結婚式に着物で出席する際の草履選びについて解説します。
■本記事の監修■
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結婚式に着物で出席する際の草履選び
結婚式に着物で参列する際、草履選びは装い全体の完成度を左右します。
特に新郎新婦の母親や親族としての着物姿は格式を大切にしたいもの。
一方で、若いゲストの華やかな着物姿も結婚式を彩る重要な要素です。
では、どのような草履が結婚式にふさわしいのでしょうか?
ここでは草履の基礎知識から、着物に合わせた選び方までを徹底解説します。
草履選びの基本ポイント3つ
まずは、草履を選ぶ際に知っておきたい基本的なポイントを押さえましょう。
1. 草履の構造を理解しよう
草履は大きく分けて「台」と「鼻緒」という2つのパーツで構成されています。
- 台:足を載せる底の部分。素材や色が装いに調和するかが重要です。
- 鼻緒:足の甲を固定するための部分。デザインや素材が異なるだけで印象が大きく変わります。
フォーマルな場では、台と鼻緒の素材や色味が統一されているものが基本ですが、現代ではおしゃれなデザインのものも増えています。装いとのバランスを見ながら選びましょう。
2. 草履のサイズ選びのコツ
草履のサイズは、普段履いている靴とは少し異なる基準で選ぶ必要があります。以下の点に注意しましょう。
- サイズ表記:最近はS・M・Lの表記が主流で、以下が一般的な目安です。
- Sサイズ:21~22.5cm
- Mサイズ:22.5~24cm
- Lサイズ:24~24.5cm
草履の正しい履き方は、かかとが台から少しはみ出す状態が美しいとされています。しかし、履き心地を重視したい場合は、かかとが台にぴったり収まるサイズでも問題ありません。特に歩く際の快適さを優先したい方は無理をせず、自分に合ったサイズを選びましょう。
3. フォーマルな場にふさわしい台の高さ
草履の台の高さは、フォーマル度に直結する重要なポイントです。結婚式など格式高い場では、かかとが高めの草履が推奨されます。具体的な目安として、5cm以上の高さがフォーマルな装いに適しています。
台が高い草履は脚を美しく見せる効果も期待できますが、慣れていない方は歩きやすさを考慮し、無理のない高さを選ぶのも大切です。
結婚式での着物と草履のコーディネート
草履を選ぶ際は、着物の種類や色、柄との調和も考慮する必要があります。
以下に、着物別に草履選びのポイントを紹介します。
振袖の場合
若い女性が着用する華やかな振袖には、
光沢のある素材や華やかな装飾が施された草履が合います。
鼻緒にも刺繍やビーズが施されているデザインを選ぶとより華やかです。
訪問着や色留袖の場合
訪問着や色留袖などの準礼装には、
シンプルで落ち着いたデザインの草履が適しています。
色味は着物に合わせて選びつつ、あまり派手すぎないものを選びましょう。
黒留袖の場合
格式高い黒留袖には、金や銀を基調とした台と鼻緒が統一された草履が定番です。
装いの格を保ちながら華やかさを演出できます。
結婚式に着物で出席する際、草履選びは全体の装いを引き立てる重要な要素です。台と鼻緒のデザインの統一感や、サイズ選びのポイント、台の高さなどを押さえることで、より美しく格式高い着物姿を実現できます。また、着物の種類に応じた草履選びも大切です。結婚式という特別な日を、適切な草履でより美しく演出しましょう。
結婚式にふさわしい草履の選び方:格と美しさを引き立てるポイント
結婚式に着物で参列する際、草履の選び方は装い全体の格式と美しさを左右します。
では、結婚式にふさわしい草履とはどのようなものなのでしょうか?
ここでは、選び方の基本ポイントと着物の種類別におすすめの草履をご紹介します。
結婚式向け草履選びの3つの基本ポイント
1. 台の高さは約5センチが理想
結婚式用の草履は、台の高さが5センチ前後のものが適しています。
この高さが推奨される理由は以下の通りです。
- フォーマル度が高い:草履のかかとは高い方が格式を感じさせます。
- 裾さばきが良い:着物は裾が長めに仕立てられているため、台が低すぎると裾を引きずる恐れがあります。
そのため、ある程度の高さがある草履を選ぶことで、見た目の美しさと実用性を両立できます。
2. 台と鼻緒が統一されたデザイン
結婚式というフォーマルな場では、
台と鼻緒が同じ素材・色味で作られた草履が最適です。
これは伝統的なマナーにも基づいており、統一感があることで装いに品格を与えます。
一方で、異素材の組み合わせはカジュアルな印象となるため、普段着の着物向きです。
3. 金・銀を基調とした華やかな色合い
草履の色は、結婚式の格式にふさわしい金・銀を基調としたものが最もおすすめです。
これらの色味は華やかさと品格を兼ね備えており、
どのような着物にも調和します。
ただし、淡い白やクリーム色の草履も上品で、着物の種類に応じて選ぶと良いでしょう。
着物の種類別おすすめ草履
着物には格式の異なる種類があり、それぞれに適した草履があります。
以下では、代表的な3種類の着物に合う草履を解説します。
留袖に合わせる草履
留袖は「黒留袖」と「五つ紋付きの色留袖」に分かれ、
どちらも最も格の高い正礼装です。
結婚式では母親や親族の既婚女性が着用します。
- 色合い:金・銀を基調にしたものが最適。鼻緒に淡い色糸の模様が入ったデザインも上品です。
- 素材:格式を重視する場合、「佐賀錦」の布製草履がおすすめです。佐賀錦は金や銀を貼った和紙と絹糸を使用した高級織物で、上品な輝きが特徴です。
訪問着に合わせる草履
訪問着は準礼装として幅広い年齢層に着用されます。
結婚式では親族やゲストに適した装いです。
- 色合い:白や淡い色、控えめな金・銀のデザインが好相性です。
- デザイン:華美すぎないシンプルなものを選ぶことで全体の調和を保てます。
振袖に合わせる草履
若い女性が着用する振袖には、華やかなデザインの草履がぴったりです。
- 色合い:振袖の柄に合わせた鮮やかな色や刺繍入りの鼻緒が映えます。
- 素材:光沢のある台を選ぶことで、若々しく華やかな印象を与えます。
結婚式に着物で参列する際の草履選びは、台の高さ・デザインの統一感・色味の華やかさが重要です。5センチ前後の台の高さでフォーマル度を保ちつつ、金・銀を基調とした草履で品格を演出しましょう。また、着物の種類に応じた選び方を心がけることで、装い全体がより調和します。格式ある場にふさわしい草履を選んで、結婚式という特別な日に自信を持って臨みましょう。
訪問着・振袖にふさわしい草履の選び方:結婚式にぴったりの足元コーディネート
結婚式で訪問着や振袖を着る場合、草履選びは装いを美しく完成させる大切なポイントです。
それぞれの着物にふさわしい草履を選ぶことで、格式を守りつつおしゃれを楽しめます。
以下では、訪問着と振袖に合わせた草履の選び方を詳しくご紹介します。
訪問着に合う草履の選び方
訪問着は、「正礼装」に次ぐ格式を持つ準礼装で、
既婚・未婚を問わず着用可能な着物です。
この着物にふさわしい草履選びのポイントを押さえておきましょう。
1. 色合いは淡く上品なものがベスト
訪問着に合わせる草履は、金・銀のほか、白や薄いピンクなどの淡い色味が最適です。
淡い色合いは訪問着の上品な雰囲気にマッチしつつ、華やかさを演出します。
特に、着物と草履の色を統一すると、より洗練された印象を与えます。
2. 素材は光沢のあるエナメル素材がおすすめ
訪問着には、艶のあるエナメル素材(革・合皮)の草履がよく合います。
光沢感が装いに華やかさをプラスし、フォーマルなシーンにも適しています。
3. 台と鼻緒は基本的に統一感を重視
訪問着は準礼装なので、カジュアルな式であれば台と鼻緒が異なる素材の草履も選択肢に入ります。
ただし、目上の方が多い式や格式高い雰囲気の場合は、
台と鼻緒が同じ素材の草履を選ぶのが無難です。
振袖に合う草履の選び方
振袖は未婚女性の正礼装で、大振袖・中振袖・小振袖の3種類があります。
結婚式にゲストとして参列する場合は、中振袖か小振袖を選ぶのがマナーです。
1. 白を基調とした草履で清潔感を演出
振袖に合わせる草履の色は、白や淡い色味がおすすめです。
特に白はすっきりとした印象を与え、振袖の華やかな柄を引き立てます。
2. 重ねデザインで華やかさをプラス
振袖には、台が「重ね」構造になった草履が適しています。
台が何層にも重ねられているデザインは、足元に立体感を与え、
より豪華な印象を与えます。
3. 式の雰囲気に合わせた選択を
台と鼻緒が異なる素材の草履も、カジュアルな結婚式であれば使用可能です。
ただし、式の格式や参加者の立場を考慮し、
フォーマルな場では統一感のある草履を選びましょう。
結婚式で訪問着や振袖を着る際の草履選びは、台の高さ、色、素材のバランスが重要です。
- 台の高さ:5センチ前後が理想的。
- 色:金・銀や白、淡い色を基調に。
- 素材:エナメルなどの艶があるものが適切。
- 台と鼻緒の統一感:基本は同じ素材でまとめ、式の雰囲気に合わせて選択する。
足元まで美しく整えた装いは、新郎新婦への敬意を示すだけでなく、自分自身もより魅力的に見せてくれます。結婚式という特別な日を、完璧な草履選びで彩りましょう。
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