ウエディングブーケの価格、その理由を徹底解説いたします。
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新郎新婦様のブーケや花束をご紹介しています。
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■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社はアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
ウエディングブーケの価格、その理由を徹底解説
結婚式のブーケが高額になる理由は、多くのカップルにとって疑問の一つです。
特に「普段スーパーで買えるバラは数百円なのに、結婚式のブーケはなぜ何万円もするのか?」という質問がよく寄せられます。
この価格差は、ブーケ作りにおける品質、デザイン、手間の3つの要素に起因しています。
ここでは、その詳細を解説し、納得のいくブーケ選びのためのポイントを紹介します。
高品質な花材選びが重要
まず注目すべきは、花の品質です。 結婚式のブーケに使われる花は、
一般的な花屋やスーパーで売られている花とは違い、特に高品質なものが選ばれます。
バラ一つをとっても、産地や生産者によって品質や価格が大きく異なります。
例えば、ウェディング用のバラは色、形、花持ちが厳しくチェックされ、市場で販売される何十種類もの中から選ばれます。
この選定には、花の目利きや経験が必要で、単に美しさだけではなく、
花嫁のドレスや会場の雰囲気との相性も考慮されます。これが価格に大きく影響します。
花嫁を引き立てるデザイン力
ブーケは、花嫁の美しさを引き出すための重要な要素です。
ドレスの素材やデザインに合わせて、最適な花材や色彩、形を考慮し、フラワーアーティストがデザインします。
たとえば、柔らかなチュールのドレスにはナチュラルで優しい質感の花が選ばれる一方で、
シルクサテンのようなエレガントなドレスには、同様に高級感のある花が選ばれます。
このオーダーメイドのデザインプロセスは、既製品の花束とは異なるため、
時間と手間がかかり、結果として価格に反映されます。
手間と技術の積み重ね
ブーケ制作には、熟練した技術と多くの時間が必要です。
市場での花材の選定から、花嫁の要望に合ったデザインを具現化するまで、
一つ一つのプロセスに細やかな配慮が施されます。
特に季節外れの花を手に入れるための工夫や調整も行われるため、手間とコストがかかることが多いです。
こうしたプロフェッショナルの手が加わることで、
ブーケの価格が上がるのは当然と言えます。
結婚式のブーケが高額になる理由は、花材の品質、デザイン力、そして製作にかかる手間にあります。花嫁を引き立てるために厳選された花材と、ドレスや会場に合わせたオーダーメイドのデザイン、さらに熟練のフラワーアーティストによる技術が合わさることで、ブーケは特別な一品となります。価格はその価値を反映しており、大切な一日のために作られる特別な作品であることを考えれば納得できるでしょう。
ウエディングブーケの価格を支える仕入れの工夫
ウエディングブーケの価格が決まる背景には、単なるデザインや花の選び方だけではなく、
仕入れにかかる努力と工夫が大きく影響しています。
結婚式の数ヶ月前に見積もりを出し、その予算内で最良のブーケを提供するために、
フラワーアーティストは日々花材の価格や品質をチェックし続けます。
ここでは、仕入れに関するポイントを解説します。
見積もりと仕入れのバランス
結婚式の準備段階で、「白いバラを使ったクラッチブーケを4万円で」などの予算設定が行われます。
しかし、見積もりを出す時点で挙式当日の花材の価格は確定していないことがほとんどです。
花の市場価格は天候や時期によって変動するため、フラワーアーティストはお二人の希望を反映しつつ、
予算内で最高のブーケを作る努力をしています。
この見えない部分での調整が、ブーケの価格を支える一因です。
ブーケデザインの多様性と花材の選定
最近人気のナチュラルブーケなど、デザインによっては数種類の花材を組み合わせることが求められます。
例えば、SNSの写真などで「このようなデザインにしたい」と要望があれば、
そのブーケに使われている花材の種類や数に合わせて仕入れを行います。
花材の種類が多いほど仕上がりが豪華になることもあり、
フラワーアーティストはデザインに最適な花をできるだけ多く取り入れたいと考えます。
こうした選定プロセスも、価格に影響する要因となります。
仕入れ数量とコストの課題
花の仕入れには数量の制約があります。
例えば、一本しか使わない花でも、少量では購入できず、必要な本数以上を仕入れる必要がある場合があります。
また、輸入花材では箱を開けてみたらすべての花が傷んでいたということもあり、
天候や市場の影響で花材の価格が高騰することもあります。
フラワーアーティストはこのような不確定要素を乗り越えつつ、
市場の価格をこまめにチェックし、最高のタイミングで花を仕入れるために細かな調整を行っています。
ウエディングブーケの価格が決まる背後には、フラワーアーティストの綿密な仕入れ計画と工夫が隠れています。市場の変動や天候など、様々な要素を考慮しながらも、お二人の希望に沿ったブーケを届けるために、彼らは見えないところで絶え間ない努力を重ねています。ブーケの価格には、このようなプロフェッショナルの技術と細やかな配慮が詰まっていることを理解しておくと、納得感が増すでしょう。
ブーケを最高の状態で届ける「開花調整」とは
ウエディングブーケを一番美しい状態で届けるための重要な技術の一つに「開花調整」があります。
仕入れた花材はすぐにブーケとして使用できるわけではなく、
結婚式当日に最も美しい状態を維持するために、フラワーアーティストが細かい調整を行います。
この開花調整が、ブーケの仕上がりを大きく左右する要素です。
開花調整のプロセスとは?
開花調整とは、花が結婚式当日に最も美しい状態で咲くように、開き具合を調整する作業です。
例えば、バラが店頭に届いた時点では、まだ硬い蕾の状態です。
この花が本番当日に最適な状態になるよう、フラワーアーティストは開きが遅い花には太陽光を当て、
逆に早く開きすぎる花は冷暗所に移すなど、一つ一つの花を丁寧に管理していきます。
この細かい調整が、ブーケの美しさを最大限に引き出すために欠かせないプロの技術です。
ブーケ作りの技術と同等に重要な役割
開花調整は、単に花を束ねるだけの技術ではなく、花の開き具合を見極める職人技でもあります。
一般的な花屋では、すでに開いた花を販売しますが、結婚式用のブーケは、
挙式の瞬間に最も美しい状態であることが求められます。
そのため、フラワーアーティストは、お客様の期待に応えるべく、
花材の状態を常に観察し、調整するという手間を惜しまず、
最高のタイミングでブーケを提供するのです。
開花調整が持つプロフェッショナルの価値
このような繊細な調整は、フラワーアーティストの腕の見せ所でもあり、
技術の集大成といえます。
開花調整はブーケ制作の最も重要な過程の一つであり、結婚式当日、
お二人にとって忘れられない瞬間を彩る完璧な花の姿を作り出すために、
プロフェッショナルならではの手間と経験が詰まっています。
だからこそ、ブーケは単なる「花束」ではなく、特別な日のために一つ一つ心を込めて作られるアートなのです。
開花調整とは、結婚式当日に合わせて花を最高の状態に持っていく重要なプロセスであり、フラワーアーティストの職人技が光る部分です。花の開き具合を見極め、必要に応じて光や温度を調整することで、挙式当日に一番美しい姿でブーケを仕上げるのが、プロフェッショナルの使命です。ブーケが高価な理由の一つには、この繊細な調整と手間暇かけた管理があることを理解しておくとよいでしょう。
理想のブーケを作るために押さえておきたいポイント
結婚式のブーケが高価になる理由については、
フラワーアーティストたちの技術や花への愛情に触れることで、
納得できる部分があるかと思います。
しかし、ブーケを理想的なものにするためには、それ以上に考慮すべきポイントがいくつかあります。
ここでは、生花、造花、手作りブーケの違いと、それぞれの選び方についてご紹介します。
季節と花の選び方
使いたい花がある場合は、必ずその花が出回る季節を確認しましょう。
野菜や果物と同様、花も旬があり、一年を通じて市場に出回るものもあれば、特定の時期にしか手に入らないものもあります。
結婚式の日取りを決める際には、この点を考慮することが大切です。
希望する花が手に入らない時期に挙式を設定してしまうと、代替品を使わなければならないことがあります。
一方、特に花にこだわらない場合は、色やスタイルだけをリクエストして、
あとはフラワーアーティストにお任せすることで、その時期に最も状態の良い花を安価に調達し、
素敵なデザインに仕上げてもらうことができます。
生花とアーティフィシャルフラワーの違い
ブーケに使う素材も重要なポイントです。
一般的に、アーティフィシャルフラワー(造花)の方が生花より安いと思われがちですが、実は造花の方が手間がかかり、
高額になることが多いです。
特に、手作業で一つ一つ組み立てる作業が必要なため、生花よりも時間がかかることがその理由です。
また、プリザーブドフラワー(特殊加工された生花)も同様に、価格は高めで、
ブーケの組み方が制限される場合があります。
造花やプリザーブドフラワーは、生花にはない色味や保存性が魅力ですが、
その価格だけでなく、それぞれの素材の特性を理解した上で選ぶことが大切です。
コストを抑えるためのアドバイス
コストを抑えたい場合、希望する花材にこだわりすぎないことがポイントです。
シーズンごとの花を使う、もしくは花材を限定せずにアーティストに自由にデザインしてもらうことで、
予算内で理想のブーケを作ることができます。
また、造花やプリザーブドフラワーも含めて素材の選択肢を広げることで、
挙式後もブーケを記念として保存できるなど、
長期的な視点での検討もおすすめです。
結婚式のブーケを選ぶ際には、使用する花材の季節、予算、素材の違いを理解することが重要です。 生花、造花、プリザーブドフラワーにはそれぞれ異なる特徴やコストがあり、それを踏まえて選ぶことで、理想のブーケを手に入れることができます。また、フラワーアーティストの技術や創造力を信頼し、デザインを任せることで、予算内でも素敵なブーケが仕上がる可能性が高まります。
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
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インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
“あなたにとって特別なお花をどんな風に残したいですか”
人生の美しい記憶にアートにかえて、永遠に残す。
そのとき感じた幸福の象徴として、ずっとそばに置いておけたなら、
とても素敵だと思いませんか。
私達ぶ.る.-むがお届けするのは、そんな一生の価値を持つ宝物です。
ウエディングブーケや記念の花束など、
特別に愛おしい花々を世界にひとつの押し花アートとして生まれ変わらせます。
フォーエバーフラワー(アフターブーケ)として、
あなただけのアートを製作し、お届けします。