七五三のお祝いに贈りたいお花の選び方についてご紹介します。
■本記事の監修■
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七五三のお祝いに贈りたいお花の選び方
七五三は、子どもの成長を願い、家族が一緒に祝う日本の伝統的なイベントです。
お祝いの当日には、神社で参拝し、健やかな未来を祈る「七五三詣で」が行われます。
大切な子どもたちの成長を祝うこの特別な日に、
贈り物として人気なのがお花のギフトです。
縁起の良い花を選ぶことで、お祝いの場に華を添え、
心に残る思い出を演出しましょう。
ここでは、七五三にふさわしいお花や、贈る際のマナーを詳しくご紹介します。
七五三とは?子どもの成長を祝う日本の伝統行事
「七五三」は、3歳、5歳、7歳の子どもの成長を祝い、
家族がその無事を神に感謝する行事です。
毎年11月15日を中心に、各地の神社でお参りする風景が見られますが、
最近では前後の土日に行う家庭も増えています。
七五三の由来と歴史
七五三の習慣は、平安時代から始まったとされ、
当時は貴族の間で子どもの成長を祝う儀式として行われていました。
現代では、神社での参拝や祈祷が一般的となり、
家族写真を撮ったり食事会を開いたりと、さまざまな形でお祝いします。
お祝いにおすすめのお花の種類と意味
七五三の贈り物として人気のお花には、縁起の良い意味合いを持つ種類が多く選ばれます。
ここでは、七五三のプレゼントにぴったりの花をご紹介します。
菊(きく)
菊は長寿の象徴で、古来から縁起の良い花とされています。
七五三では、子どもの健康と長寿を願って贈るのに最適です。
ユリ
ユリは純粋さと品格を象徴し、清らかな未来を願う贈り物として喜ばれます。
白ユリは特に格式高い印象を与えるため、七五三の華やかな場にもぴったりです。
ガーベラ
ガーベラは明るさや希望を意味する花で、元気で前向きな成長を願う際に選ばれます。
カラフルな花色が子どもにも喜ばれる点も魅力です。
七五三のお祝いにお花を贈る際のマナー
タイミングと贈り方
お花を贈るタイミングとしては、七五三当日か直前が理想です。
直接手渡すことが難しい場合は、メッセージカードを添えて配送するのも良いでしょう。
ラッピングの工夫
七五三のお祝いに使う花束は、華やかな色合いでラッピングするのがポイントです。
特に赤やピンク、ゴールドの要素を加えることで、
祝い事らしい華やかさを演出できます。
七五三の晴れ着について:和装と洋装の違い
七五三では、参拝する子どもたちが晴れ着を着用するのが一般的です。
男の子と女の子では、衣装のスタイルが異なるため、
それぞれの選び方を確認しておきましょう。
女の子の晴れ着
- 和装:着物、被布、帯、草履、足袋、髪飾りなど
- 洋装:華やかなドレスに、アクセサリーを合わせるのが定番
男の子の晴れ着
- 和装:着物、羽織、袴、短剣、草履、足袋
- 洋装:スーツを着用し、ネクタイや蝶ネクタイを合わせることが多い
七五三は、子どもの健やかな成長を祝い、家族との絆を深める大切な行事です。この記念日に贈るお花は、縁起の良い意味を持つ種類を選ぶことで、さらに喜びを伝えることができます。菊やユリ、ガーベラなどは、健康や長寿、未来への希望を象徴し、七五三の場にふさわしい贈り物です。贈り方やラッピングの工夫にも気を配り、心のこもったプレゼントでお祝いの気持ちを伝えましょう。
家族の笑顔とともに迎える七五三を、一層特別なものにするために、お花の力を活用してみてはいかがでしょうか。
七五三の象徴「千歳飴(ちとせあめ)」とは?—長寿と成長を願う甘い縁起物
七五三の祝い事で欠かせないのが、「千歳飴(ちとせあめ)」です。
子どもの健やかな成長と長寿を願う意味が込められたこの飴は、
日本の伝統文化を反映する特別なお菓子です。
千歳飴の意味や特徴、七五三にまつわる歴史について詳しく解説します。
千歳飴とは?縁起の良い言葉とその由来
「千歳飴」の「千歳」は、「千年」という長い年月を意味する言葉であり、
そこから「長寿」と「繁栄」を象徴する縁起物として知られています。
飴の形は細くて長く、これもまた「長く幸せな人生」への願いを表しています。
こうした背景から、七五三のお祝いに欠かせない存在として広まりました。
千歳飴のサイズと食べ方の工夫
千歳飴の公式なサイズには、直径1.5cm、長さ100cm以内という基準があります。
この長い棒状の形をそのまま食べるのは難しいため、
袋に入れたまま叩いて小さく割るのが一般的です。
余った千歳飴は、料理用の砂糖の代用品として使えるので、
最後まで無駄なく楽しむことができます。
七五三の歴史と千歳飴の関係
七五三の起源は江戸時代にさかのぼる
七五三の起源には諸説ありますが、
江戸時代の第5代将軍・徳川綱吉が、長男の徳松の健康を祈願した儀式が始まりとされています。
その後、関東圏を中心に広まり、
全国的な伝統行事として根付いていきました。
年齢ごとの儀式:「髪置き」「袴儀」「帯解き」
七五三では、3歳、5歳、7歳の子どもが対象となり、
性別や年齢ごとに異なる儀式を行います。
- 3歳(女の子):「髪置きの儀」
髪を剃る習慣を終え、髪を伸ばし始めることを祝う儀式。 - 5歳(男の子):「袴儀」
袴を初めて身につける儀式で、「着袴(ちゃっこ)」とも呼ばれます。 - 7歳(女の子):「帯解きの儀」
着物の帯を結ぶようになり、成人への一歩を象徴します。
これらの儀式はもともと数え年で行われていましたが、
現代では満年齢の3歳、5歳、7歳で祝うことが一般的です。
また、最近では性別に関わらず3回すべて祝う家庭も増えています。
七五三が11月15日に祝われる理由
縁起の良い「15日」と七五三の結びつき
11月15日が七五三の祝日として選ばれたのは、
前述の徳川徳松の健康祈願がこの日に行われたことに由来します。
また、旧暦の15日は満月にあたり、
何事も吉とされる「鬼宿日(きしゅくび)」に当たります。
古代中国の占星術で最も縁起の良い日とされ、
邪気の影響を受けない「吉日」として重んじられてきました。
さらに、11月は収穫を終える時期で、神々に感謝を伝える月でもあります。
そのため、子どもの成長と神への感謝を同時に祝う日として11月15日が定着したのです。
11月15日以外の七五三のお祝い
現代では、家族のライフスタイルに合わせて、
11月15日以外の土日に七五三を祝うケースも増えています。
また、寒冷地では10月にお祝いする家庭も見られます。
こうした柔軟な対応により、七五三は家族全員が楽しめるイベントとして続いています。
数字の「8」と七五三の縁起
七五三の日付である11月15日の数字「1+1+1+5」を合計すると「8」になります。
この「8」は、末広がりを意味する縁起の良い数字として日本で親しまれています。
七五三の日に子どもの将来の発展と幸せを願う背景には、
このような数字の意味も込められています。
七五三は、日本の伝統行事として子どもの成長を祝う大切な日です。そして、その象徴ともいえる千歳飴は、長寿や繁栄を願う意味を持つ縁起物として欠かせません。3歳、5歳、7歳という年齢ごとの儀式や、「15日」に込められた吉日の意味など、七五三にはさまざまな文化的背景があります。
千歳飴は、子どもたちの幸せな未来への願いを表し、家族の絆を深める一助となります。余った飴も料理に活用するなど、最後まで大切に使うことで、日本の伝統的な行事をより深く楽しめるでしょう。
七五三のお祝いはいつ贈る?マナーと贈り方のポイント
七五三を迎える家庭へのお祝いは、相手が七五三を行う日までに贈るのがマナーとされています。
特にこの日は家族にとって特別なイベントなので、
適切なタイミングで贈ることが、
気持ちを伝える上で大切です。
七五三のお祝いを贈る時期やおすすめのお花、金額の目安について詳しくご紹介します。
七五三のお祝いは事前に贈るのがベスト
七五三の当日を避けて、余裕を持って準備
七五三は11月15日が正式な日ですが、現代の家庭では前後の土日や10月に行うケースもあります。
お祝いを贈る際は、相手の七五三の予定を事前に確認し、
当日より前に届くようにしましょう。
七五三当日は、晴れ着の着用、神社での参拝、写真撮影、食事会などで家族が忙しいため、
遅くとも前日までに贈るのが相手に配慮した対応です。
七五三のお祝い金の目安
贈り物としてお花以外にお祝い金を考える場合、
以下の金額を参考にしましょう。
- 親戚の場合:5,000~10,000円程度
- 友人や知人の場合:3,000~5,000円程度
お祝い金には、必ずメッセージカードを添え、感謝や応援の気持ちを伝えると、
より心のこもった贈り物になります。
七五三におすすめのお花は「縁起の良い花」を選ぶ
華やかな色合いの花を選ぶ
七五三の主役は7歳、5歳、3歳の子どもたちです。
そのため、カラフルで明るい色合いの花が喜ばれます。
ピンク、赤、オレンジなど、華やかな色を中心に選びましょう。
また、男の子がいる家庭には、ブルー系の花もおすすめです。
胡蝶蘭:幸福を運ぶ縁起花
胡蝶蘭は、その優雅な形が「蝶が舞う姿」を連想させることから、
幸運を呼ぶ花とされています。
一般的に白い胡蝶蘭が多く流通していますが、
七五三にはピンクやイエロー、ストライプ模様のカラフルな胡蝶蘭を選ぶと、
より華やかさが増します。
バラ:華やかな贈り物として人気
バラは、見た目の華やかさと特別感から、七五三の髪飾りとしても使われることがあります。
女の子にはピンクのバラが人気で、
その花言葉には「上品」「かわいい人」といった意味があります。
一方、ブルーのバラは「夢がかなう」「祝福」を意味し、
男の子へのプレゼントにも適しています。
菊:秋の季節感と縁起の良さを備えた花
七五三の時期には、季節の花として菊もおすすめです。
菊は「生命力」「高貴」「高潔」という花言葉を持ち、
長寿や繁栄を願う花として贈られてきました。
仏花のイメージが強い菊ですが、実は邪気を払う縁起の良い花としての歴史もあります。
最近では品種改良により、さまざまな形や色のバリエーションが楽しめるため、
贈り物としても人気です。
七五三は、子どもの成長を感謝し、未来の幸せと繁栄を願う大切な行事です。お祝いの贈り物は、子どもたちが喜ぶような華やかで縁起の良い花を選ぶと、記念日に特別な彩りを添えられます。胡蝶蘭やバラ、菊などの花は、幸運や長寿、夢の実現を象徴する意味があり、七五三にぴったりのギフトです。
お祝いを贈る際には、相手の予定を確認して、遅くとも前日までに届けるのがマナーです。お花に加え、心のこもったメッセージを添えることで、子どもやその家族にとって一生の思い出となる日を演出しましょう。
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