皆さんこんにちは。
いつも、ぶるーむの記事をご覧いただき誠にありがとうございます。
遂にウエディングのトップマンスリー11月に突入しました!全国的に緊急事態宣言も解除され、日に日に感染者数も減り、結婚式を実施された新郎新婦さまも多くなってきているのではないかと思います。
また、北から徐々にはじまっている美しい紅葉。この時期を待って、山や公園に出かけて「前撮り」をされている方も多いかと思います。
ウエディングプランナー時代、紅葉の中でのフォトウエディングを何度も担当したことがございますが、今でもあの美しい場面は記憶に残っております。
澄んだ青空に、自然が織りなす紅のグラデーション。
思わずシャッターを押したくなるロケーションは、フォトウエディングの為にある特別な場所ではないか!と思うほど、最高の舞台です。
その中、純白のウエディングドレスを身に纏った花嫁さまの美しいこと。どんなに時が経っても色褪せない写真になること間違いなしです。
今から、フォトウエディングをご検討されている方は、この時期オススメですのでぜひチェックしてみてくださいね!
それでは、本日のBLOGをご紹介します。
今回は、日々注目が集まっている「押し花」そのものについて徹底解明して行きます!
※1906年製作(フランス)
昨今、王道の額入り押し花から、アクセサリーやスマートフォンケースまで扱われるようになり、表現方法が広がり、若い方からシニア世代まで幅広い層に注目されています!
本日は、その歴史を紐解き「押し花が愛される理由」を深掘りしていきます!
実は、ここ最近ぶるーむでも卒花嫁様を中心に、ウエディングアイテムご購入の経験から、押し花を使ったインテリアアイテムを好まれる方が急増しています。
女性が虜になる「押し花」について、本日はじっくり徹底解明していきますので、ぜひお楽しみに!
ちなみに本日もお伝えするのは、
白金台や青山、湘南の大手ウエディング会場、那須のリゾートウエディングで25年間ウエディングプランナーをはじめ新会場の立ち上げ、広報・P R・マーケティングに携わってきた、“P Rディレクターの河西ちはる”です。
ウエディングを知り尽くした、私だからこその視点でお伝えしますね。
本日の目次:【今、注目の押し花】王妃グレース・ケリーも愛した魅力とは
- 「押し花の歴史」について触れてみよう!日本での始まりはいつ?
- 押し花を愛した「王妃グレース・ケリー」の作品と残した言葉
- 「進化する押し花」額入りのものからインテリア、アイテムへと発展
- 押し花の楽しみ方を一挙にご紹介!「ぶるーむ推薦アイテム」
「押し花の歴史」について触れてみよう!日本での始まりはいつ?
※1808年製作(フランス)
皆さん、「押し花」と聞いて、どんなものをイメージされますか?
幼き頃、新聞紙や電話帳に挟んで押し花づくりを体験し、その風景を思い描いている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
押し花の起源は、落ち葉を書物に挟んだものといわれていますが、古い文献によれば、押し花の始まりは16世紀ごろだといわれています。
イタリアの生物学者が標本として、押し花を残していたと記録が残っていることからです。19世紀には、英国のビクトリア女王も押し花を愛好し、作品を額装して飾っていたと伝えられています。
日本国内においては、江戸時代に押し花は盛んになり始め、標本として残されるようになりました。朝顔などの押し花帳が有名で、突然変異の朝顔などを押し花にしたり、品評会に使用したり様々だったようです。作家の滝沢馬琴が「押し花帳」を作っていたことは有名です。
こちらの写真は2018年の8月に公開された日本最古の「押し花・押し葉」です。
長野県の諏訪市博物館に寄贈されたもので、国立科学博物館の調査の結果、採集年月日や場所が分かるものとしては日本最古であることがわかりました。 諏訪市博物館によると、採集者は江戸中期の高島藩士、渋江民右衛門古伴(ひさとも)だそうです。古風な素敵な押し花ですね。
戦後は、押し花でのデザインが徐々に広まり、最近では押し花の絵画的な表現が普及し、その芸術性を追及する人たちも増えてきました。
ここで1ポイントですが、湿度の高い日本では、押し花を作る環境は決してベストだとは言えません。そのため乾燥させることに注目したことにより、押し花に関する技術が発達したとも言われています。
押し花を愛した「王妃グレース・ケリー」の作品と残した言葉
20世紀を代表する絶世の美女と謳われ、1950年代にハリウッド映画界のトップ女優として活躍したグレース・ケリー(1929-1982)。彼女はその気品に満ちた雰囲気から、クール・ビューティーと称賛され、人気絶頂の中モナコ公国レニエ3世公と結婚しプリンセスとなりました。
公妃としてモナコ公国を支え、母として愛する家族を守り続けたグレース。その優美な姿は、今も多くの人々を魅了しています。
そんな中、「花を生活の一部とし、花のある暮らし」の中で出会った押し花。グレース公妃は、瞬く間にこの美しい花の表現方法に魅せられたと伝えられています。
グレース公妃は、押し花の魅力をこのように語っています。
「素材となる花や葉の色、形、大きさは自然から与えられ決まったものです。その制約の中から、新たに押し花絵を生み出していくところに喜びがあります。台紙となる紙のうえに、
花びらをそっと置いて作業をしているとき、好きな針仕事や編み物をしているときと同じように、 とても静かな時間 が訪れ癒されていきます。だんだん押し花絵として形を成していくとき、うれしさがこみ上げ、 自然の恵みを通して自分を表現できたことに、深い満足感を覚えます。」
※グレース公妃のプレスドフラワーワーク参照
グレース公妃の作品スタイルは多岐にわたっており、高いデザイン性の他、草花の美しさをそのまま生かした、シンプルで優美な押し花絵を数多く創出しています。
2006年には、所蔵の押し花作品と写真が日本でも公開されました。現在では、モナコ公国のグレース・ケリーミュージアムに展示されています。グレース公妃が捜索した押し花画には、グレース公妃の愛のメッセージが語られています。
最後にグレース公妃の言葉をご紹介。押し花に携わるものとしてこの言葉をとても心に届きます。
「花を愛する人なら誰でも押し花絵を描け、自分の世界を築けるのです。それはとても素晴らしいことです。」
「進化する押し花」額入りのものからインテリア、アイテムへと発展
近年の「押し花」技術というものは目を見張るほどすばらしく、大きく進化を遂げています。乾燥技術や保存方法は当然のこと、押し花を作るための道具についても格段に進歩しています。そのため、押し花がよりみじかになり、さらに花の持つ美しさはそのままに、押し花の楽しさを追求できるようになっています。
InstagramやPinterestを覗くと、世界中から押し花をモチーフにした作品や商品が紹介されています。
額入りのアートはもちろんのこと、キャンドル、アクセサリー、万年筆、生活雑貨(コースター、箸置き)の他、スマホケースは若い女性を中心に広まっています。
また、最近ではminneやメルカリなどで押し花の素材を購入し、ハンドメイドを楽しむ方々も多く、これから更に注目を集めること間違いなしです!
ちなみにぶるーむでも、皆様からの熱いご要望にお応えして、様々なアイテムがこれから世の中に向けて発信される予定です。センスある熟練の職人たちが知恵を絞り、素敵なアイテムを開発中ですので、どうぞお楽しみに。
押し花の楽しみ方を一挙にご紹介!「ぶるーむ推薦アイテム」
季節ごとに楽しめる押し花。アートとして鑑賞して楽しむのはもちろんのことですが、自らの手でハンドメイドを楽しむのもおすすめです。中にはコロナ禍のおうち時間の楽しみの一つとして始められた方もいらっしゃいます。
ぶるーむには、プロを養成するスクールがございますが、押し花に魅了された女性が、日々入校されてきます。この秋のスクールも好評をいただいております
アットホームなアトリエで過ごす時間、陽光が差し込む気持ちのいい空間で、「お花」と「手仕事」に触れる時間、日々の忙しさから離れ、心あたためるときをご提供していますのでご興味のある方はぜひ、ホームページからご確認ください。ちなみに体験レッスンも実施中です!
次は、今年発売した「イニシャルフレーム カリーノ」お客様のリクエストにお応えして登場しました!
黒のデコラティブな額は珍しく、押し花がより映える額装で、結婚式のウェルカムスペースにもお飾りいただけます。卓上サイズなので、インテリアとしてお楽しみいただけ、イニシャルは特別感がありますので、プレゼントにも最適ととても注目されています。
こちらは、母の日に発売が始まった「カレイドフレーム」3種。左から、ローズ、ヴィヨレ、ジョーヌと3色展開になっていますが、壁に飾ったり、天井から吊るしたりとインテリアとして360度から眺められ、コロナ禍のおうち時間に癒しを与えた商品の一つになります。
そして、マリアージュボード “ムーン”。 「プレ花嫁さまにおすすめアイテム」 として登場しましたが、マリアージュボードをDIYできるキットでとしてオススメのアイテムです。
ボンドとピンセットだけ用意していただければ、お好みのペーパーアイテムや記念の写真をいれて、簡単に作ることができます。 はがきサイズのフレームなので、インテリアとして長く楽しむことができ、 結婚式のウエルカムボードとしてもご使用可能です。
”コロナ渦で、結婚式が延期や中止になってしまった・・・ 入籍した記念に、思い出に残るマリアージュボードを作ってみるのはいかがでしょうか?
インテリアとしても長く愛せる、ぶるーむオススメのD I Y商品です。
まとめ
皆様、いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、【いま注目を集める押し花を大解明!】王妃グレース・ケリーも愛した押し花の魅力とは2をテーマに詳しくレポートさせていただきました。少しでも参考にしていただけたら幸いです。
これからも、ぶるーむの記事では、皆様の知りたい情報にフォーカスして、プロの視点でご紹介させていただきます。この場を通して、新郎新婦様の結婚式準備の参考に、少しでもしていただけたら幸いです。
毎日、更新するぶるーむのInstagramもぜひご覧ください。
卒花嫁の素敵なプレストフラワー(押し花)アートがチェックできます!
皆様のフォローお待ちしております!
ぶるーむ P R担当
河西ちはる
※本記事の画像は、Google画像から引用している素材がございます。