結婚式の持ち込み料とは!持ち込み料の実態を徹底解説いたします。
■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社はアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
結婚式を成功させるために知っておきたい!持ち込み料の実態
結婚式の準備を進める中で、会場の提携アイテムがどうしても気に入らず、
自分が選んだドレスや引出物を使いたいと考えることはよくあることです。
しかし、そんなときに『持ち込み料』という思わぬ追加料金に驚いた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、この『持ち込み料』について、その仕組みや相場について詳しくご紹介します。
持ち込み料とは?その対象と相場
持ち込み料とは、結婚式場の提携外のショップやクリエイターからアイテムやサービスを利用する際に発生する費用です。
これにはドレス、引出物、カメラマン、ブーケ、ムービー撮影、ヘアメイクなど多岐にわたる項目が含まれます。
結婚式場ごとに異なるものの、
ドレスの場合は3万円から10万円、
タキシードは1万円から5万円、
引出物や引菓子は1個あたり200円から300円が一般的な相場です。
また、カメラマンやヘアメイクの持ち込みには3万円程度の費用がかかる場合が多く見られます。
一方で、ブーケやプチギフト、ペーパーアイテムに関しては持ち込み料がかからないことが一般的です。
会場によって異なるため、必ず事前に会場の料金表や規約を確認し、納得のいく選択をすることが重要です。
なぜ持ち込み料が発生するのか?
「自分の好きなアイテムを取り入れたいのに、自由に持ち込めない!」と感じる方も少なくありません。
では、なぜ持ち込み料が設定されているのでしょうか?
持ち込み料の主な理由は、結婚式場が提携先から利益を得ていることにあります。
提携アイテムを利用することで会場は一定の利益を確保できる仕組みがあり、
外部からの持ち込みが増えるとその収益が減少してしまうため、
持ち込みに対して追加料金を課すことが一般的です。
また、外部アイテムの品質や安全性を保証できないという側面も理由のひとつです。
式場側としては、トラブルを未然に防ぐため、提携先以外のサービスを慎重に扱う必要があるため、
このような料金設定がされることが多いのです。
結婚式の持ち込み料は、自分のこだわりを実現するために必要な費用と捉えることもできますが、その背景には会場の収益構造やサービスの品質管理があることを理解しておきましょう。結婚式場によって持ち込み料の対象や金額が異なるため、事前にしっかりと確認し、納得のいく選択をすることが大切です。結婚式場のルールに沿いながら、理想の結婚式を叶えるための工夫をしてみてください。
なぜ『持ち込み料』が発生するのか?結婚式場の運営構造から考える
結婚式でよく耳にする『持ち込み料』ですが、実際にはどのような理由で発生しているのでしょうか?
その背景には、結婚式場がどのように運営され、利益を得ているかという構造があります。
ここでは、結婚式場の運営における基本的な仕組みを3つの要素に分けて解説します。
1. 結婚式場の建物維持にかかるコスト
結婚式場の建物には、土地代や家賃、清掃、修繕など、日常的な維持管理に多額のコストがかかります。
これらの費用を賄うために、多くの結婚式場では会場使用料として費用を請求しています。
お客様が利用するスペースを常に美しく保つためには、これらのメンテナンスが欠かせません。
2. 高品質なサービスを提供するための人件費
結婚式場では、ウエディングプランナーやサービススタッフ、聖歌隊など多くの人材が働いています。
質の高いサービスを提供するためには、スタッフの教育と安定した雇用が必要であり、
そのための人件費が発生します。
結婚式のスムーズな進行やおもてなしには、
このスタッフの手厚いサポートが欠かせない要素となっています。
3. アイテムの仕入れとそのマージン
結婚式で使用されるドレスや引出物、ヘアメイク、カメラマンといったアイテムやクリエイターのサービスには、
仕入れ値に対して一定のマージン(利益)が上乗せされています。
このマージンは、単にアイテムの利益を生むだけでなく、
人件費や運営費用としても割り当てられています。
特に日本では、海外と違い「サービスに対する直接的な料金(チップ等)」という概念が薄いため、
アイテムの販売利益で人件費をまかなう傾向が強いのです。
持ち込み料が必要な理由
外部のショップやクリエイターのアイテムを持ち込むと、結婚式場が得るはずのマージンが失われ、
それに伴ってサービスの質が低下してしまう可能性があります。
これを避けるために、持ち込み料が設定されており、
会場全体の運営費やサービスの質を維持するために必要なものといえます。
結婚式場の運営には、建物の維持費、人件費、アイテムの仕入れにかかる費用などが大きく関わっており、それぞれがバランスを保ちながら運営されています。外部アイテムの持ち込みによってこのバランスが崩れると、サービスの質に影響が出るため、持ち込み料は品質維持のために必要な費用です。事前に持ち込み料について確認し、納得のいく結婚式を迎えられるよう準備を整えましょう。
なぜ結婚式場は提携先を選ぶのか?その理由とメリット
結婚式場では、外部のアイテムやサービスの持ち込みを完全に禁止しているわけではありません。
しかし、結婚式場が提携先を選び、特定のパートナー企業と連携するには重要な理由があります。
結婚式の質を高めるために、なぜ提携先が重視されるのか、その背景を詳しく解説します。
結婚式場が提供するものは「体験」
結婚式場は、単なる会場の提供だけをしているわけではありません。
式場が本当に提供しているのは、「その場所で過ごす特別な体験」です。
お二人が一日を過ごすその空間で、どのように感動的な価値を提供できるかが重要なのです。
そのため、式場はハード(建物)とソフト(コンテンツ)の両面から、
一貫した美しい世界観を追求しています。
これは、ドレスやフラワー、映像などのクリエイティブな要素と密接に関わり合うものであり、
式場は日々、これらのパートナーと連携しながら最良の結婚式を創り上げているのです。
提携先との連携で品質を維持
結婚式の裏には、提携先であるドレスショップやフラワーショップ、カメラマンなど、
多くのプロフェッショナルたちがいます。
これらの提携先は、それぞれの分野で高いスキルを磨き続け、
結婚式場と協力しながら統一された高品質なサービスを提供しています。
多くの結婚式では、規模に応じて100名近くのスタッフが関与し、
全員が一つの理念を共有しながら進行します。
1秒の遅れや判断ミスが結婚式全体のクオリティに影響するため、
スタッフ間の強固な連携が求められるのです。
なぜ提携が重要なのか?
結婚式は、多くのクリエイティブ要素が絡み合う非常に繊細なイベントです。
そのため、式場が目指す「理想の結婚式」の世界観を実現するためには、
提携パートナーとの継続的な協力が欠かせません。
チーム力を維持しながら、品質の高いサービスを安定的に提供し続けるために、
式場はあらかじめ信頼できる提携先を選び、日々の連携を強化しているのです。
このような提携関係を築くことで、全体としてのサービスの質を高め、お二人にとって完璧な結婚式を提供することが可能となります。
結婚式場が提携先を決める理由には、体験価値の統一やサービスの安定した提供が大きく関わっています。これにより、結婚式の進行がスムーズに行われ、品質の高い一日をお届けすることが可能です。提携先と連携することで、式場は全体的なクオリティを確保し、信頼性のあるサービスを提供しています。理想の結婚式を実現するためにも、結婚式場の提携先選びの重要性を理解し、賢明な選択を行いましょう。
理想の結婚式を実現するための『持ち込み』選択肢とは?
「理想の結婚式を挙げたいけど、持ち込み料は避けたい…」そう感じているカップルも多いでしょう。
実は、持ち込み料を抑える方法がいくつかあります。
ここでは、持ち込み料を回避しつつ、
満足のいく結婚式を実現するための2つの選択肢をご紹介します。
1. 提携先の確認を徹底する
まず一つ目の方法は、結婚式場を選ぶ段階で、建物や料理、雰囲気だけでなく、
提携先のドレスショップやフォトグラファー、ヘアメイクなどを事前にしっかり確認することです。
会場が提携しているクリエイターやアイテムのラインナップを確認し、
自分たちの理想の結婚式がその場所で叶えられるか、契約前に納得いくまで話し合いをしましょう。
不安な点がある場合は、持ち込みについて事前に交渉してみるのも一つの方法です。
2. フリープランナーやクリエイターに依頼する
もう一つの選択肢は、結婚式場以外のプロフェッショナルに依頼することです。
例えば、ドレスにこだわりがある場合はドレスショップやスタイリストから、
写真に重点を置きたいならフォトグラファーから準備をスタートするという方法です。
さらには、フリーのウェディングプランナーやプロデュース会社に依頼し、
トータルでプロデュースしてもらうことも可能です。
最初にこだわりのある部分を決め、
その後それを実現できる会場を選ぶという逆のアプローチを取ることで、
より自由度の高い結婚式を実現できるでしょう。
メリットとデメリット
提携先を利用する場合、結婚式場の提供するパッケージ化されたサービスにより、
手配がスムーズで、慣れたスタッフが安全かつ質の高いサービスを提供します。
また、コストも比較的抑えられることが多いのがメリットです。
一方で、フリープランナーやフリーのクリエイターに依頼する場合、
より自由度が高い結婚式を計画することができますが、
会場の設備やスタッフのスキルが保証されていない場合もあります。
質を求めると逆にコストが高くなることも考えられます。
これは、既製服を購入するか、オートクチュールをオーダーするかの違いと同様に、
どちらを選ぶかでコストと自由度のバランスが変わってくるのです。
結婚式の持ち込み料を回避するためには、事前に提携先の品質を確認することや、フリープランナーを活用した柔軟なアプローチが考えられます。提携先を利用する場合はスムーズな手配とコスト削減が期待でき、フリープランナーに依頼する場合は自由度の高い結婚式を実現できます。どちらを選ぶかは、お二人のこだわりポイントと予算に応じた柔軟なプランニングが鍵となります。
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”
人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
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