花束の選び方:色ごとの印象や意味合い、おすすめの組み合わせについてご紹介します。
■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
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※当社はアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
カラーごとの印象や意味合い、おすすめの組み合わせは?
大切な人へのプレゼントに花束を贈りたいけど、
どんな色の花束にしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
花束の色は、相手の好みや雰囲気、状況や目的に合ったものを選ぶのがおすすめです。
この記事では、花束の色の選び方やおすすめの色の組み合わせ、
色ごとのイメージなどを解説します。
また、花束におすすめの人気の花も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
花束の色の選び方
花束の色は、相手の喜ぶ姿を想像しながら決めるのが一番です。
イメージが湧かない場合は、以下のポイントを参考にしてみましょう。
1. 色別の花言葉を意識する
花にはそれぞれ、贈る相手に気持ちを伝える「花言葉」があります。普段面と向かって伝えられない想いを花言葉に乗せて花束を贈ると効果的です。例えば、バラやガーベラなど、カラーバリエーションが豊富な花は色ごとに花言葉が異なります。これから新しい一歩を踏み出す方には応援や祝福の花言葉を、感謝や愛情を伝えたい方にはその意味をもつ花がおすすめです。
2. 相手の好みや雰囲気に合わせる
相手の好みや雰囲気に合わせて花束の色を選ぶのも一つの方法です。情熱的な人にはレッド系、落ち着いた人にはブルー系、元気で明るい人にはオレンジ系など、その人の個性を反映させた色選びをしましょう。好きな色の花束を贈られると、それだけで相手のことを理解し、関係性が深いことを示せます。
3. シーンに合った色にする
贈るシーンに適した色の花束を選ぶことも大切です。例えば、告白やプロポーズには情熱的な赤、開店・開業祝いには祝福を表すオレンジ、結婚や出産祝いには愛や感謝を象徴するピンクがおすすめです。近しい人の誕生日やちょっとしたお祝いなら、多くの色が適していますが、開店・開業祝いに赤い花束は「赤字」や「火事」を連想させるため避けるべきです。
色別のおすすめ花束
■ピンクの花束
ピンクの花は愛情や感謝、母性を表します。ピンクのカーネーションは「感謝」「美しい仕草」「無垢で深い愛」、ピンクのダリアは「感謝」「栄華」という花言葉を持ち、特に母の日や感謝の気持ちを伝える際におすすめです。
■レッドの花束
レッドの花は情熱や愛を象徴します。赤いバラは「情熱的な愛」、赤いガーベラは「常に前進」を意味し、プロポーズや記念日にぴったりです。
■オレンジの花束
オレンジの花は元気や明るさを表現します。オレンジのバラは「絆」「誇り」、オレンジのガーベラは「冒険心」を意味し、開店祝いや新しい挑戦を応援する場面で適しています。
■ブルーの花束
ブルーの花は平和や冷静さを象徴します。ブルーのデルフィニウムは「高貴」「尊敬」、ブルーのアネモネは「真実」を意味し、落ち着いた雰囲気の人や冷静な場面に適しています。
花束の色選びは、相手の好みやシーンに合わせて行うことで、より心に響く贈り物になります。ピンク、レッド、オレンジ、ブルーなど、それぞれの色が持つ意味や花言葉を参考にして、最適な花束を選んでください。花言葉に思いを託して贈る花束は、きっと相手の心に届きます。ぜひ、この記事を参考に大切な人への花束選びを楽しんでください。
花束の色のおすすめの組み合わせ方
花束を贈る際、その色の選び方は重要なポイントとなります。
シンプルに1色でまとめるのも素敵ですが、
グラデーションやコントラストを利用して複数色を組み合わせると、
より華やかでカラフルな印象を与えることができます。
ただし、色が多すぎるとまとまりがなくなるため、
最大でも3色に抑えると美しく仕上がります。
シンプルな1色の花束
シンプルに1色でまとめることで、その色が持つメッセージ性を強調できます。
選ぶ側も花の種類に迷うことが少なくなるため、初心者にもおすすめです。
1色の花束が少し寂しいと感じる場合は、
同じ色でも異なる種類の花を組み合わせるとおしゃれな雰囲気になります。
また、濃い色と淡い色ではイメージが全く異なるため、
選ぶ際には花束の全体像を考えながら決めることが大切です。
グラデーションが美しい濃淡の花束
同じ色でもトーンを変えてグラデーションを作ると、ナチュラルで優しい雰囲気の花束になります。
例えば、淡いピンクから濃いピンク、そしてレッドへのグラデーションはとても柔らかい印象を与えます。
他にも、水色から青、紺色へのグラデーションなど、寒色系でまとめるのも素敵です。
この方法は、色のバランスが崩れにくいため、
色選びに自信がない方でも挑戦しやすいでしょう。
コントラストが映える反対色の花束
コントラストを意識した色の組み合わせは、個性的でおしゃれな花束を作りたいときにおすすめです。
補色を使うとお互いの色が引き立ち、バランスよくまとまります。
青とオレンジ、赤と緑、黄色と紫などが定番の補色の組み合わせです。
また、その中で濃淡のグラデーションを取り入れると、さらに華やかな花束になります。
反対色は実際に花束にしてみないとバランスが難しいため、
見本を見たりお店の方に相談したりするのが良いでしょう。
複数の色を組み合わせるときは、3色に抑えるのが無難です。これは花束だけでなく、ポスターやチラシなどのデザインでも共通するポイントです。3色の組み合わせ方は自由で、選ぶ花の種類やトーンによってもバランスが変わるため、色々と試してみるのも楽しいでしょう。まずは気になる花を2種類選び、それに合うもう1色を追加する方法が手軽です。
花束の色ごとのイメージ
花束の色によって、その花束が与える印象や雰囲気は大きく異なります。
それぞれの色には特有のパワーや心理的効果があり、
贈る相手やシチュエーションに合わせて選ぶことが大切です。
■レッド系(愛情・情熱・感謝)
赤は「エネルギー」を象徴する色で、愛情や情熱を表します。赤い花束は告白やプロポーズの定番ですが、気持ちを前向きにさせる効果もあります。赤は視線を引きつける色なので、大勢の前で渡す花束としても最適です。明るい赤は女性に、深みのある赤は男性に贈りやすいでしょう。
■ピンク系(可愛らしさ・上品・優しさ)
ピンクは女性に人気が高く、「可愛らしさ」や「優しさ」を象徴する色です。ピンクの花束は、幸福感をもたらし、美容効果も期待できるため、女性へのプレゼントに最適です。出産祝いにもおすすめですが、男の子の誕生には淡いブルーの花束も良いかもしれません。
■オレンジ系(情熱・元気・幸せ)
オレンジは明るく元気な印象を与え、性別や年齢を問わずどんなシーンにも贈りやすい色です。オレンジは健康や幸せ、友情のイメージもあり、家族や友人への誕生日プレゼントにぴったりです。淡いオレンジは優しい雰囲気に、ビタミンカラーのオレンジは活気ある印象になります。
■イエロー系(明るさ・友情・健康)
黄色は太陽のような明るさと温かさを持ち、友情や健康を祈る花束に最適です。「幸福」を象徴する色でもあり、祝福の気持ちを込めて贈ることができます。黄色は他の色と組み合わせやすく、赤やピンクと組み合わせると可愛らしい印象に、青や緑と組み合わせるとスタイリッシュな印象に仕上がります。
■パープル系(尊敬・上品・神秘的)
紫は古来より貴重な色とされ、「高貴」や「上品」を象徴します。また、神秘的な色でもあり、大人っぽさや艶やかな雰囲気を醸し出します。尊敬する上司や大人っぽい人へのプレゼントに最適です。
■ブルー系(クール・落ち着き・誠実)
青い花束は静かな印象を与え、クールな雰囲気を持つため男性への花束におすすめです。「忠実」や「誠実」のイメージもあり、上司の退職祝いの花束としても最適です。結婚祝いに青い花束を贈るのも素敵です。青1色では寂しい場合は、黄色や白の花を組み合わせると明るさがプラスされます。
■グリーン系(フレッシュ・癒し・安らぎ)
緑色は植物の色であり、癒しや安らぎの印象を与えます。花束に緑色を取り入れると、優しくフレッシュな雰囲気になります。ご年配の方に贈る場合は、ラッピングペーパーで色味を足して華やかさをプラスするのが良いでしょう。
■ホワイト系(清らか・崇高・純粋)
白い花束は清潔感があり、ウエディングドレスやブーケを連想させる色です。心を浄化し、リフレッシュさせる効果もあります。ただし、白1色の花束は仏花の印象もあるため、他の色の花と組み合わせるのが無難です。
花束の色は、それぞれの色が持つメッセージ性を理解し、贈る相手やシチュエーションに合わせて選ぶことが大切です。ピンクの花束は心を温かくし、幸福感をもたらします。色の組み合わせや花の種類を工夫して、相手に喜ばれる素敵な花束を贈りましょう。色選びのポイントを押さえて、大切な人への贈り物として最適な花束を見つけてください。
花束におすすめの色数が多い花
花束の色が与える印象について理解したら、次は具体的な花選びです。
色の展開が豊富な定番の花は、季節を問わず手に入りやすく、
希望する色味を再現しやすいというメリットがあります。
ここでは、色数が多いおすすめの花をご紹介します。
バラ
バラはフラワーギフトの定番中の定番です。特に赤いバラは愛を伝えるシンボルとして人気ですが、ピンク、黄色、白、オレンジ、紫など、多彩な色があります。それぞれに異なる花言葉があり、例えば、赤は「愛」、ピンクは「感謝」、黄色は「友情」、白は「純潔」です。
バラの本数にも意味があります。例えば、3本は「愛しています」、12本は「付き合ってください」、108本は「結婚してください」という意味を持ちます。本数を意識して花束を選ぶのも素敵です。
ガーベラ
ガーベラは、ぱっと開いた花びらが元気な印象を与えます。赤、ピンク、オレンジ、黄色、白などの色があり、色のバリエーションが豊富です。品種によって少しずつ色味が異なり、濃淡やコントラストを取り入れた花束も作りやすいです。ガーベラは主役にも脇役にもなる万能な花です。
カーネーション
母の日に贈る花として有名なカーネーションは、赤以外にもピンク、白、黄色、紫、オレンジなどカラーバリエーションが豊富です。赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」、白は「尊敬」、オレンジは「あなたを愛します」、黄色は「友情」と、それぞれ異なる花言葉があります。友人や母以外の家族にも贈りやすい花です。
ラナンキュラス
ラナンキュラスは、花びらが幾重にも重なった丸いフォルムが特徴的です。赤、ピンク、オレンジ、白、紫、黄色などの色があり、ボリューミーで華やかな印象を与えます。赤のラナンキュラスには「あなたは魅力に満ちている」、ピンクには「飾らない美しさ」、紫には「幸福」といった前向きな花言葉があります。どんな色味の花束にも合う万能な花です。
チューリップ
春を代表する花の1つであるチューリップは、子どもから大人まで人気があります。赤、白、ピンク、紫など色ごとに異なる花言葉を持ち、赤は「愛の告白」、白は「新しい恋」、ピンクは「愛の芽生え」、紫は「永遠の愛」です。恋人やパートナーへの花束に最適ですが、黄色のチューリップは「望みのない恋」というネガティブな花言葉があるので、注意が必要です。
花束を贈る際には、色の選び方が重要です。相手の好みやシチュエーションに合わせて色を選ぶことで、より喜ばれる花束を作ることができます。色選びに迷ったら、バラやガーベラ、カーネーション、ラナンキュラス、チューリップなどの色数が多い花を選ぶのがおすすめです。ネットで画像を検索したり、お店の方に相談することで、よりイメージに合った花束が見つかります。相手の笑顔を想像しながら、素敵な花束を贈りましょう。
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
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※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
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