スカビオサ(松虫草)の魅力とは?花言葉や育て方のポイントをご紹介いたします。
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■本記事の監修■
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スカビオサ(松虫草)の魅力とは?花言葉や育て方のポイント
大切な方に花を贈るなら、その花に関する知識を深めておくことが大切です。
この記事では「スカビオサ」について詳しくご紹介します。
スカビオサの花言葉や育て方、プレゼントに最適なシーンや価格相場についても解説しますので、
フラワーギフトをお探しの方はぜひご覧ください。
スカビオサの特徴
スカビオサはどのような特徴を持っている花なのでしょうか?
まずは基本的なスカビオサの特徴を確認してみましょう。
- 植物名:スカビオサ
- 英名・和名:Scabiosa、Sweet scabious、Pincushion flower・松虫草(まつむしそう)、西洋松虫草(せいようまつむしそう)、輪宝菊(りんぼうぎく)
- 原産地:南ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど
- 学名:Scabiosa
- 科名・属名:スイカズラ科・スカビオサ属(マツムシソウ属)
- 開花時期:4月~6月頃、9月~10月頃(品種による)
- 花色:青、水色、白、青紫、紫、ピンクなど
- 耐寒性・耐暑性:やや強い・弱い
雪の結晶を思わせるような花姿が魅力のスカビオサは、風情ある花色と繊細な形状で多くの人々に愛されています。青色が一般的ですが、水色や白、青紫、紫、ピンクなど様々な色があります。
“松虫草”の語源とは?
スカビオサの和名は「松虫草(まつむしそう)」ですが、この名前の由来には二つの説があります。
■1つ目の説
スカビオサの花がマツムシ(コオロギ科の昆虫)が鳴く頃に咲くことから、
「松虫草」と呼ばれるようになったというものです。
マツムシは8月末から11月頃に鳴き、
その時期とスカビオサの開花時期(9月~10月)が重なるためです。
■2つ目の説
スカビオサの花が終わった後の姿が「松虫鉦(まつむしがね)」という僧侶の持ち物に似ていることから名付けられたというものです。
花が終わったスカビオサは針山のような形に変わり、
この形が僧侶が巡礼の際に持つ松虫鉦に似ているためです。
どちらの説が正しいのかは不明ですが、いずれも興味深い由来ですね。
スカビオサの花言葉や育て方、プレゼントにおすすめのシーンについてご紹介しました。スカビオサは「魅力的な花姿」と「多彩な花色」で人気の花です。風情ある花姿と繊細な形状が、贈る相手に特別な思いを伝えるのに最適です。また、プレゼントする際には、スカビオサの名前の由来や花言葉を添えて贈ると、より感動的な贈り物になるでしょう。フラワーギフトとしても人気のスカビオサを、大切な方への贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。
スカビオサの花言葉
ここまでは、「スカビオサの和名である”松虫草”の語源について」をご紹介しました。
スカビオサが”松虫草”と呼ばれるようになったのには二つの説があり、
どちらも興味深いものでしたね。
ではここからは、「スカビオサの花言葉」についてお話しします。
スカビオサの花言葉
スカビオサの花言葉には、「魅力」と「風情」があります。
スカビオサの繊細な花姿がこれらの花言葉に由来していると考えられます。
一方で、スカビオサには
「悲哀の心」・「朝の花嫁」・「恵まれぬ恋」・「不幸な恋」・「不幸な愛情」・「私はすべてを失った」・「失恋の痛手」・「未亡人」・「喪失」・「哀しみの花嫁」といったネガティブな花言葉もあります。
これらのネガティブな花言葉がつけられた背景には、西洋文化において紫色の花が哀しみの象徴とされ、
スカビオサが未亡人に贈られる花として用いられていたことがあります。
そのため、スカビオサにはこのような花言葉が託されるようになりました。
とはいえ、スカビオサ自体は非常に美しい花であり、プレゼントとしても大変人気があります。
花言葉を気にされる方に贈る際には注意が必要ですが、
花言葉をあまり気にしない方にはとてもおすすめのフラワーギフトです。
心配な場合は、スカビオサのポジティブな花言葉を強調するメッセージカードを添えると良いでしょう。
スカビオサの品種・種類
ここまでは「スカビオサの花言葉」についてご紹介しました。
多くの花言葉があるスカビオサですが、ネガティブな花言葉にとらわれず、
美しさを楽しむのが良いでしょう。
そんなスカビオサには、原種だけでも約80種類の品種があります。
ここからは、その中でも特に代表的な「スカビオサの品種・種類」をご紹介します。
パーフェクタ・ブルー
最初にご紹介するのは、「パーフェクタ・ブルー」という品種です。
別名「コーカサスマツムシソウ」とも呼ばれ、淡い青色の大きな花が特徴で、
まるでフリルのように波打つ美しさがあります。
切り花や鉢植えとしても人気の高いスカビオサです。
スノーメイデン
次にご紹介するのは、「スノーメイデン」です。
名前の通り、真っ白な花が雪のように美しいスカビオサです。
切り花や寄せ植え、ウェディングシーンでも大変人気のある品種です。
バタフライブルー
最後にご紹介するのは、「バタフライブルー」です。
紫がかった青色が美しく、草丈が低く花数が多いのが特徴です。
切り花やアレンジメントフラワーとしても人気があります。
スカビオサの花言葉や特徴、代表的な品種についてご紹介しました。スカビオサは「魅力」や「風情」といった花言葉を持ち、その繊細な美しさが多くの人々に愛されています。プレゼントとして贈る際には、ネガティブな花言葉にも注意しながら、スカビオサの美しさと魅力を楽しんでいただければと思います。スカビオサを大切な方に贈ることで、特別な思い出を作りましょう。
スカビオサのプレゼントがおすすめのシーン
ここまでは、「スカビオサの品種・種類」をご紹介しました。
数多くの品種が存在するスカビオサは、フラワーギフトとしても非常に人気があります。
ここからは、スカビオサのフラワーギフトを検討している方に向けて
「スカビオサのプレゼントがおすすめのシーン」をご紹介します。
■お誕生日祝い
まずおすすめしたいのが「お誕生日祝い」です。
男女問わず人気のあるスカビオサは、お誕生日祝いにぴったりのフラワーギフトです。
華やかな花束や、受け取った方がそのまま飾ることができるアレンジメントフラワーが特におすすめです。
洋風のアレンジメントだけでなく、和風のアレンジメントも人気があります。
■敬老の日
次におすすめなのが「敬老の日」です。
上品で和の雰囲気を持つスカビオサは、ご年配の方にも親しまれるお花です。
敬老の日には、おじいさんやおばあさんに感謝の気持ちを込めてスカビオサを贈るのが良いでしょう。
特に、花瓶に活けなおす手間のないアレンジメントフラワーが喜ばれます。
■開店祝い・開業祝い
最後におすすめしたいのが「開店祝い・開業祝い」です。
上品な印象のスカビオサは、ビジネスシーンにも適したフラワーギフトです。
おしゃれなカフェや美容室などの開店祝いや開業祝いにスカビオサをプレゼントすると喜ばれるでしょう。
バラやユリとは一味違った個性を持つスカビオサは、
こだわりのある方へのギフトにも最適です。
スカビオサを使ったアレンジメントフラワーや花束、
小さめのスタンド花などが特におすすめです。
スカビオサの育て方
さまざまなシーンで喜ばれるスカビオサですが、自分で育てて楽しむこともできます。
お庭で育てたスカビオサをプレゼントするのも素敵なアイデアです。
ここからは、「スカビオサの育て方」をご紹介します。
「スカビオサを自分で育ててみたい」という方はぜひ参考にしてください。
■置き場所
スカビオサは、日当たり・風通し・水はけの良い場所を好みます。
プランターや鉢植えに植える際は、水はけの良い土に植え付け、
日当たりと風通しの良い場所に設置しましょう。
スカビオサは比較的涼しい場所を好むため、夏場の高温や直射日光を避けて涼しい日陰に移動させると良いでしょう。
また、スカビオサは耐寒性が強く、冬場も屋外で越冬することが可能です。
ただし、高温多湿に弱いため、長雨が続く梅雨時期は軒先で管理するのがおすすめです。
■水やり
スカビオサを地植えしている場合、基本的に水やりは必要ありません。
しかし、乾燥が続く場合は水やりを行います。
鉢植えやプランターの場合は、
土の表面がしっかり乾いたタイミングでたっぷりと水を与えます。
スカビオサは乾燥気味の環境を好むため、水はけの良い土で育て、
水のやり過ぎには注意が必要です。
■肥料
スカビオサの肥料についてですが、
植え付ける際に土に腐葉土を混ぜる程度で十分です。
気温が低くなる春や秋には、
緩効性の肥料を少量与えるとより健康に育ちます。
■害虫・病気対策
スカビオサは、「灰色かび病」にかかることがあります。
涼しく多湿な環境で発生しやすいため、風通しの良い場所で育てることが予防につながります。
また、高温多湿な環境では「灰色かび病」が発生しやすいので注意が必要です。
スカビオサを健康に育てるためには、
新しい土を利用することもおすすめです。
スカビオサの花言葉や特徴、育て方についてご紹介しました。スカビオサは「魅力」や「風情」という花言葉を持ち、その美しさで多くの人々に愛されています。プレゼントとしても非常に人気があり、さまざまなシーンで活躍します。ぜひ、スカビオサを大切な方に贈り、その魅力を共有してください。
おすすめのスカビオサのプレゼント方法
ここまでは「スカビオサの育て方」について解説しました。
次にご紹介するのは、「おすすめのスカビオサのプレゼント方法」です。
スカビオサを使った花束・アレンジメントフラワー・スタンド花の価格相場もまとめておりますので、
スカビオサをプレゼントする際の参考にしてください。
■花束
1つ目にご紹介するのが、スカビオサの花束です。
スカビオサの花束は、プライベートシーンやビジネスシーンを問わず人気の高いフラワーギフトです。
価格相場はスカビオサの本数や組み合わせるお花の種類によって異なりますが、
一般的には5,000円~15,000円程度です。
小さめのカジュアルな花束であれば3,000円台からも購入可能ですが、
見栄えを重視するなら5,000円以上の花束を選ぶのがおすすめです。
■アレンジメントフラワー
2つ目にご紹介するのは、スカビオサのアレンジメントフラワーです。
受け取った方がそのまま飾れるアレンジメントフラワーは、
多様なシーンで喜ばれるフラワーギフトです。
スカビオサのアレンジメントフラワーの価格はサイズや組み合わせる花の種類によって異なりますが、
相場は5,000円~15,000円程度です。
ビジネスシーンには10,000円~20,000円程度のアレンジメントフラワーが適しています。
■スタンド花
最後にご紹介するのが、スカビオサのスタンド花です。
スカビオサのスタンド花は、開店祝いや開業祝いなどのビジネスシーンのほか、
芸能人やアイドルの公演祝い・誕生日祝いにも人気があります。
価格相場は15,000円~33,000円程度で、特別なシーンには40,000円以上のゴージャスなスタンド花も喜ばれます。
スカビオサに関するよくある疑問
ここまでは、「おすすめのスカビオサのプレゼント方法」や
「スカビオサのプレゼントに通販サイトを利用するメリット」などをご紹介しました。
最後にご紹介するのは、「スカビオサに関するよくある疑問」です。
スカビオサに関する知識を深めたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
■スカビオサの増やし方は?
スカビオサの増やし方は、品種によって異なります。
多年草のスカビオサの場合は、挿し木か株分けで増やすのが一般的です。
挿し木は3月~4月が最適です。一方、1年草や2年草のスカビオサは種まきで増やします。
種まきの時期は9月~10月頃が適しています。
■スカビオサの切り花を長持ちさせる方法
スカビオサの切り花を長持ちさせるには、
以下のポイントに気をつけて飾りましょう。
- スカビオサを購入したら水切りを行う
- 水切りの際は茎を斜めにカットする
- 茎が水に浸かる範囲をなるべく少なくする(花瓶の水を少なくする)
- 不要な葉はカットする(葉が水に浸かって傷むのを防ぐため)
- できれば毎日水替えを行う
- 毎日の水替えが難しい場合は、切り花用の鮮度保持剤を利用する
これらのポイントを押さえて、スカビオサの切り花を長く楽しんでください。
スカビオサについて、その花言葉や特徴、育て方、おすすめのプレゼント方法などを詳しくご紹介しました。スカビオサは「魅力」や「風情」という花言葉を持ち、その美しい花姿で多くの人々に愛されています。プライベートシーンはもちろん、ビジネスシーンでも喜ばれるフラワーギフトです。スカビオサを大切な方に贈り、特別な思い出を作りましょう。
■当社ぶ.る.-むについて■
会社名:株式会社 ぶ.る.-む
本社:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目3−13
東京アトリエ:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-11-3 3,4,5F
岡山アトリエ:〒703-8247 岡山県岡山市中区さい東町2-2-10
インスタグラム(押し花のある暮らし)※押し花のお教室のご案内
■当社ぶ.る.-むまでのアクセス■
電車:
東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分
バス:
渋谷から東急バス渋11などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
二子玉川から東急バス渋12などで、駒沢大学駅前下車、徒歩3分
お車:
246を用賀方面へ、駒沢大学駅交差点で右折して100m
※駐車場はございません
■当社ぶ.る.-むの概要■
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