押し花のプロが伝授:切り花をできるだけ長く楽しむ方法

2025.03.02 /

押し花のプロが伝授:切り花をできるだけ長く楽しむ方法について解説いたします。

当社BLOOM MAISONのインスタグラムやTikTokでは、

新郎新婦様のブーケや花束をご紹介しています。

よろしければ是非、ご覧くださいね!

押し花とは:活用法やメリット、素敵に仕上げるコツ

アフターブーケ(ぶるーむ)

■本記事の監修■

当社BLOOM MAISONは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。

花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、

特殊な押し花加工で永久的に保存をします。

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※当社BLOOM MAISONはアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。

アフターブーケ(ぶるーむ)

押し花のプロが伝授:切り花をできるだけ長く楽しむ方法

美しく咲いた切り花、せっかくなら少しでも長く飾って楽しみたいもの。

日々のちょっとしたお手入れが、お花の持ちを大きく左右します。

この記事では、初心者の方でもすぐに実践できる

「切り花を長持ちさせる基本の方法」

について、

具体的に解説します。

切り花の寿命はどれくらい?花の種類や季節で異なる

■季節による切り花の一般的な日持ち

切り花の寿命は、花の種類だけでなく、飾る時期や管理方法にも左右されます。

  • 春・秋:7〜10日程度

  • 夏(高温期):3〜5日

  • 冬(寒冷期):10日〜2週間

ただし、これはあくまで目安。しっかりとしたケアを行えば、さらに長く楽しめることもあります。

■比較的長持ちしやすい花とは?

日持ちが良いとされるのは以下のようなお花です。

  • ユリ(次々と咲く2番花、3番花を楽しめる)

  • スプレーカーネーション・マム(複数の花が咲くタイプ)

  • スターチス・ワイルドフラワー(ドライ化しやすく、劣化が目立ちにくい)

  • ラン・アンスリウム(南国系で水分保持力が高い)

これらはプロのフローリストも選びやすい花材として推奨しているものです。

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切り花を長持ちさせるための7つの基本ポイント

1. 清潔なハサミと花器を使用する

切れ味の悪いハサミは茎を潰してしまい、水の吸い上げが悪くなります。

また、花器が汚れていると、バクテリアが増殖して花が早く傷む原因に。

使用後のハサミや花器は、台所用中性洗剤や漂白剤でしっかり洗浄し、常に清潔を保ちましょう。

参考情報:農林水産省「花きの鮮度保持技術」でも、器具の衛生管理が重要視されています。


2. 水切り・水揚げを適切に行う

茎を水中で斜めにカットする「水切り」を行うことで、

空気の侵入を防ぎスムーズな水の吸収が可能になります。

また、水揚げの際は冷水を使用し、しっかりと吸水させることがポイント。


3. 水の量は少なすぎず多すぎず適切に調整

花瓶に入れる水の量は、茎の1/3〜半分程度が目安。

多すぎると茎が腐りやすく、少なすぎると水揚げが不十分になります。


4. 切り花栄養剤を活用する

市販の切り花用延命剤は、抗菌成分+糖分+pH調整剤などが含まれており、

花の鮮度を長く保つのに効果的です。

生花店やホームセンター、ネットでも簡単に手に入ります。


5. 余分な葉を取り除く

水に浸かる部分の葉は、腐敗の原因となるため必ず除去しましょう。

また、葉が多すぎると水分の蒸散が激しく、花に届く水分が減少してしまいます。


6. 直射日光・エアコンの風が当たらない場所に飾る

花を飾る場所はとても重要。

日差しが強すぎたり、冷暖房の風が直接当たる場所では花の劣化が早まります。

できるだけ涼しく、風通しの良い場所を選びましょう。


7. 毎日のお手入れを習慣にする

水替え・花瓶の掃除・茎の切り戻しなど、こまめなお手入れが何よりの鮮度維持策です。

できれば毎日、難しければ2日に1回は様子を見てお手入れすることをおすすめします。

切り花は、適切な方法で管理すれば本来の寿命以上に楽しめることもあります。清潔な器具・水切り・適切な飾り場所・栄養剤の活用といった小さなケアの積み重ねが、お花の持ちを大きく左右します。この記事を参考に、ぜひご自宅での「お花のある暮らし」をより長く、美しく楽しんでください。

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切り花の鮮度を保つ!プロも実践する水揚げ・水量・栄養管理の基本

切り花を長く楽しむには、水揚げの正しい方法・花瓶の水量・栄養補給が鍵を握ります。

フラワーショップでも実践されている基本的なテクニックに加え、

家庭でもすぐに取り入れられる便利な工夫もあわせてご紹介します。

水揚げの方法を使い分けることで花の持ちが変わる

■水揚げとは?

水揚げとは、切り花の茎から水分をしっかり吸わせ、花の先端まで届けるための基本作業です。

正しい水揚げを行うことで、花のしおれを防ぎ、鮮度を長く保つことができます。

代表的な水揚げの方法3つ

■水切り(一般的な方法)

ほとんどの生花は、水中で茎を斜めにカットする「水切り」だけで十分です。

空気の混入を防ぎ、断面積が広がることで水を効率よく吸い上げます。

■水折り(手で折る方法)

茎が硬く、折りやすい植物(例:キクやカスミソウ)に向いています。

水中で手で折ることで断面がささくれ、水の吸収面が広がります。

■割り(枝もの向け)

太く硬い枝もの(例:ユーカリ、ドウダンツツジ)には、茎を縦に十字に割ることで水の通り道が増え、吸水効率が向上します。

補足:いずれの方法も水中で行うことで空気が茎に入りにくく、より効果的です。

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花瓶に入れる水の量も花の種類によって変えるのがコツ

■水が多すぎても少なすぎてもNG

花瓶に入れる水の量は、切り花の状態や種類によって調整が必要です。

一律に同じ量を入れるのではなく、花の特性に合わせた水量管理が重要です。

■花の種類別・おすすめの水量

  • 通常の切り花(バラ、カーネーションなど):花瓶の約1/3が目安

  • 茎が腐りやすい花(ガーベラ、チューリップ、アネモネなど):少なめの水が適正

    • 茎に産毛や柔らかい組織があるため、水の浸りすぎで腐敗が早まります

  • 水を多く必要とする花(アジサイ、枝ものなど):花瓶の約5〜7割までしっかりと入れる

水を入れすぎると腐敗の原因に、逆に少なすぎると水が吸い上がらず枯れやすくなります。

毎日の観察と調整が大切です。

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切り花栄養剤を活用して花の生命力をサポート

■栄養剤で菌の繁殖を防ぎつつ栄養補給

市販の切り花延命剤は、抗菌成分・糖分・pH調整剤などが配合されており、

花の鮮度を長く保つために効果的です。

多くの花屋や園芸店で取り扱っています。

参考:日本花き卸売市場協会も、延命剤の使用を推奨しています。

■栄養剤がないときは家庭でも代用液が作れる!

以下のような材料で、簡易的な延命液を自作することも可能です。

  • 水200ml

  • 砂糖 小さじ1杯(エネルギー源)

  • ハイター(漂白剤)1滴(抗菌効果)

ただし、入れすぎると逆にお花を傷めてしまうので、必ず分量は守ってください。

砂糖が多すぎると菌の繁殖が促進されるリスクがあります。

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水に浸かる葉はしっかり取り除こう

■葉が腐敗すると花の寿命を縮める

水の中に葉が浸っていると、腐敗が進みバクテリアが繁殖しやすくなります。

バクテリアは水を濁らせ、茎を詰まらせる原因となり、結果として水揚げができなくなります。

■葉や枯れた花のこまめなお手入れも忘れずに

飾っているうちに傷んできた花や葉はこまめに取り除くことで、花全体の持ちをよくする効果があります。

見た目も美しくなり、一石二鳥です。

切り花を少しでも長く美しく保つためには、花の種類に応じた水揚げ方法や水量の調整、栄養補給、そして日々のこまめなお手入れが欠かせません。これらを実践することで、日常の中でより豊かな「お花のある暮らし」を楽しむことができます。大切なのは、一つひとつの工程を丁寧に行うこと。あなたの少しの手間が、切り花の命を何倍にも延ばしてくれるのです。

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切り花を飾る場所にも注意!美しさを保つための環境づくり

切り花の鮮度を保つためには、飾る場所の選び方がとても重要です。

どんなに丁寧に水揚げをしても、環境が悪ければ花はすぐに劣化してしまいます。

ここでは、切り花が快適に過ごせる空間の整え方をご紹介します。

直射日光・高温・風が当たる場所はNG!

切り花にとって過酷な環境の代表が「高温」「直射日光」「乾燥」です。

  • 直射日光が当たる窓際や、閉め切った暑い部屋は、花瓶の水温が上昇し、バクテリアが繁殖しやすくなる原因に。

  • エアコンの風が直接当たる場所もNG。風で乾燥し、水分が蒸発しやすくなり、しおれの原因になります。

人の肌が乾燥に弱いのと同じように、花も乾燥にはとても敏感です。

エチレンガスにも注意!意外なものが花を老化させる

熟した果物(バナナ・リンゴなど)や線香、タバコの煙には「エチレンガス」が含まれており、

花の老化を早めてしまうことが分かっています。

参考:農研機構による研究でも、エチレンガスは植物の老化促進物質であると明記されています。

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毎日のこまめなケアが花の寿命を延ばす鍵に

■水換えと茎の切り戻しを習慣に

  • 水は毎日新しく交換しましょう。

  • 水換えの際は、茎の先端を1〜2cmカットすることで、水の吸収力が回復しやすくなります。

  • 花瓶や茎のぬめりもしっかり洗い流し、バクテリアの繁殖を防ぐことが大切です。


■枯れた花は早めに処理を

枯れ始めた花からは高濃度のエチレンガスが発生し、周りの花にも悪影響を与えます。

しおれた花や葉は見つけ次第、すぐに取り除くのが鉄則です。


■元気がない時は「短くカットして小さな花瓶」へ

切り花全体が元気を失ってきたら、茎を思い切って短くカットし、小さめの花瓶に移し替えると、

再び水をしっかり吸って復活することがあります。

少ない水でも効率よく吸収できるため、花が元気を取り戻しやすいのです。

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萎れてしまった花を復活させる「深水処理」

■水が上がらないときの応急処置「深水法」

元気がなくなった花には「深水(ふかみず)処理」という回復法が効果的です。

・手順:

  1. 花首や茎をまっすぐに整えた状態で新聞紙でやや強めに巻く

  2. たっぷり水を入れたバケツの中で、茎を斜めにカット(水切り)

  3. 花首の近くまで浸かる深さで、約1時間ほど浸け置き

水圧と断面積の増加により、水の吸収力がアップします。水が十分に上がったら、新聞紙をすぐに外すのを忘れずに。

補足:水が上がらないときは、冷たい水よりも常温〜ぬるめの水の方が効果的な場合もあります。

切り花の寿命は、環境やお手入れによって大きく左右されます。直射日光・高温・乾燥・エチレンガスを避けた環境づくりと、毎日の水換えや切り戻し、ぬめりの除去、深水処理といったこまめな手入れが花の鮮度維持のポイントです。花を大切に扱うことで、ほんの少しの手間が数日〜1週間以上、花の美しさを延ばしてくれるでしょう。毎日の暮らしに彩りを添える切り花を、ぜひ長く楽しんでください。

■おすすめのフォーエバーフラワー:押し花額のご紹介(株式会社ぶるーむ)

フォーエバーフラワー(アフターブーケ)は、色あせることのないおふたりの愛の花の物語

ウエディングブーケやプロポーズのお花は、人生にとって特別な象徴です

お花もあなたも生き物。やがて風合いが増すのが自然でしょうか。

けれども、ブーケに宿った記憶が、いつまでも美しいなら、

おふたりの愛も輝きを失うことはないかもしれません。

そんな想いから、私達ぶるーむは創業いたしました。

フォーエバーフラワー(特別なインテリア)に目をやると、

愛おしい人を想う気持ちが生き生きと蘇ってきます。

枯れることのない愛の花の物語が、大切な人との絆をずっと支えてほしい

そう願いながら私達は、アフターブーケをお作りしています。

フォーエバーフラワーは、おふたりの心の中にあるものです。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ボヌール

アフターブーケ(ぶるーむ)

創業当時から多くの花嫁に支持されてきたデザインです。

イタリア製の上質なマーブル紙と手彩色の華奢なラインを組み合わせ、

ブーケの世界観にふさわしい装飾をご提案いたします。

この装飾を完璧に施せる職人は数少なく、まさにぶるーむを代表する作品といえます。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ブリエ

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本物志向の花嫁の心を満たしたい。

そんな気持ちから生まれた贅沢なスタイルです。

とくに額の美しさにこだわり、

ヨーロッパの建築物を思わせる意匠の額は、

特注寸法で製作いたしました。

マット紙の縁はウッドフィレライナーで装飾し、

さらなる高級感を演出しました。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):アンジュ
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シンプルかつタイムレスな上質感が漂う白木の額。

アンジュSでは、繊細なレースのような羽をデザインした

ぶるーむオリジナルのフェザーマットは、

花嫁に一番人気のマウント装飾です。

ブーケの大きさに合わせてお選びいただけるよう、

サイズは2種類ご用意しました。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ショコラ
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玄関やリビング、ベッドルームと、どんなテイストのお部屋にも飾りやすい押し花アートです。

木の自然な質感を生かしたブラウンの額が

ブーケの華やかさを際立たせます。

すっきりとした印象でありながら、ダブル使いのマットなど

ディテールにこだわりを散りばめています。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ノアール
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押し花をよりアーティスティックに表現したシックなスタイルです。

額とマットをブラックで統一したり、

あえて余白を生かすようコーディネートすることで、

花の色彩や輪郭を美しく描き出します。

インテリアとして長く愛せる、特別館のあるデザインです。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):エクラ

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ヨーロピアンスタイルを意識して創作した新しいコレクションをお届けします。

さりげなく置くだけで空間の雰囲気がグレードアップするような、

インテリア性の高い押し花アートです。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):シャンス
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アルバムのようなブックタイプの押し花アートは、

Smile DCとのコラボレーションにより誕生したもの。

表紙にはオリジナルデザインのウォールペーパーをあしらい、

同じ装飾のボックスに収納してお届けいたします。

ボックスは壁に掛けてウォールアートとしても

お楽しみいただけます。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):ウブリール

アフターブーケ(ぶるーむ)

ウエディングブーケや記念日に贈られた花束を押し花アートにして、

木製でありながら貝殻を思わせる光沢感が美しい見開きの額は、

写真や結婚証明書と一緒にディスプレイできます。

どこにでも置けるスタンドタイプだから

飾る場所を選ばず新生活の素敵なスタイリングアイテムとして

活躍してくれます。

■おすすめのフォーエバーフラワー(押し花額):プティ
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ご両親やご友人など、感謝の気持ちを伝えたい方に幸福のおすそわけを。

ひとつのブーケを3つの額に分けてデザインいたします。

結婚式の記念品として、またオシャレなギフトとしてどなたにも

お喜びいただける可愛らしい押し花アートです。

※当社BLOOM MAISONにて製作をするアフターブーケは、フォーエバーフラワー(押し花アート)と表現します。


■当社BLOOM MAISONについて■

会社名:株式会社 ぶ.る.-む

本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13

東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F

岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10

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インスタグラム(押し花のお教室)※アフターブーケのスクール

インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内

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■当社BLOOM MAISONまでのアクセス■

電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分

バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分

お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません

■当社BLOOM MAISONの概要■

“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”

人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。

そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、

とても素敵だと思いませんか。

当社BLOOM MAISONがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。

ウエディングブーケや記念の花束など、

特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。

フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、

あなただけのアートを製作し、お届けします。

当社BLOOM MAISONの製作工程はこちらです