結婚式での留袖マナー:立場別の選び方とポイント

2024.10.30 /

結婚式での留袖マナー:立場別の選び方とポイントについて解説いたします。

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結婚式での留袖マナー:立場別の選び方とポイント

結婚式は、親族や大切な知人の人生における特別な一日。

そんな日に着用する「留袖(とめそで)」は、格式と礼儀を重んじる日本の伝統的な装いです。

しかし、自分の立場や役割に合った留袖を選ぶには、

いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

この記事では、留袖の種類や選び方、小物の組み合わせ、

さらにはマナーについて詳しく解説します。

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留袖とは?基本を押さえよう

留袖は、袖が短く裾部分だけに模様が入った和装の一種です。

歴史的には、振袖の長い袖を短くカットし、

脇を縫い留めた形状が由来とされています。

現在では、留袖には以下の2種類があります。

  • 黒留袖:地色が黒で、既婚女性が着用する最も格式高い着物
  • 色留袖:地色が黒以外で、未婚・既婚問わず着用可能。紋の数で格式が変わります

紋の数で決まる格式

留袖の格式は、入れられる紋(紋章)の数で変わります。

紋は家柄や個人を表すしるしで、以下のように分類されます。

  • 五つ紋:背中、両胸、両袖に紋を配置。最も格式が高い
  • 三つ紋:背中と両袖に配置。五つ紋より少しカジュアル
  • 一つ紋:背中のみ。最も軽い格式

黒留袖は基本的に五つ紋のみですが、色留袖は三つ紋や一つ紋も選べます。

立場や場面に応じて紋の数を選ぶことが、マナーを守る上で重要です。

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立場別の留袖の選び方

新郎新婦の母親

結婚式で最も注目を集める両家の母親は、黒留袖に五つ紋が基本。

格調の高さを表す黒留袖は、家族の代表としての役割を象徴します。

小物も格式を意識し、金銀糸を織り込んだ帯や上品な草履を合わせましょう。

近親者(姉妹や伯母)

新郎新婦の姉妹や伯母の場合、色留袖を選ぶのが一般的です。

紋の数は、家族の立場に近い場合は三つ紋、

親戚として出席する場合は一つ紋が適しています。

華やかさと控えめさのバランスがポイントです。

友人や知人

友人や知人として出席する場合は、色留袖に一つ紋を選ぶと良いでしょう。

留袖以外にも訪問着や振袖を検討することも可能ですが、

場の格式に合わせた選択を心がけましょう。

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留袖に合わせる小物とマナー

必須の小物

留袖には以下の小物が必要です。

選び方一つで印象が大きく変わるため、慎重に選びましょう。

  • 帯:金銀糸や刺繍の入った袋帯が基本
  • 帯締め・帯揚げ:上品な色味を選び、華美になり過ぎないよう注意
  • 草履:控えめな光沢のあるデザインが適しています

気を付けたいマナー

  • 着付けの時間を確保:当日は慌てず余裕を持って準備しましょう
  • 立ち振る舞い:着物姿にふさわしい所作を心がけてください

留袖は、日本の伝統を象徴する装いの一つです。黒留袖は既婚女性の格式高い装い、色留袖は幅広い立場で着用可能。選ぶ際は、自分の立場や場面に合わせて適切な紋の数や小物を選びましょう。さらに、着物の所作やマナーを意識することで、結婚式という大切な場をより華やかに演出できます。

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結婚式は新郎新婦にとって特別な一日。

その場にふさわしい留袖を選ぶことで、親族やゲストとしての礼儀を示すことができます。

親族やゲストの立場ごとに最適な留袖の選び方を詳しく解説します。

最後には親族以外のゲストの選び方についても触れていますので、

ぜひ参考にしてください。

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母親:新郎新婦を支える中心的存在の装い

新郎新婦の母親は、結婚式で最も格式高い装いである「五つ紋」の黒留袖を選ぶのが一般的です。

これは、ゲストへの敬意や感謝の気持ちを表す伝統的なスタイルでもあります。

ただし、近年はカジュアルな結婚式も増え、黒留袖以外を選ぶ母親もいます。

黒留袖以外の選択肢

黒留袖にこだわらず、訪問着や色留袖を選ぶことも可能です。

選ぶ際には、結婚式の雰囲気や新郎新婦の意向を優先しましょう。

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祖母:控えめながら格式を大切に

祖母も、母親と同様に「五つ紋」の黒留袖を選ぶのが一般的です。

ただし、体力的な負担を考慮し、洋装を選んでも問題ありません。

控えめな柄の黒留袖やシンプルなデザインの色留袖もおすすめです。

おば:親族としての控えめなエレガンス

おばは、既婚の場合は黒留袖、未婚の場合は色留袖を選ぶのが基本です。

特に色留袖を着用する際は、淡い色合いや伝統的な吉祥文様を選ぶと、上品な印象を与えます。

紋の数のポイント

かつては親族の色留袖も「五つ紋」が主流でしたが、

最近では結婚式以外でも着用可能な「三つ紋」や「一つ紋」を選ぶケースが増えています。

姉妹・いとこ:若さと親しみやすさを演出

姉妹が既婚の場合は黒留袖、未婚の場合は色留袖が基本です。

ただ、若い世代の姉妹であれば、明るめの色留袖や柄が豊かな黒留袖を選ぶのもおすすめです。

いとこは親族の中でもやや遠い関係にあたるため、

「三つ紋」や「一つ紋」の色留袖や訪問着を選ぶとよいでしょう。

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その他のゲスト:格式と立場のバランスを意識

親族以外のゲストでは、仲人夫人や主賓が留袖を着ることがあります。

仲人夫人の場合、両家の母親が黒留袖を着ていない場合は、

色留袖を選ぶことでバランスを保つことができます。

主賓や会社の上司

主賓や会社の上司が色留袖を着る場合は、

親族よりも格式が高くならないよう注意が必要です。

「三つ紋」や「一つ紋」の色留袖が適切です。

訪問着の活用と注意点

親族以外のゲストや遠い親戚であるいとこが留袖以外を選ぶ際は、

訪問着がおすすめです。

訪問着は、全体に模様が入った着物で、色留袖に次ぐ格式を持つ装いとして人気があります。

留袖は、立場や役割に応じて選ぶべき格式ある装いです。五つ紋の黒留袖は最も格式が高く、親族や仲人夫人にふさわしい選択ですが、最近では三つ紋や一つ紋の色留袖を選ぶケースも増えています。主賓や上司の場合は、親族よりも格が高くならないよう注意しましょう。また、訪問着は柔軟な選択肢として活用できます。自分の立場に合った装いを選ぶことで、結婚式の格式を守りつつ、個性を演出することが可能です。

正しい留袖選びをして、素敵な結婚式を彩りましょう!

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留袖を選ぶときに押さえておきたいポイントと小物の選び方

結婚式での装いとして格式高い「留袖」を選ぶ際には、細部まで気を配ることが重要です。

留袖選びの注意点や小物選びのコツを詳しく解説します。

主役である花嫁を引き立てながらも、品格を備えた装いを目指しましょう。

比翼仕立てを選ぶのがマナー

結婚式で留袖を着る場合、「比翼仕立て」の留袖を選ぶのが一般的なマナーです。

比翼仕立てとは、襟や袖に白い生地を縫い付けることで、

重ね着しているように見せる仕立てのこと。

かつては白い着物を実際に重ね着していましたが、

現代では着やすさと見た目の重厚感を両立するために、

この仕立てが主流となりました。

「比翼仕立て」には「喜びが重なる」という意味も込められており、

特別な場にふさわしい選択です。

花嫁衣裳と色が被らないよう注意

色留袖を選ぶ際には、花嫁衣裳と色味が被らないようにすることが大切です。

人気の色打掛は赤やオレンジ、金など華やかな色が多いため、

ゲストがこれらの色を選ぶのは避けましょう。

■年代別おすすめの色味

  • 20~30代:淡いピンクやオレンジ
  • 40代:ベージュや鶯色
  • 50代以上:グレーや藤色

また、白地の着物も避けるのが無難です。

白は「花嫁の色」とされるため、マナー違反ではなくても控える方が賢明です。

主役は花嫁であることを念頭に置き、

花嫁を引き立てる控えめな色合いを選びましょう。

留袖に合わせる小物の選び方

帯と帯回りの選び方

■帯

留袖には、金銀糸を織り込んだ袋帯が適しています。縁起の良い「鶴」や「亀」の柄を選ぶと、結婚式にふさわしい華やかさが加わります。

結び方は、「二重太鼓」がおすすめです。二重太鼓には「喜びが重なる」という意味があり、礼装にふさわしい結び方です。変わり結びは華やかですが、カジュアルな印象を与えるため、黒留袖では避けるのが無難です。

■帯締め・帯揚げ

帯締めと帯揚げは、白または白地に金銀糸をあしらったものが基本です。

色留袖の場合は、淡い色味のものを選ぶことも可能です。

その他の装飾品と小物

■半襟

半襟は必ず白色を選び、清潔感を演出します。

■末広

末広は儀式用の扇子で、帯に差して使用します。金または銀の紙と黒塗りの骨が特徴で、留袖ならではのアイテムです。

■バッグと草履

黒留袖や五つ紋の色留袖には、白いフォーマルバッグと金銀を基調とした草履を選びます。バッグと草履の色やデザインを揃えると、統一感が出て洗練された印象になります。

■足袋

足袋は清潔感を重視し、必ず白を選びましょう。

留袖は、日本の伝統文化を象徴する格式高い装いです。比翼仕立てや色味の選択、花嫁との調和を意識することで、結婚式にふさわしい品格を演出できます。さらに、小物選びも重要で、帯や草履、バッグに至るまで細部にこだわることで、全体のコーディネートが完成します。

結婚式は主役の花嫁を引き立てる場でもあります。適切な留袖と小物を選ぶことで、自分らしい装いを楽しみながら、格式あるマナーを守りましょう。

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留袖に関するよくある質問とその答え:上品に着こなすためのポイント

留袖を着る際に気になる細かな疑問を解決するために、

アクセサリー、髪型、当日の振る舞いについて詳しく解説します。

正しい知識を身に着けて、美しく格式ある装いを楽しみましょう。

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Q. アクセサリーはつけても大丈夫?

基本はシンプルが鉄則

留袖を着る際、基本的にアクセサリーは結婚指輪と髪飾りのみとされています。特に髪飾りは、留袖の格式に合わせたべっ甲や漆の「かんざし」を選ぶと、上品で高級感を演出できます。

避けた方がよいアクセサリー

帯留は着物のアクセサリーの一つですが、結婚式の留袖では控えるのが正式です。また香水の使用には注意が必要です。香りが着物に染み付くと取れなくなる可能性があり、香水が生地を変色させる場合もあります。香りが強すぎないものを控えめに使用しましょう。

Q. 留袖に似合う髪型は?

ショート・ボブの方

ショートやボブの方は、髪を根元から立ち上げてトップにボリュームを出すと華やかさが加わります。軽く巻いたスタイルもおすすめです。

ミディアム・ロングヘアの方

ミディアムやロングヘアの場合は、アップスタイルが基本です。特に「夜会巻き」は格式高い黒留袖によく合うエレガントな髪型です。また、低い位置でまとめるシニヨンも落ち着いた雰囲気を演出します。

避けるべき髪型

後れ毛を多く出すルーズなスタイルや、盛り髪のような個性的なヘアアレンジは控えましょう。派手すぎるかんざしやアクセントの強い髪飾りも避けるのが無難です。

Q. 留袖を着るときの振る舞いの注意点

歩き方のポイント

留袖を着て歩く際は、小股で内股を意識することで裾が乱れるのを防ぎます。特に長い階段や段差では、裾を軽く持ち上げると安心です。

座るときのマナー

椅子に座るときは、浅く腰掛け、帯が崩れないよう背もたれに寄りかからないようにしましょう。車の乗り降りでは、座るときはお尻から、降りるときは足からが基本です。

食事中の気配り

食事の際には、袖が汚れないよう片手を袖に添えます。着物ならではの所作を意識することで、さらに上品さが引き立ちます。

留袖は、結婚式のような特別な場で格式を示す装いです。アクセサリーは控えめに、髪型は上品さを意識して、清潔感を保つことが大切です。さらに、振る舞いに気を配ることで、留袖姿が一層引き立ちます。

黒留袖は既婚女性の最も格式高い装いであり、母親や祖母にふさわしい選択です。一方、色留袖は既婚・未婚を問わず着用でき、いとこや主賓にも適しています。訪問着を選ぶ場合も、場にふさわしい控えめなデザインを心掛けましょう。

小物や所作にまで注意を払い、マナーを守った美しい留袖姿で結婚式を楽しんでください。

■当社ぶ.る.-むについて■

会社名:株式会社 ぶ.る.-む

本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13

東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F

岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10

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■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■

電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分

バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分

お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません

■当社ぶ.る.-むの概要■

“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”

人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。

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