フラワーアレンジメントの基本と成功の秘訣についてご紹介します。
■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社はアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
フラワーアレンジメントの基本と成功の秘訣
フラワーアレンジメントの魅力とは?
花をもらったときの喜びをきっかけに、
「自分でも素敵なアレンジメントを作りたい!」
と思ったことはありませんか?
フラワーアレンジメントは、専門的な知識がなくても、
お花への愛情と少しの工夫で気軽に始められる趣味です。
この記事では、
初心者でも簡単に取り組めるフラワーアレンジメントの基本を道具選びから具体的な作り方まで解説します。
フラワーアレンジメントに必要な道具と準備
材料の選び方:フレッシュな花材を用意しよう
アレンジメントの主役となるのは、もちろん新鮮なお花です。
茎や葉がしっかりしているものを選ぶことで、長持ちする作品が仕上がります。
グリーンや枝物も取り入れると、立体感が増しプロっぽい仕上がりに。
花器の選び方:アレンジの雰囲気に合わせて自由に選択
花器(ベース)はアレンジの全体イメージを決める重要な要素。
陶磁器、金属、バスケットなど、テーマに合った素材を選ぶと完成度が上がります。
水漏れ防止が必要な場合は、防水加工を施すか、
後述するセロファンを使用しましょう。
吸水スポンジの活用法:お花を長持ちさせる基盤
「オアシス」
「フローラルフォーム」
として知られる吸水スポンジは、花をしっかり固定しつつ水分を供給する重要な道具です。
使用する前に水に十分浸し、必要な形に切り分けて使いましょう。
なお、一度使ったスポンジは再利用できないので、
毎回新品を用意するのがポイントです。
ハサミの選び方:茎を傷めない専用ハサミを使おう
お花を長持ちさせるためには、専用のフラワーハサミを使うことが欠かせません。
切れ味の悪いハサミを使うと茎を傷つけ、水分の吸収が妨げられます。
枝やワイヤー用のハサミと分けて準備すると、ハサミの寿命も延ばせます。
ラッピング用やセロファン用のハサミも別途用意しておくと作業がスムーズです。
サポートアイテム:プロ仕様の仕上がりを目指して
セロファンの使い方:防水対策に効果的
カゴや木製の花器など、水漏れしやすい容器にはセロファンを内側に敷き、
吸水スポンジとの間に防水層を作りましょう。
これにより、見た目を損なわずにお花の保湿も維持できます。
ワイヤーとフローラルテープの活用:補強と固定の技術
ワイヤーは、短い茎を補強したり、曲げて花を支えるのに便利です。
弱い花材を固定する際やデザイン性を高めるときに重宝します。
また、吸水スポンジを花器に固定する際には、
フローラルテープを使うとしっかりと安定します。
フラワーアレンジメントの基本的な手順
- 花器にセロファンを敷く(必要な場合)
- 吸水スポンジをセットし、水をたっぷり含ませる
- お花のバランスを考えながら配置し、中心から外側へ向けて順に差し込む
- 補強が必要な部分にはワイヤーを使用
- 全体の形を整え、グリーンで隙間を埋める
フラワーアレンジメントは、材料選びから道具の使い方までを押さえることで、誰でも魅力的な作品が作れます。花器や吸水スポンジの準備、ハサミの使い分けなどの工夫を取り入れれば、初心者でも失敗することなく完成度の高いアレンジが楽しめるでしょう。さらに、ワイヤーやフローラルテープを使った補強で安定感を出し、セロファンで防水処理を施すと、プロの仕上がりに近づきます。お花を通じた心地よい暮らしの第一歩として、自分だけのオリジナルアレンジメントをぜひ作ってみてください。
フラワーアレンジメントの作り方|初心者でも簡単に実践できるステップガイド
準備が成功のカギ!アレンジメントの下準備を整えよう
美しいフラワーアレンジメントを仕上げるためには、
事前準備が大切です。
まず、花材を最大限に生かすために適切な方法で水揚げを行いましょう。
これにより、お花が長持ちし、美しい状態を長く楽しめます。
さらに、茎に付いている余分な葉を取り除くことで、
蒸れを防ぎ、水の吸収を促進します。
吸水スポンジは、使用する花器に合うサイズにカットしておくと作業がスムーズです。
スポンジの水分管理:正しい浸水で仕上がりが決まる
吸水スポンジは十分に水を含ませてから使用することが基本です。
ボウルやバケツにたっぷりの水を張り、スポンジを自然に浮かべて吸水させましょう。
無理に押し込むと内部に空気が残り、水が行き渡らないため、
完成したアレンジメントが早く傷んでしまいます。
吸水が完了したスポンジは色が濃くなりますので、しっかり水を含んだことが確認できます。カゴなどの水が漏れる容器にはセロファンや布を使って防水処理を施し、その上にスポンジをセットします。スポンジをセットしたら、角を丸く削って面取りし、位置決めのために十字線を引いておくと作業が進めやすくなります。
アレンジメントの組み立て方|花材を引き立てる配置のコツ
グリーンを使ったベース作り
吸水スポンジをセットしたら、
最初にグリーンを使って外枠を囲むように挿し込んでいきます。
縁のギリギリに挿すことで、花全体のフレームが決まり、
バランスの良い仕上がりになります。
メインフラワーの配置:アレンジの中心を決める
次に、アレンジメントのメインとなるポイントフラワーを配置します。
最初に中央に1本挿し、その後2本目、3本目を三角形になるように挿すと、
立体感が生まれます。
長さや向きを少しずつ変えると、自然な印象になります。
サブフラワーで隙間を埋める
メインの花を挿したら、次はサブフラワーで隙間を埋めていきます。
目立つお花や茎が太いお花から順に配置することで、
全体のバランスが取りやすくなります。
小花やグリーンで仕上げのアクセント
最後に、小花やグリーンをアクセントとして挿し、
吸水スポンジが見えないように調整します。
全体のバランスを見ながら配置し、
立体的で自然な流れを演出しましょう。
バスケットアレンジの仕上げ
バスケットを使ったアレンジでは、
花材やバスケットに合わせたリボンや飾りでデコレーションすると、
さらに華やかな印象になります。
アレンジメントを美しく仕上げるための注意点
- 吸水スポンジは挿し直しを避ける
スポンジは一度花を挿すと穴が開くため、何度も挿し直すと固定力が弱くなります。挿す位置をしっかり計画して作業を進めましょう。 - 花材の状態をこまめに確認
水揚げがしっかりできているか、花器に十分な水が入っているか、適宜チェックすることが大切です。これにより、アレンジメントを長く美しい状態で保つことができます。
フラワーアレンジメントは、お花の魅力を最大限に引き出し、生活に彩りを加える楽しいアクティビティです。事前準備をしっかり行い、グリーンでベースを作りながらメインフラワーをバランスよく配置することで、初心者でも満足度の高い作品を作ることができます。吸水スポンジの使い方や挿し直しを避ける工夫が、長持ちする美しいアレンジメントを完成させる秘訣です。ぜひ、今回のガイドを参考に、あなたもオリジナルのフラワーアレンジメントに挑戦してみてください。
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”
人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、
とても素敵だと思いませんか。
私達ぶ.る.-むがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。
ウエディングブーケや記念の花束など、
特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、
あなただけのアートを製作し、お届けします。