ブートニアの付け方:基本とデザインの選び方について解説いたします。
■本記事の監修■
当社ぶ.る.-むは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社ぶ.る.-むはアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
ブートニアの付け方:基本とデザインの選び方
結婚式における新郎の装いを華やかにするブートニア。
これは、新郎がタキシードの左胸に付ける小さな花飾りで、
花を数輪まとめたコンパクトな形が特徴です。
本記事では、ブートニアの意味、付け方、おすすめの花やデザインを詳しくご紹介します。
結婚式の準備を進める方々にとって、参考になる情報をお届けします。
新郎のブートニアとは?
ブートニアとは、新郎がタキシードの左襟に付ける花飾りのことを指します。その起源は、男性がプロポーズの際に摘んだ花を女性に贈り、返礼として女性が一輪を男性に渡したという伝説に基づいています。この花が、ブーケとブートニアの起源となりました。ブートニアは、結婚式の新郎のシンボルとして、タキシードに華やかさを加える役割を果たします。
新郎がブートニアを身に着けることで、一目で新郎がわかるようになります。お色直しの際には、新婦のブーケチェンジとともに新郎もブートニアを付け替えることが一般的です。基本的には新婦のブーケと同じ花を使用することが多いですが、異なる花や素材を使用したデザインも人気です。
人気の花とデザイン
新郎が付けるブートニアでよく見られる花としては、バラ、カラー、コチョウラン(蘭)などが挙げられます。これらの花は、華やかさと上品さを兼ね備えており、ブートニアにぴったりです。最近では、小花だけや葉物のみを使ったシンプルなデザインも増えており、個性的なデザインを好む新郎にもおすすめです。
ブートニアの付け方:ピンを使う?
ブートニアを付ける方法としては、ボタンホールに挿すのが伝統的なつけ方ですが、最近ではピンを使って襟に留める方法が主流となっています。ピンを使うことで、デザインの幅が広がり、より多様なスタイルのブートニアが可能になります。特にデザイン性の高いものでは、ピンを使うことでブートニアがしっかりと安定し、式の間中落ちる心配がありません。
男性親族やアッシャーもブートニアをつけて
欧米では、新郎の父親や兄弟、祖父などの男性親族もブートニアを身に着ける習慣があります。これにより、親族の関係性が一目でわかり、会場の雰囲気がさらに華やかになります。また、最近ではアッシャーとブライズメイドを招待するカップルも増えており、これらの付添人も同じデザインのブートニアを着けることが一般的です。アッシャーやブライズメイドも統一感を持たせることで、式全体のまとまりが生まれます。
ブートニアとコサージュの違い
ブートニアとコサージュは、似ているようで異なるものです。ブートニアは、男性がスーツの左胸に付ける花飾りであり、伝統的にはボタンホールに挿すのが正しい付け方です。一方、コサージュは主に女性が胸元に着ける花飾りで、形状や付け方に特に決まりがなく、花だけを使ったものや茎がついていないものなど、自由なデザインが可能です。ブートニアはフランス語で「ボタンホール」を意味し、コサージュは「服を飾る花」を意味する言葉から来ています。
ブートニアは、結婚式の新郎が着ける花飾りで、その起源や意味を知ることで、より深い理解が得られます。華やかなデザインや、ピンを使った付け方など、近年では多様なスタイルが選べるようになりました。新郎が身に着けるブートニアは、結婚式における重要なアクセントとなり、式全体の雰囲気を引き立てます。また、親族やアッシャーとブライズメイドもブートニアを付けることで、式に統一感が生まれ、より華やかなものとなります。個性的でおしゃれなブートニアを選ぶことが、結婚式をより印象深いものにするでしょう。
ブートニアの付け方:いくつかの方法と選び方
結婚式で新郎が着けるブートニア。華やかさを添える重要なアイテムですが、その付け方にはいくつかの選択肢があります。式場やスタイリストのスタイルに合わせて、ブートニアをどのように付けるかを決めることができます。主なブートニアの付け方を紹介しますので、参考にしてください。
1. ブートニアピンを使う方法
最も伝統的で基本的な方法は、ブートニアピンを使うことです。ブートニアピンは、一般的な裁縫針を大きくしたような形状で、襟元の裏側にピンで留めて使用します。この方法は、最もシンプルで手軽に実施できるため、多くの新郎に選ばれています。
ただし、ブートニアのサイズや重さによっては、ピン1本では安定しない場合があります。このような場合、ピンを2~3本使って、しっかりと固定する必要があります。また、ピンを使うことで衣装に穴が開いてしまう可能性があるため、ドレスショップによってはクリップを付けるオプションを用意している場合もあります。オーダーメイドの衣装の場合は、事前にどの方法でブートニアをつけるかを確認しておくことが重要です。
2. ブートニアクリップを使う方法
次におすすめするのが、ブートニアクリップを使う方法です。このクリップは、ブートニアの茎部分をホルダーに挿し、クリップで襟に簡単に留めることができます。この方法の利点は、衣装に穴を開けずにブートニアを付けられることです。特に、高価な衣装や気に入ったドレスに傷をつけたくない場合に最適です。
ただし、クリップの金具部分が見えてしまうため、見た目を気にする方には少し不便に感じることもあります。もし衣装に穴を開けたくなく、かつ見た目にもこだわりたい場合は、次に紹介する磁石を使う方法をおすすめします。
3. 磁石を使ったブートニアの付け方
最近注目されている方法が、専用の磁石を使う方法です。ブートニアに1つの磁石を仕込み、襟の裏側からもう1つの磁石で引き合わせることで、ブートニアをしっかりと固定します。この方法の利点は、衣装に穴を開けず、見た目もすっきりと美しい点です。
専用の磁石はかなり強力で、布地の厚さにも対応しています。しかし、ブートニアが重すぎたり、バランスが悪かったりすると、ブートニアが下を向いて襟が乱れることがあります。したがって、この方法が適しているのは、バランスが良く、軽めのブートニアに限られる場合が多いです。また、磁石を使用するためには、事前にフローリストに仕込みをお願いする必要があります。
4. 左胸のポケットに挿す方法
ブートニアのもう一つの付け方として、左胸のポケットに挿すという方法もあります。タキシードやスーツのポケットに直接挿すことで、ブートニアを目立たせることができます。これにより、襟元がすっきりと整い、違った印象を与えることができます。
ブートニアの付け方にはいくつかの選択肢があります。ピンを使う方法は伝統的でシンプルですが、衣装に穴を開ける可能性があるため、クリップや磁石の方法も人気です。特に、磁石を使う方法は見た目も美しく、衣装を傷つけないため、注目されています。自分のスタイルや衣装に最適な方法を選び、素敵なブートニアで結婚式を華やかに飾りましょう。
ブートニアの付け方と作り方:左胸ポケットへの挿し方とデザイン
結婚式で新郎が身に着けるブートニア。その付け方やデザインには、伝統的なものから現代的なアレンジまで様々なスタイルがあります。ブートニアを左胸のポケットに挿す方法や、ブートニアの作り方について詳しく説明します。結婚式の準備を進める方に役立つ情報をお届けします。
左胸のポケットにブートニアを挿すシーン
ブートニアは、新郎の左胸のポケットに挿すことも一般的です。このシーンがよく見られるのは、ブーケ・ブートニアのセレモニーの際です。ブーケ・ブートニアのセレモニーは、ウェディングブーケの由来に基づいた儀式で、新郎が入場時にゲストが持っている花を集め、新婦に贈るというものです。
新婦はもらった花束から1輪を新郎に渡しますが、長い花をそのまま渡せないため、事前に短くカットした花を新郎の胸ポケットに挿す形で渡します。このような儀式は、ブートニアの伝統的な付け方として人気があります。
また、別のブートニアセレモニーとして、新郎の母親が新郎の胸ポケットにブートニアを挿すシーンもあります。披露宴の終盤では、両親に感謝の気持ちを込めて、新郎から母には花束を、父には胸ポケットにブートニアを挿すことが多く、感動的な瞬間となります。
ブートニアの作り方:花の選び方とデザイン
ブートニアの基本的な作り方は、1輪または数輪の花を束ねることから始まります。生花の場合、茎を短く切り、ワイヤーや専用のテープで疑似の茎を作り、束ねます。プリザーブドフラワーも同様に茎を短くして作ることが多いです。
一方、造花やドライフラワーの場合は、そのまま茎を切り揃えて束ねることが一般的です。束ねた部分には、リボンを巻きつけて仕上げますが、茎の部分の処理方法には2つの主なスタイルがあります。
リボンで巻き上げる
伝統的なブートニアのデザインとして、茎をリボンで巻き上げる方法が最もポピュラーです。もともとブートニアは、ボタンホールに挿すことが前提となっていたため、細く挿しやすいデザインが特徴です。現在では、ピンで留める方法が一般的になっていますが、リボンで巻き上げるデザインが定着しています。
リボンの素材はサテンやオーガンジーなど、シンプルで上品なものが多いですが、色や質感によって個性を表現することができます。リボンの結び目も、華やかさを演出するための重要なポイントです。
茎をあえて見せるデザイン
近年、造花やドライフラワーを使用したブートニアが増えており、その特徴を活かして茎を見せるデザインも人気です。生花やプリザーブドフラワーのように茎が技巧的ではないため、あえて茎を見せることでカジュアルな雰囲気を出します。
また、麻ひもで結んだり、端がほつれた布製リボンを使うことで、無造作でありながらもおしゃれで個性的なデザインに仕上げることができます。このデザインは、リラックスした雰囲気を大切にするカジュアルな結婚式にぴったりです。
ブートニアの付け方や作り方には、伝統的なデザインから現代的なアレンジまで多くのバリエーションがあります。左胸のポケットに挿す方法や、リボンで巻き上げるデザイン、茎をあえて見せるカジュアルなスタイルなど、どのスタイルも新郎の個性や式の雰囲気に合わせて選べます。自分にぴったりのブートニアを選ぶことで、結婚式をより一層華やかに演出することができるでしょう。
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■当社ぶ.る.-むの概要■
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