ウェディングケーキの起源と歴史を知ろう

2024.09.20 /

ウェディングケーキの起源と歴史についてご紹介します。

当社BLOOMのインスタグラム、TikTok、YouTubeでは、

新郎新婦様のブーケや花束をご紹介しています。

よろしければ是非、ご覧くださいね!

アフターブーケ(ぶるーむ)

■本記事の監修■

ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。

花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、

特殊な押し花加工で永久的に保存をします。

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※当社はアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。

アフターブーケ(ぶるーむ)

ウェディングケーキの起源と歴史

披露宴の定番アイテム、ウェディングケーキ。

でも、なぜ結婚式でウェディングケーキが用いられるようになったか、

考えたことはありますか?

ここでは、ウェディングケーキの起源と歴史、

さらにその背後にある意味を詳しく見ていきます。

幸せのシンボルとされるウェディングケーキの背景を知れば、

結婚式がもっと深い意味を持つでしょう。

ウェディングケーキの始まりはどこから?

ウェディングケーキが披露宴に登場した背景には、さまざまな説があります。

時代や場所によって違いはありますが、いくつか代表的な説をご紹介します。

■古代ローマの風習がルーツ?

古代ローマでは、結婚式でビスケットやパンを使用する風習があったと言われています。新郎がその一部を食べ、残りを花嫁の頭に砕いてかけるという、少し驚きの儀式でした。この儀式の背景には、麦が「繁栄の象徴」として扱われていたことが関係しています。新郎新婦の繁栄や子宝を祈る意味が込められ、さらには、幸福が宿るとされるパンやビスケットのかけらをゲストで分け合うことで「幸せのおすそ分け」を行っていたのです。

■イギリスでの風習から生まれたケーキ

ヨーロッパ各地では、古くから結婚式の日に特定の食べ物を分かち合う風習がありました。イギリスでは、もともとビスケットやパンが使われていましたが、後に卵やバター、砂糖を加えた焼き菓子へと変化。そして「子孫繁栄」や「豊穣」を象徴するナッツやレーズンも加えられるようになり、これが現代のウェディングケーキの原型となったとされています。

現代のウェディングケーキへと発展した理由

こうした伝統的な背景を持つウェディングケーキですが、

時代が進むにつれ、見た目や味わいも進化し、

現在のような美しいケーキへと発展してきました。

ケーキカットやファーストバイトといった演出が加わり、

夫婦の絆を深める儀式としても欠かせない存在となっています。

アフターブーケ(ぶるーむ)

現代のウェディングケーキの起源とその華やかな進化

ウェディングケーキの由来を振り返ると、

当初は私たちがイメージするような華やかなケーキではなく、

ナッツやドライフルーツを詰めたパウンドケーキのような質素なものでした。

しかし、どのようにして現在のような美しいウェディングケーキへと変わったのでしょうか?

ここでは、現代のウェディングケーキがどのように進化してきたかをご紹介します。

18世紀に登場した「シュガーケーキ」のはじまり

現代のウェディングケーキの原型が誕生したのは18世紀の「シュガーケーキ」から始まります。

シュガーケーキはナッツやレーズン、洋酒を使い、

固く焼き上げたケーキ生地を砂糖で作られたペーストや細工で豪華にコーティングしたものでした。

この砂糖細工は「シュガークラフト」と呼ばれ、

レース模様や花の装飾が施され、視覚的にも魅力的な仕上がりとなりました。

この華やかなシュガーケーキが結婚式で広まり、

ウェディングケーキの新しいスタイルを確立しました。

ヴィクトリア女王が生んだ3段ケーキの伝統

シュガーケーキが普及した後、

さらにウェディングケーキの形状を大きく変えたのが19世紀に

イギリスのヴィクトリア女王の第一王女の結婚式で登場した3段ケーキです。

このウェディングケーキは、豪華な砂糖細工を積み重ねたもので、

なんと高さが2メートルにも達する壮大なものでした。

このケーキが新聞にも掲載されて話題を呼び、王室の象徴として庶民にも模倣されるようになったのです。

しかし、精巧な砂糖細工は高価で庶民には手が届きにくいため、

ケーキを単純に重ねる形で手軽に真似したことから、

現在のような段重ねのウェディングケーキが普及したとされています。

日本でのウェディングケーキの登場

日本でウェディングケーキが結婚式に登場するようになったのは戦後、

洋菓子の文化が広まってからです。日本の結婚式にも欧米の影響が取り入れられ、

ケーキカットといった儀式も加わり、

ウェディングケーキは定番の演出となりました。

現代のウェディングケーキは、18世紀の「シュガーケーキ」から始まり、ヴィクトリア朝時代に王室の象徴として発展を遂げ、日本に伝わってさらに広まるという、長い歴史と変遷を経てきました。華やかな装飾や段重ねのスタイルは、幸福と繁栄を願うシンボルとして結婚式を彩り続けています。

アフターブーケ(ぶるーむ)

ウェディングケーキに込められた深い意味とは?

ウェディングケーキは、単なるデザートとしてだけでなく、

結婚式に特別な意味が込められています。

ここでは、その象徴的な意味についてご紹介します。

繁栄と幸福を願うシンボル

かつて砂糖や蜂蜜は非常に貴重で高価なものでした。

こうした貴重な甘味料を贅沢に使用したウェディングケーキは、

豊かさや幸福の象徴とされ、新郎新婦の繁栄や幸せな生活を祈願する意味が込められています。

また、ケーキに加えられるナッツやレーズンも「子孫繁栄」や「豊穣」を象徴する食材であり、

これらをケーキに取り入れることで新しい家族の幸せと繁栄を願う伝統が受け継がれてきました。

ケーキがもたらす「魔除け」の効果

欧米の伝統には、「悪魔は甘いものを嫌う」という言い伝えがありました。

そのため、甘いケーキを結婚式に用意することで、

幸せな新郎新婦に悪い影響が及ばないようにと、魔除けの役割を果たしていたとされています。

華やかで甘いウェディングケーキが、

新郎新婦の幸せを守るお守りのような存在となっていたのです。

ウェディングケーキは、単なるお祝いのデザート以上に、新郎新婦の幸福、繁栄、そして魔除けを願う深い意味が込められたシンボルです。歴史を通じて砂糖やナッツなどをふんだんに使ったケーキは、新しい家庭が豊かで幸せに満ちた生活を築けるよう願うために用いられてきました。

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ウェディングケーキの3段に込められた意味とは?

ウェディングケーキは、ただのデコレーションではなく、

それぞれの段に深い意味が込められています。

3段ケーキの由来と意味を知ることで、

結婚式がさらに特別なものに感じられるでしょう。

3段ケーキの各段の意味

3段ケーキは、段ごとに異なる意味を持っています。ケーキの一番下の層を「1段目」、中央を「2段目」、最上部を「3段目」として、それぞれが象徴するものをご紹介します。

  • 1段目:ゲストとの共有 最も大きな1段目は、結婚式当日に新郎新婦がゲストと共に楽しむ部分です。ケーキカット後にゲストへ振る舞われ、結婚式という喜びのひとときを分かち合います。
  • 2段目:参列できなかった方への贈り物 2段目は、参列できなかった人々へ届けるための部分とされています。もともとは長く保存できるシュガーケーキの特性を活かし、結婚式後に友人や親戚に配られました。こうして、結婚の喜びを広く共有する意味が込められています。
  • 3段目:記念日のために保存 一番上の3段目は、結婚記念日や二人の特別な日に取っておく部分です。保存のきくシュガーケーキの場合、1年後の結婚記念日や最初の子供が生まれた時などに、改めて新郎新婦が味わうことで、結婚生活の始まりを記憶に留める習わしもありました。

現代のウェディングケーキとその役割

現在のウェディングケーキは主に生ケーキが多く、保存が難しいため、当日のファーストバイトやデザートとしてその場で楽しむことが一般的です。しかし、この瞬間には新郎新婦の愛をゲストと共有し、未来の繁栄を願う気持ちが込められています。また、ウェディングケーキが「幸せのおすそ分け」を意味することから、ゲストとの結びつきを深める役割も果たしています。

ウェディングケーキの3段には、それぞれ「ゲストとの共有」「欠席者へのおすそ分け」「記念日のための保存」という意味が込められています。これに加え、貴重だった砂糖や蜂蜜を使うことで繁栄や幸福を象徴し、さらには魔除けとしての役割も担っていました。こうして、ウェディングケーキは新郎新婦とゲストの絆を深め、愛の象徴として長い歴史を持つものなのです。

■当社ぶ.る.-むについて■

会社名:株式会社 ぶ.る.-む

本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13

東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F

岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10

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■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■

電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分

バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分

お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません

■当社ぶ.る.-むの概要■

“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”

人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。

そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、

とても素敵だと思いませんか。

私達ぶ.る.-むがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。

ウエディングブーケや記念の花束など、

特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。

フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、

あなただけのアートを製作し、お届けします。

当社ぶ.る.-むの製作工程はこちらです

 

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