますます多彩な表現へと進化しています。
自然の美を一瞬ごとに閉じ込める押し花。
その歴史をたどることで、私たちは「残すこと」の尊さや、季節の命を慈しむ心の豊かさに気づかされるのかもしれません。
押し花の起源は明確にはわかっていませんが、古代エジプト時代には、葬儀で花を乾燥させたり、保存するための方法が存在していたと考えられています。また、古代ギリシャでも、植物を乾燥させて装飾品として使用していたという記録があります。
日本での押し花の始まりは、奈良時代に仏教の影響を受けた植物観察の風習から始まり、平安時代には貴族たちによって盛んに楽しまれました。その後、江戸時代には一般庶民にも広がり、独自の技法が発展していきました。
現代においては、世界中で押し花が楽しまれており、地域ごとに異なる技法やスタイルが存在します。
■おすすめのフォーエバーフラワー:押し花額のご紹介(株式会社ぶるーむ)
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)は、色あせることのないおふたりの愛の花の物語
ウエディングブーケやプロポーズのお花は、人生にとって特別な象徴です
お花もあなたも生き物。やがて風合いが増すのが自然でしょうか。
けれども、ブーケに宿った記憶が、いつまでも美しいなら、
おふたりの愛も輝きを失うことはないかもしれません。
そんな想いから、私達ぶるーむは創業いたしました。
フォーエバーフラワー(特別なインテリア)に目をやると、
愛おしい人を想う気持ちが生き生きと蘇ってきます。
枯れることのない愛の花の物語が、大切な人との絆をずっと支えてほしい
そう願いながら私達は、アフターブーケをお作りしています。
フォーエバーフラワーは、おふたりの心の中にあるものです。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ボヌール

創業当時から多くの花嫁に支持されてきたデザインです。
イタリア製の上質なマーブル紙と手彩色の華奢なラインを組み合わせ、
ブーケの世界観にふさわしい装飾をご提案いたします。
この装飾を完璧に施せる職人は数少なく、まさにぶるーむを代表する作品といえます。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ブリエ

本物志向の花嫁の心を満たしたい。
そんな気持ちから生まれた贅沢なスタイルです。
とくに額の美しさにこだわり、
ヨーロッパの建築物を思わせる意匠の額は、
特注寸法で製作いたしました。
マット紙の縁はウッドフィレライナーで装飾し、
さらなる高級感を演出しました。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):アンジュ

シンプルかつタイムレスな上質感が漂う白木の額。
アンジュSでは、繊細なレースのような羽をデザインした
ぶるーむオリジナルのフェザーマットは、
花嫁に一番人気のマウント装飾です。
ブーケの大きさに合わせてお選びいただけるよう、
サイズは2種類ご用意しました。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ショコラ

玄関やリビング、ベッドルームと、どんなテイストのお部屋にも飾りやすい押し花アートです。
木の自然な質感を生かしたブラウンの額が
ブーケの華やかさを際立たせます。
すっきりとした印象でありながら、ダブル使いのマットなど
ディテールにこだわりを散りばめています。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ノアール

押し花をよりアーティスティックに表現したシックなスタイルです。
額とマットをブラックで統一したり、
あえて余白を生かすようコーディネートすることで、
花の色彩や輪郭を美しく描き出します。
インテリアとして長く愛せる、特別館のあるデザインです。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):エクラ

ヨーロピアンスタイルを意識して創作した新しいコレクションをお届けします。
さりげなく置くだけで空間の雰囲気がグレードアップするような、
インテリア性の高い押し花アートです。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):シャンス

アルバムのようなブックタイプの押し花アートは、
Smile DCとのコラボレーションにより誕生したもの。
表紙にはオリジナルデザインのウォールペーパーをあしらい、
同じ装飾のボックスに収納してお届けいたします。
ボックスは壁に掛けてウォールアートとしても
お楽しみいただけます。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ウブリール

ウエディングブーケや記念日に贈られた花束を押し花アートにして、
木製でありながら貝殻を思わせる光沢感が美しい見開きの額は、
写真や結婚証明書と一緒にディスプレイできます。
どこにでも置けるスタンドタイプだから
飾る場所を選ばず新生活の素敵なスタイリングアイテムとして
活躍してくれます。
■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):プティ

ご両親やご友人など、感謝の気持ちを伝えたい方に幸福のおすそわけを。
ひとつのブーケを3つの額に分けてデザインいたします。
結婚式の記念品として、またオシャレなギフトとしてどなたにも
お喜びいただける可愛らしい押し花アートです。
※当社BLOOM MAISONにて製作をするアフターブーケは、フォーエバーフラワー(押し花アート)と表現します。
【まとめ】
生花の美しさをずっと残しておきたい。
そんな気持ちを叶えてくれるのが、押し花です。
最近ではハンドメイド雑貨やスマホケースなどにも使われ、
インテリアやプレゼントとしても人気です。
今回は、初心者でも楽しめる押し花の作り方と、
素敵なアレンジのアイデアをご紹介しました。
■使う材料と道具一覧
押し花に必要なものは、実は意外と身近にあるものばかり。たとえば、
花や草花(ビオラ、パンジー、チューリップ、コスモス、カーネーションなど)
ティッシュやキッチンペーパー
ダンボールや雑誌など重しになるもの
アイロンや輪ゴム、アイロン台
1枚ずつ敷けるようなコピー用紙や吸水紙
といったものでOK。
お花は厚みがありすぎないものが向いています。
厚みがある部分はカットしておくときれいに仕上がります。
■押し花の基本手順3つ
作り方にはいくつか類がありますが、
ここでは初心者向けにおすすめの簡単な3つの方法を紹介します。
1. 本や重しで作る方法
ティッシュで花を包み、紙で挟み、ダンボールなどで圧をかけて重ねるだけ。輪ゴムなどでずれを防ぎ、1週間ほど常温で保管します。期間中は取り換える必要はありませんが、湿気が多い日は注意です。
2. アイロンで時短仕上げ
短時間で作りたい場合は、低温設定のアイロンで押し花ができます。アイロン台の上で、ティッシュに挟んだお花をそっと開けて確認しながらアイロンをかけましょう。花が破れないようにゆっくり行うのがポイント。
3. レジンとセットで楽しむ
完成した押し花をレジンで固めて、スマホケースやアクセサリーに。並べ方によってイメージががらりと変わるので、チャレンジしてみてください。失敗しても繰り返し挑戦するうちに慣れてきますよ。
■思い出を残す、押し花の魅力
押し花は、
プレゼントでもらった花や、
旅先で見つけた花など、
思い出を「形」にして残せるのが大きな魅力。
お花が咲いていたときの感動を、
ずっとお家に飾って楽しめます。
特に夏に咲く花は水分が多く扱いが難しいですが、
しっかり水分が抜けるように工夫すれば綺麗に仕上がります。
■こんな楽しみ方もおすすめ
インスタグラム(instagram)やfacebookに、作品をアップして反応を楽しむ
子どもと一緒に作って、季節を感じるアート体験に
特集ページで紹介されている商品を参考にして、オリジナルのデザインを作る
押し花の制作工程を撮影して、動画でシェアするのも人気です
■まとめ
押し花は、花の美しさを完成させて永遠に残すことができるアート。
今回紹介した方法なら、初心者向けでも手軽に楽しめます。
道具もシンプルで、花の部分を意識すれば綺麗に仕上がります。
少しの手間で、特別な花がずっとそばに。
あなたもお気に入りの花で、
素敵な押し花ライフに挑戦してみませんか?
押し花:綺麗な押し花の作り方_フォーエバーフラワーのぶるーむ
■当社BLOOM MAISONについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社BLOOM MAISONまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社BLOOM MAISONの概要■
“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”
人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、
とても素敵だと思いませんか。
当社BLOOM MAISONがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。
ウエディングブーケや記念の花束など、
特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、
あなただけのアートを製作し、お届けします。