ドライフラワーの作り方と楽しみ方|簡単な方法と飾り方アイデアについて解説いたします。
■本記事の監修■
当社ぶ.る.-むは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社ぶ.る.-むはアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
ドライフラワーの作り方と楽しみ方|簡単な方法と飾り方アイデア
記念の花束やお気に入りの花を長く楽しむには、
押し花やドライフラワーにするのがおすすめです。
今回はドライフラワーについて解説いたします。
実はドライフラワーは自宅でも簡単に作ることができます。
中世ヨーロッパでは家庭で日常的に作られており、
特別な技術や知識がなくても十分チャレンジ可能です。
現代では便利な道具も揃っており、気軽に取り組むことができます。
この記事では、初心者でも試しやすいドライフラワーの作り方をご紹介します。
さらに、仕上がりを美しくするコツや、インテリアとしての飾り方のヒントもお届けします。
ぜひ最後までお読みください。
当社BLOOMでは、押し花のお教室を開催しています。
ご興味のある方は、是非、ご参加くださいね
ドライフラワーの作り方:ハンギング法
■簡単でおしゃれ!基本のハンギング法
「ハンギング法」はドライフラワー作りの中でも最も手軽でポピュラーな方法です。
以下の手順で進めてみましょう。
- 花束を麻紐やゴムでしっかり結ぶ
- 日が当たらず風通しの良い場所に逆さまに吊るす
- 約1〜2週間で完成
この方法では、吊るしている間もインテリアとして楽しめます。おしゃれなカフェの天井に吊るされた花のように、生活空間を華やかに演出できます。
■美しい仕上がりのためのコツ
- 短期間で乾燥させる:除湿機や微風の扇風機を使用すると速やかに乾燥できます。
- 色褪せ防止:直射日光や強いライトに当てないようにしましょう。
■ハンギング法におすすめのお花:ミモザ
黄色のぽんぽん状の花が特徴的なミモザは、形が崩れにくく、色褪せしにくいのが魅力です。吊るしている間も美しいので、部屋のアクセントとしても活躍します。完成したミモザはリースに仕立てると素敵ですよ。
ドライフラワーの作り方:シリカゲル法
■鮮やかな色をキープ!シリカゲルを使った乾燥法
シリカゲル法では、乾燥剤として知られるシリカゲルを使います。
この方法なら、色鮮やかで形の崩れにくいドライフラワーを作ることができます。
■手順
- 花の茎を短くカットする
- 密閉容器の底にシリカゲルを敷く
- 花を置き、全体をシリカゲルで覆う
- 容器の蓋をして密閉し、約1週間で完成
花の形状や色をしっかりキープできるのが特徴で、バラやガーベラのような繊細な花にも適しています。
■注意点
- ドライフラワーが完成するまでは容器を開けないでください。外気に触れると一気に色褪せる可能性があります。
- 完成後は丁寧に取り出し、花びらが壊れないように扱いましょう。
■シリカゲル法におすすめのお花:ガーベラ
ガーベラは柔らかい花びらが特徴で、通常の乾燥法では色が変わりやすいですが、シリカゲル法ならその問題を回避できます。完成後は壊れやすいため、慎重に扱うことが重要です。
ドライフラワーは、ハンギング法やシリカゲル法を活用すれば、自宅でも手軽に楽しめるインテリアアイテムです。それぞれの方法に適した花を選び、乾燥中も見た目を楽しむ工夫をしてみてください。例えば、ミモザは吊るすだけで空間を華やかにし、シリカゲル法ではガーベラのような繊細な花を美しく仕上げることが可能です。
ドライフラワー作りの魅力は、好きな花を自分の手で形に残せる点。 記念の花束や特別な思い出を大切に保存して、暮らしを彩りましょう。この記事を参考に、ぜひお気に入りの方法で挑戦してみてください!
■ドライフラワーの作り方|グリセリン法とドライインウォーター法の解説
ドライフラワーを作る際の方法には多くの種類があり、それぞれ独自の魅力と特徴があります。
繊細な仕上がりを目指したい方におすすめの「グリセリン法」と、
手軽に取り組める「ドライインウォーター法」の2つを詳しく解説します。
適した花や注意点も併せてご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
グリセリン法|しっとり感を残したい方におすすめ
■グリセリン法の特徴と手順
グリセリン法は、植物を乾燥させつつ、しっとりとした質感を保てる方法です。
次の2つのやり方があります。
■漬け込む方法
- グリセリン1:熱湯3の割合で溶液を作る
- 植物全体を溶液に浸す
- 蓋をして約1週間保管
- 植物を取り出し、余分な溶液を拭き取って完成
■吸い上げる方法
- グリセリン1:熱湯3の溶液を作り冷ます
- 植物の茎を溶液に挿す
- 冷暗所で1週間〜10日ほど保管
- 植物全体に溶液が染み渡ったら完成
■注意点
- 吸い上げ法は、元気な植物でないと効果が薄いため、フレッシュな状態の花を使用しましょう。
- 茎が細い場合は折れるリスクがあるため、慎重に扱ってください。
■おすすめのお花:バラ
グリセリン法では、バラのような花びらの重なりが美しい花が最適です。切り花として短命なバラも、この方法なら長期間楽しめます。 吸い上げ法を使用する際は、溶液が花びらに触れないように注意してください。
ドライインウォーター法|初心者向けの手軽な方法
■ドライインウォーター法の特徴と手順
この方法は、水を少量使って花を自然に乾燥させる手軽な方法です。以下の手順で進めましょう。
- 花瓶に1〜5cmほどの水を入れる
- 植物を挿して風通しの良い室内に置く
- 水が蒸発し、花が乾燥したら完成(約1〜2週間)
■メリットとデメリット
- メリット:花を吊るさなくても乾燥できるため、吊るす場所がない場合でも取り組みやすいです。また、自然な形を保ちながらドライにできます。
- デメリット:乾燥に時間がかかるため、色の劣化が起こりやすいことがあります。
■おすすめのお花:かすみ草
かすみ草は水分が少ないため、ドライインウォーター法に適した花の一つです。 生花の雰囲気をほぼそのまま保ちながら乾燥させられるため、初心者にも扱いやすいでしょう。
ドライフラワーの作り方には、目的や好みに応じて選べる多彩な方法があります。 グリセリン法はしっとりとした仕上がりを求める方に適しており、バラなどの豪華な花に最適。一方、ドライインウォーター法は、吊るす手間なく自然な乾燥が楽しめる手軽な方法で、かすみ草などにおすすめです。
それぞれの方法を試して、自分好みのドライフラワー作りを楽しんでみましょう。記念の花束やお気に入りの花を美しく保存し、日々の生活に彩りを添えてください。
■ドライフラワーを美しく長持ちさせる方法|飾り方アイデアもご紹介
せっかく作ったドライフラワー、できるだけ長く楽しみたいですよね。
ドライフラワーの寿命を延ばし、美しさを保つためにはいくつかのポイントを押さえることが重要です。
劣化を防ぐコツとおしゃれな飾り方のアイデアをご紹介します。
簡単にできる方法もたくさんあるので、ぜひ実践してみてください!
ドライフラワーを長持ちさせるための3つのコツ
1. 直射日光や強い光を避ける
ドライフラワーは、日光や蛍光灯などの強い光に非常に弱い性質を持っています。紙が日焼けするのと同じ原理で、植物由来のドライフラワーも光を浴びると色褪せが進みます。
- おすすめの飾り場所:壁や光の当たらない場所、扉の裏側など
- 注意点:窓辺や照明の直下に飾るのは避けましょう。
2. 風通しの良い場所で管理する
湿気はドライフラワーの大敵です。湿度が高いと、水分を吸収して形が変わり、乾燥する過程で崩れることがあります。
- 湿気対策:除湿機を使用したり、ドライフラワー専用のコーティングスプレーを活用しましょう。
- 設置場所の工夫:風通しの良い室内に飾ることで、湿気を防ぎやすくなります。
3. 埃をこまめに取り除く
ドライフラワーは埃が溜まりやすく、その埃が湿気を吸収して劣化の原因となることがあります。
- 掃除方法:柔らかいブラシやドライヤーの冷風を使って軽く掃除する。静電気除去スプレーを使うのも効果的です。
- おすすめの収納:ガラスケースに入れておけば、埃を防ぎながら飾れます。
ドライフラワーのおしゃれな飾り方アイデア
■花瓶に入れて飾る
ドライフラワーを花瓶に入れると、手軽にナチュラルなインテリアを演出できます。アンティークな雰囲気を楽しみたい方におすすめの方法で、玄関やリビングに置くだけで空間が洗練されます。
■天井から吊るす
花束を天井から吊るす方法は、ヨーロッパの伝統的なスワッグを現代風にアレンジしたものです。ドライフラワーの柔らかな質感と、空間全体に広がる立体感が特徴です。幸福を呼ぶとされるスワッグは、玄関やリビングにもぴったり。
■壁掛けで飾る
ドライフラワーを壁にかけると、お部屋全体がまとまりのあるインテリアに変身します。他のオブジェと組み合わせて飾ることで、統一感が生まれます。ハンギング法で作ったドライフラワーは、そのまま壁掛けにしても自然な仕上がりになります。
ドライフラワーを長持ちさせるには、光・湿気・埃の3つを避けることがポイントです。 日光や湿気の少ない場所に飾り、こまめに掃除することで、美しさを長く楽しめます。また、飾り方にも工夫を加えると、ドライフラワーが空間を引き立てるインテリアに変わります。
例えば、花瓶に入れる方法は手軽で初心者向き。天井から吊るす方法は、お部屋全体をおしゃれに演出します。壁掛けのスタイルは、統一感のある空間作りに最適です。ぜひ、これらのコツと飾り方を取り入れて、ドライフラワーのある暮らしを楽しんでください!
■ドライフラワー作りに関するよくある質問と回答
ドライフラワーを初めて作る方が抱きがちな疑問にお答えします。 花の種類や適した方法、色あせ防止のコツなどを知ることで、ドライフラワー作りをもっと楽しめます。ぜひ以下の質問と回答を参考にしてみてください!
ドライフラワーに適した花は?
■水分量が少ない花が向いている
ドライフラワーに向いている花の条件は、水分量が少なく乾燥しやすいことです。
以下の花はドライフラワーに適しており、初心者でも扱いやすい種類です。
- かすみ草
- スターチス
- バラ
- アジサイ
- ミモザ
これらの花は乾燥後も形や色を比較的保ちやすく、インテリアにも最適です。
一方、水分量の多いユリ、ガーベラ、チューリップなどは乾燥に時間がかかり、
形や色が変わりやすい傾向があります。
■ポイント
- 水分量が多い花でもシリカゲル法を使うと美しく仕上げられる場合があります。
- 試行錯誤しながら、自分に合った花を見つけてみてください。
ドライフラワーに向かない花は?
■薄い花びらや水分が多い花は要注意
ドライフラワーに向かない花は、花びらが薄いものや水分量が多いものです。
以下のような理由で仕上がりが難しくなります。
- 薄い花びら:乾燥中に散りやすく、崩れる可能性が高い。
- 水分が多い花:乾燥に時間がかかり、その間に変色やカビが発生することがある。
■ドライフラワーが難しい例
- チューリップ(変色しやすい)
- ガーベラ(花びらが崩れやすい)
- 多肉植物(水分を多く含むため不向き)
どうしてもこれらの花をドライフラワーにしたい場合は、
シリカゲル法で一気に水分を吸収させる方法を試してみてください。
花束をドライフラワーにする方法
花束をドライフラワーにする際は、ハンギング法が最も手軽でおすすめです。
次の手順を参考にしてください。
- 花束の茎をまとめて麻ひもなどで結ぶ。
- 風通しが良く、直射日光の当たらない場所に逆さまに吊るす。
- 約1〜2週間で完成。
花束全体をまとめて乾燥させることで、特別な思い出をそのまま形に残せます。
シリカゲル法で茎ごとドライにする方法
シリカゲル法では、茎ごと乾燥させる場合も以下の手順を守ると良い結果が得られます。
- 花全体を短く切らず、茎ごとシリカゲルで埋める。
- 密閉容器に入れ、1週間ほど保管する。
- 完成後、花びらや茎に残ったシリカゲルを丁寧に取り除く。
茎まで綺麗に仕上げたい場合、シリカゲルの量を多めに用意し、花と茎を完全に覆うことがポイントです。
ドライフラワーの色あせを防ぐ方法
ドライフラワーの色あせを防ぐためには、直射日光や湿気を避けることが最も重要です。具体的な対策をいくつかご紹介します。
- 直射日光を避ける:窓辺や強い照明の下に飾らない。
- コーティングスプレーを使用:専用スプレーを吹きかけることで、色持ちを長く保てます。
- 湿度管理:風通しの良い場所に飾る、または除湿機を活用する。
適切な管理を行うことで、美しいドライフラワーを長期間楽しむことができます。
ドライフラワー作りを成功させる鍵は、花の選び方と適切な乾燥方法にあります。 水分量が少ない花を選ぶことで、初心者でも美しい仕上がりを楽しめます。また、乾燥が難しい花でもシリカゲル法を活用することで挑戦が可能です。色あせや劣化を防ぐためには、直射日光や湿気を避け、必要に応じてコーティングスプレーを使うと良いでしょう。
■花束をドライフラワーにする方法と色あせ防止のコツ
ドライフラワーは、特別な花束や思い出の花を長く楽しむ方法として人気があります。 本記事では、花束をドライフラワーにする手順や最適な時期、色あせを防ぐためのポイントなどを詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
花束をドライフラワーにする最適な方法
■ハンギング法が最適
花束をドライフラワーにする際は、「ハンギング法」がおすすめです。
ハンギング法は、吊るすだけで簡単に乾燥できるため、
ボリュームのある花束にも適しています。
■手順
- 花束の茎をしっかりまとめて麻ひもやゴムで固定する。
- 風通しの良い、直射日光の当たらない場所に逆さまに吊るす。
- 1〜2週間ほどで完成。
■ポイント
- 花束全体が密集している場合は、風通しを確保するために扇風機やサーキュレーターを活用すると良いでしょう。
ドライフラワー作りに適した時期
■湿度が低い季節がベスト
ドライフラワー作りに適しているのは、乾燥して湿度が低い春・秋・冬です。
湿度が高い梅雨や雨の日は避け、天気の良い日に作業するのが理想的です。
■注意点
- 湿気が多いと色や形が崩れやすいため、作業前に天気予報を確認しておきましょう。
- 天候が良ければ短期間で乾燥が進み、仕上がりも美しくなります。
シリカゲル法で茎ごと乾燥させる方法
■茎も一緒にドライにする手順
通常、シリカゲル法では花首の直下で茎を切り離しますが、茎ごとドライにすることも可能です。以下の手順でお試しください。
■手順
- 花全体をシリカゲルで完全に埋める(茎まで含む)。
- 密閉容器に入れて、約1週間保管する。
- 完成後、花びらや茎に付着したシリカゲルを優しく取り除く。
■注意点
- 花びらと茎の間に水分が溜まりやすいため、完全に埋めることが大切です。
- 密閉容器が必須なので、適切なサイズの容器を事前に用意しましょう。
ドライフラワーの色あせを防ぐコツ
■日光と湿気を避ける
ドライフラワーを長持ちさせるには、直射日光や高湿度の環境を避けることが重要です。
色あせを防ぐ具体的な方法を以下にまとめました。
■色あせ防止のポイント
- 直射日光を避けた場所に飾る(窓辺や照明の下はNG)。
- 変色防止用のスプレーを使用する。
- 除湿機やエアコンを使って湿気を管理する。
ひと手間でドライフラワーの美しさをより長く楽しめます。
花束をドライフラワーにする方法は、「ハンギング法」が最も手軽で初心者におすすめです。 湿気の少ない時期に作業することで、美しい仕上がりが期待できます。また、シリカゲル法を活用すれば茎ごと乾燥させることも可能です。
ドライフラワーを長持ちさせるには、日光や湿気を避け、必要に応じて色あせ防止スプレーを活用しましょう。大切な花束をドライフラワーにすることで、特別な思い出をより長く楽しむことができます。
ドライフラワー作りは、思い出を形に残すと同時に、生活空間を彩る素敵な趣味です。 初心者でも簡単に挑戦できるので、ぜひ一度試してみてください!
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
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人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、
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私達ぶ.る.-むがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。
ウエディングブーケや記念の花束など、
特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、
あなただけのアートを製作し、お届けします。