結婚式マニュアル(準備):結婚式お呼ばれマニュアル
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、「結婚式お呼ばれマニュアル」と題して記事をお送りします。
当社ぶるーむは、
結婚式マニュアル:結婚式を知ることがマナー上級者への第一歩
結婚式マニュアル:今どきの結婚式って、どんな感じなの?
新郎新婦がゲストをもてなし、一緒に楽しむ場になっています。
世の中の価値観が多様化するにつれ、結婚式のスタイルも多様化しています。
例えば、
ゲストが10名ほどの親族だけの結婚式から100名を超える大人数の結婚式もあるといった具合です。
もともと「新郎新婦を披露」することが目的だった披露宴は、
時代の流れとともに、新郎新婦がゲストをおもてなしする場となっています。
ここ数年、新郎新婦が結婚式を行う理由の上位は、
「親、親族や会社関係者・友人に感謝の気持ちを伝えるため、喜んでもらう」となっています。
新郎新婦たちは、招待した皆さんにどうやって楽しんでいただこうかと知恵を絞るのです。
進路新婦がゲストをもてなし、ゲストが新郎新婦を祝福し、一緒に楽しむことで会場が一体となっていきます。
新郎新婦とゲスト双方の思いは、共感から共鳴に発展し、多くの感動を生み出します。
そんな幸せな祝いの1日は、新郎新婦にとっても、ご家族にとっても、ゲストにとっても、
心が満たされる時間であり、人とのつながりの素晴らしさに触れる時間でもあるのです。
そんな今どきの結婚式は、「ゲストとして結婚式を楽しめる人」がマナー上級者だと言えるでしょう。
結婚式マニュアル:挙式にはどんな種類があるの?
「キリスト教式」「神前式」「人前式」の3つのスタイルが主流です。
現代では、一番人気のある挙式スタイルとして「キリスト教式」、続いて「神前式」「人前式」となっています。
挙式は単なるイベントではなく、新郎新婦が夫婦となる厳粛なセレモニーの場です。
参列の際には、そのような場にふさわしい服装や振る舞いが求められます。
また、場合によってはセレモニーの進行の妨げになるということから、
参列者による写真撮影が禁止されることもあります。
撮影できる場合でも、式の進行中は撮影を控える、シャッター音が出ないようにする、などの配慮をしましょう。
キリスト教式挙式とは
キリスト教式の挙式は、結婚式場内のチャペルや街の教会で行われます。
親族及び会社関係者、友人など、披露宴に参加する全員が参列するのが一般的です。
その教会の建築や内装により、木造のアットホームな教会、ステンドグラスが荘厳な教会、
海が見える教会などさまざまです。
挙式は司会者によって行われます。
誓約、指輪の交換、ベールアップ、結婚宣言、讃美歌などが行われ、チャペル退場後にフラワーシャワーやライスシャワーなどが行われる場合もあります。
キリスト教式の挙式に参列する場合の服装は、肌を露出しすぎることのないようにします。
女性がノースリーブのドレスを着用する場合は、上着を羽織ったりするとよいでしょう。
神前式挙式
神前式挙式は、結婚式場内の神殿が街の大きな神社で挙げるのが一般的です。
挙式に参加するのは、基本的には親族のみですが、神殿によっては、親族以外のゲストが招かれて参列する場合もあります。
挙式は神官によって行われます。
新郎新婦が盃を交わすことで契を結び儀式である三々九度や、玉串を御神前に捧げる玉串奉奠などの儀式、
雅楽や巫女舞などが行われることもあり、伝統と厳かさを感じる進行となります。
街の神社での挙式の場合は、靴をぬいで本殿に上がることが多いので、
素足は避けるようにしましょう。
人前式挙式
人前式挙式は、参列するゲストに立ち会ってもらって愛を誓う宗教色がない挙式スタイルです。
ガーデンや、披露宴会場、どこでも行う事ができます。
アットホームな雰囲気を望む新郎新婦に人気のスタイルで、
式の進行役は司会者が務めることがほとんどです。
挙式中に、ゲストにリングをパスしてもらうリングリレーや、
キャンドルの火をパスしてもらうキャンドルリレーなど、
ゲストにも挙式に参加してもらって進めることがあります。
そのような場合は、お祝いの気持ちで参加してくださいね。
人前式挙式は新しいスタイルのように思われますが、もともと日本で行われていた、
家族や親しい人たちの前で、三々九度や固めの杯を取り交わした「家族式」に近いスタイルです。
洋装で行う場合、また和装で行う場合、両方のケースがあります。
結婚式マニュアル:披露宴の会場には、どんな種類があるの?
結婚披露宴を挙げる会場は、専門式場、ホテル、ゲストハウス、レストランがあります。
ゲストハウスやレストランの場合は、ホテルや結婚式場と違って、
付帯の駐車場やラウンジがない場合があります。
車で行く予定の方、会場で着替えをしようと思っている方、遠方から向かうために結婚式の時間よりも
随分早く到着してしまう方などは、会場に駐車場や着替え室、喫茶室があるかどうか、
事前に確認しておくようにしましょう。
披露宴の大まかな流れ
今どきの結婚式は、新郎新婦がホストホステス役となって、
参列するゲストに楽しんでもらおうと様々な趣向をこらしています。
披露宴の進行も様々ですが、おおまかな流れは以下の通りです。
- 新郎新婦入場
- 新郎新婦によるウエルカムスピーチ
- 新郎新婦紹介
- ウエディングケーキ入刀
- 祝辞・乾杯
- 歓談タイム
- お色直し退場
- お色直し入場
- テーブル挨拶周り
- 歓談・余興
- 花嫁の手紙
- 新郎新婦から親御さんへの記念品贈呈
- 謝辞
- おひらき
開宴から乾杯までは、進路新婦もゲストも多少緊張気味で
会場の空気も固くなりがちですが、乾杯して食事にはいると、
リラックスしたムードになります。
席次って、何ですか?
「席次」は主催者がゲストの席を決めることを言います。
席次のルールがわかっていると、新郎新婦の親御さんはどこに座っているのか、
どんな人達が参列しているのか等々、いろいろなことがわかるので安心することができます。
受付で「席次表」を受け取ったら、中をざっと見てみましょう。
通常は、メインテーブルに向かって左側が新郎側のゲスト、右側が新婦側のゲストとなります。
新郎新婦のメインテーブルに近いほど上席となり、
メインテーブルに1番近い席には、主賓や乾杯をする方、新郎新婦の恩師や新郎新婦が勤める会社の上司の方などが座ります。
また反対に、入口に最も近い席が末席となり、
ここには新郎新婦の家族や親族が座ります。
家族が末席になっているのは、昔の日本の結婚式は親御さんが主催者として
子供の結婚を披露していたという名残によるものです。
どのような立場で結婚式に招かれているのかということを知ることによって、
自分のふるまいや態度が決まります。
席が主賓席に用意されていたら、その立場に応じて振る舞いが必要です。
あなたが新郎新婦とは気の置けないお友達であっても、
フォーマルな場に相応しい振る舞いをしなければなりません。なぜなら、
相手の親族が参列者の品位を一番よく見ているからです。
親族は、初対面の新郎、あるいは新婦の人柄を本人からだけではなく参列者からも感じ取ります。
新郎新婦にとって、結婚式は多くの人との第一印象の場でもあるのです。
あなたが参加することで、新郎新婦の株を上げることも、下げることもできます。
どのように振る舞えば、招待してくれた新郎新婦を喜ばせることができるのか?
そのことを常に考え、その場に相応しい振る舞いをすることができる人が
結婚式でのマナー上級者なのです。