当社BLOOM MAISONのインスタグラム、TikTok、YouTubeでは、
新郎新婦様のブーケや花束をご紹介しています。
よろしければ是非、ご覧くださいね!

■本記事の監修■
当社BLOOM MAISONは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社BLOOM MAISONはアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。

【ポイント】
■シコンノボタンの花言葉や由来とは?上品な紫が語る想い
南国の熱帯地域・ブラジル生まれの花、シコンノボタン。
その深く神秘的な紫色は、
古くから「高貴」「平静」「ひたむきな愛情」といった花言葉と結びつけられてきました。
夏の終わりから秋にかけて咲き続けるこの花は、日常にそっと上質な時間を添えてくれます。
特に、紫の花びらに白が差す品種や、淡いピンクが混じるバリエーションは、
近年の人気品種としても注目されています。
寒さにも比較的強く、観葉植物としても楽しめるのが魅力。
うまく咲かせるには、日当たりと湿度管理がポイントです。
誕生日ギフトや季節のイベントにぴったりな一輪としても選ばれており、
秋の贈り物シーズンには特に検索数が伸びる傾向にあります。
花言葉や育て方などの一覧をチェックして、あなたに合った楽しみ方を見つけてみてください。
シコンノボタンは、その優雅な姿と豊かな物語性で、贈る人・受け取る人、どちらの心にも深く残る花です。

目次
シコンノボタンの基本の花言葉
シコンノボタン(紫紺野牡丹)の花言葉には、
心を静かに包み込むような意味が込められています。
・ひたむきな愛情
・謙虚な輝き
・常に冷静
・平静
・約束
・落ち着き
その濃く鮮やかな紫色は、日本古来の身分制度「冠位十二階」において最高位の象徴とされていた色。
この歴史的背景が、「平静」や「謙虚な輝き」といった言葉に結びついていると考えられます。
■「ひたむきな愛情」を贈る花として
親や祖父母への感謝の気持ちを伝えたい時、
「ひたむきな愛情」という花言葉に心を込めて贈ってみてはいかがでしょうか?
大切な人に、言葉以上の想いを届けられる花です。

色による花言葉の違いはある?
シコンノボタンの花や葯(やく)は、深い紫色が特徴です。
一般的に、この品種に関しては花色による花言葉の違いは見られません。
ただし、よく似た別種の「ノボタン」は、花色が同じでも葯が黄色であるなど見た目に違いがありますが、
こちらも花色によって花言葉が変わることはないとされています。
花名に潜む誤解
シコンノボタン自体にはネガティブな花言葉はありません。
ただし、「牡丹(ボタン)」という名前に由来して、怖い印象を持つ方もいるかもしれません。
これは、明治時代から語り継がれる怪談「牡丹灯籠(ぼたんどうろう)」の影響といわれています。
恋に命を落とした女性の幽霊が牡丹の灯籠を手に、恋しい相手の元へ通う物語は、日本三大怪談の一つとして有名です。
しかし、実際の牡丹の花言葉は
「恥じらい」
「王者の風格」
「高貴」
「人見知り」
など、
むしろ上品で奥ゆかしい意味合いを持っています。
紫色がもたらす心理的な効果
シコンノボタンの花言葉は、その色彩の力にも由来しています。
濃い紫は、古代より「精神の安定」「心の安らぎ」を象徴する色であり、
癒やしやリセットの効果があるとされています。
また、日本文化において紫は高貴さや上品さを表す色。
そのため、「常に冷静」「落ち着き」といった花言葉は、
日本人が大切にしてきた佇まいを表現しているともいえるでしょう。

花言葉が似ている他の花たち
シコンノボタンの花言葉に近い意味を持つ花を知ることで、
贈るシーンや相手に合わせた選択肢が広がります。
■「落ち着き」「冷静」に近い花
・エンレイソウ:落ち着きのある美しさ
・ギボウシ:落ち着き
・ペチュニア:あなたといると心が静まります
■「謙虚な輝き」に近い花
・ギボウシ、エニシダ:謙虚
・カトレア:優雅な貴婦人
・クローブ:いつも気品ある人
・ヤマブキ:気品
■「ひたむきな愛情」に近い花
・ユキノシタ:深い愛情
・クロッカス:あなたを待っています
・キキョウ:変わらぬ愛
・シオン:君を忘れない
■「約束」に近い花
・クローバー、カエデ:約束
シコンノボタンは、その気品ある花色とともに、「落ち着き」「冷静」「愛情」など、心に寄り添う花言葉を多く持っています。歴史的背景や色彩心理、そして日本文化の価値観が融合したその意味には、一輪の花に込められた深いメッセージが息づいています。贈る相手やシーンに合わせて選べば、きっと忘れられない贈り物になるでしょう。

シコンノボタンに宿る想いと、対照的な花たちのメッセージ
シコンノボタンの花言葉には「約束」や「ひたむきな愛情」など、
真摯で誠実な印象を与えるものが多く含まれています。
しかし、世の中にはそれとは正反対の意味合いを持つ花も存在します。
たとえば、
-
エリカ
-
ハエジゴク(ハエトリグサ)
-
テンニンカ
-
ハナズオウ
これらの植物には「裏切り」「嘘」「ごまかし」といった、
信頼を損なうようなネガティブな花言葉が付けられています。
また、ブドウには「酔いと狂気」という花言葉もあり、人間の感情の揺らぎを象徴するかのようです。
こうした対比を知ることで、花言葉がいかに深いメッセージ性を持つかが見えてきます。
英語圏では花言葉がつけづらい理由
シコンノボタン(Tibouchina urvilleana)には、英語における明確な花言葉は存在しません。
その理由のひとつに、ヨーロッパ圏では紫色が「涙」や「悲しみ」を象徴する色とされており、
日本での高貴なイメージとは異なる背景があるからです。
ただし、「Glory bush(グローリーブッシュ)」という英名には、
「謙虚な輝き」に通じるようなニュアンスが感じられます。
このように、文化の違いによって花に込められる意味も変わるのです。
誕生日に贈る特別な一輪
シコンノボタンは「10月23日」と「11月30日」の誕生花とされています。
誕生日にこの花を贈ることで、「落ち着き」や「誠実な想い」といったメッセージを伝えることができます。
大切な人への誕生日プレゼントとして選ぶのにぴったりの花といえるでしょう。

名前に込められた由来と背景
「シコンノボタン(紫紺野牡丹)」という名前は、花の色と姿から名づけられました。
「紫紺」はそのまま花色を表し、「野牡丹」は自生している姿の美しさから来ています。
ただし、牡丹とは全く異なる種類の植物であり、形状も異なります。
なお、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という古いことわざにあるように、
牡丹は古来より女性の美しさの象徴でもあります。
名前に「牡丹」が含まれているのは、その優雅な印象を重ねたネーミングなのかもしれません。
高貴で詩的な呼び名たち
シコンノボタンは、英語圏で以下のような多彩な別名で呼ばれています。
それぞれに異なる文化的背景が含まれています。
-
Princess Flower(プリンセスフラワー)
→ 王族や貴婦人を連想させる、気品あふれる名前。 -
Purple Glory Tree(パープルグローリーツリー)
→ 「栄光の紫の木」。紫色の美しさを称えた表現。 -
Lasiandra(ラシアンドラ)
→ 類似種の学名に由来する名。葉の付け根から咲く紫花が特徴。 -
Pleroma(プレローマ)
→ 「神の力の充満」という意味を持つギリシャ語に由来。神秘性が漂う名。 -
Brazilian Glorybush(ブラジリアングローリーブッシュ)
→ 原産国ブラジルから来た名前。「栄光に輝く低木」という意味。 -
Glory Bush(グローリーブッシュ)
→ 日本でも比較的知られた呼び名で、「輝く低木」を意味します。
シコンノボタンにもうひとつの呼び名「スパイダーフラワー」
日本の一部フラワーショップでは、
「スパイダーフラワー」というユニークな名前でシコンノボタンを販売していることがあります。
これは、英名「Brazilian Spider Flower」に由来するもので、
葯(やく)から伸びる乳白色の雄しべが蜘蛛の脚のように見えることから名づけられました。
花の形や構造にも注目してみると、花の魅力をより深く楽しめるでしょう。
世界共通の呼び名
シコンノボタンの学名は
「Tibouchina urvilleana(ティボウキナ・ウルヴィレアナ)」とされています。
植物学上はノボタン科(Melastomataceae)に分類され、熱帯アメリカを中心に分布しています。
学名は植物における国際的な共通語であり、
園芸・植物研究の現場でも広く使われています。
シコンノボタンは、その深い紫色と気品あふれる姿から、「約束」「冷静」「ひたむきな愛情」といった前向きな意味をもつ花言葉を持ちます。
一方で、似たような名を持つ植物や英名には、文化ごとに異なる解釈が存在し、花の印象や意味合いが変化する点も興味深いポイントです。正式な学名や複数の英名、スパイダーのような構造など、見た目以上に奥深い魅力が詰まっている花。それがシコンノボタンなのです。

シコンノボタンとは?
シコンノボタン(紫紺野牡丹)は、
ブラジル東南部を原産とする常緑または半落葉の低木です。
以下が主な特徴です。
-
原産地:ブラジル東南部
-
分類:ノボタン科・シコンノボタン属
-
開花時期:8月~11月
-
草丈:3~6m前後
-
花のサイズ:直径5~13cm
-
香り:雨上がりのような爽やかな香り
-
花の持ち:1日限りの一日花
葉全体に細かな毛があり、ビロードのような柔らかい質感が特徴。耐寒性も比較的あり、日本でも育てやすい南国生まれの花です。咲いた花は1日で終わりますが、夏から晩秋にかけて繰り返し咲くため、季節の移ろいを長く楽しめるのも魅力です。
品種による個性:色のバリエーションも豊富
シコンノボタンといえば深い紫色の花が代表的ですが、
品種によってはユニークな花色が楽しめます。
-
「コートダジュール」:中心が白く、紫とのコントラストが美しい
-
「リトルエンジェル」:咲き進むにつれて花色が徐々に変化
庭植えや鉢植えでも栽培しやすく、空間に品格と彩りを与えてくれる存在です。
高貴な色がもたらすスピリチュアルな力
紫色は、日本でも古くから「高貴」「知性」「精神性」を象徴する色とされ、
風水においても「心の成長」「内面の安定」を導く色とされています。
紫は「火の気」を持ち、日当たりの良い南側と相性が良いとされています。
シコンノボタンを生活に取り入れることで、心を整えつつ運気アップを図ることが可能です。
花瓶や小瓶に一輪挿しで楽しむ
シコンノボタンは1日限りでしぼむ性質があるため、
花束よりもシンプルな一輪挿しがおすすめです。
以下は飾り方の例です。
■口の広い小瓶を使う場合
-
背が低く、開口部の広い瓶を用意
-
花が枝分かれした部分を選び、葉を数枚落とす
-
花びらが水に浸からないように縁にそっともたせかける
■口の狭くて背の高い瓶
-
開口が500円玉サイズの細長い瓶を用意
-
茎を瓶の高さ+10cmほどにカット
-
下から2枚目の葉までを残し、スマートに挿す
■白いカフェオレカップに自由に生ける
-
開花した花を数本カットし、ラフに広がるように配置
-
紫と緑、白のコントラストで上品な柔らかさが際立つ演出が可能

運気を呼び込む配置場所と効果
南側の玄関に飾る
「気の入口」とされる玄関。特に南向きの玄関にシコンノボタンを飾ることで、
-
社交運の上昇
-
職場での評価アップ
-
人間関係の改善
といった、ポジティブな流れが期待できます。靴箱の整理も一緒に行うとさらに◎。
南向きのリビングに置く
家族が集まるリビングに飾れば、
-
家族全体の運気が安定
-
女性の美容運・対人運が向上
-
会話の調和やリラックス効果
が期待できます。日常に高貴な彩りを添えるだけでなく、空間全体の“気”を調える力を持っているのがシコンノボタンです。
シコンノボタンは、南国生まれの強さと高貴な美しさをあわせ持つ魅力的な花です。1日花でありながら、次々と咲く花は、暮らしに彩りと心の余裕をもたらしてくれます。風水的にも紫色は「才能開花」や「精神的な安定」を促す力を持っており、家の南側に飾ることで運気アップの効果も期待できます。シンプルな一輪挿しでも楽しめるため、日常の中で気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?
■当社BLOOM MAISONについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社BLOOM MAISONまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社BLOOM MAISONの概要■
“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”
人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、
とても素敵だと思いませんか。
当社BLOOM MAISONがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。
ウエディングブーケや記念の花束など、
特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、
あなただけのアートを製作し、お届けします。