カーネーションの花言葉は本数で変わる?色別・本数別の花言葉について解説いたします。
■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
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カーネーションの花言葉は本数で変わる?色別・本数別の花言葉
花を贈る際、その花に込められた花言葉を知っておくと、より一層心のこもったプレゼントになります。
この記事では、「カーネーションの花言葉」について詳しく解説します。
色や本数によって異なるカーネーションの花言葉や、プレゼントにおすすめのシーン、価格相場なども紹介します。
ぜひご覧ください。
カーネーションの特徴
カーネーションは、以下のような特徴を持っています。
植物名: カーネーション
英名・和名: carnation・阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)、麝香撫子(ジャコウナデシコ)、阿蘭陀石竹(オランダセキチク)など
原産地: 南ヨーロッパ・西アジアなど
学名: Dianthus caryophyllus L.
科名・属名: ナデシコ科・ナデシコ属
開花時期: 4月~6月頃、9月~10月頃 ※品種によって異なる
花色: 赤・ピンク・白・黄色・オレンジ・緑・紫・褐色・クリーム色など
耐寒性・耐暑性: 強い・強い
母の日のフラワーギフトとして有名なカーネーションは、最近では誕生日祝いやビジネスシーンでも活躍しています。耐寒性・耐暑性にも優れているため、鉢植えや地植えでも楽しめる花です。
カーネーション全般の花言葉
一般的なカーネーションには「無垢で深い愛」という花言葉が込められています。この花言葉は、カーネーションが母の日に贈られるようになった歴史に由来しています。
カーネーションが母の日のシンボルになったのは、19世紀のアメリカの活動家アンナ・ジャーヴィスがきっかけです。彼女は母の死後、母の日を制定し、その際に母の好きだった500本の白いカーネーションを礼拝の出席者に配りました。この行動から、カーネーションには「無垢で深い愛」という花言葉が付けられました。
色別のカーネーションの花言葉
カーネーションの花言葉は色によっても異なります。以下に代表的な色とその花言葉を紹介します。
赤いカーネーション: 「母への愛」「感動」「愛情」
ピンクのカーネーション: 「感謝」「気品」「温かな心」
白いカーネーション: 「純粋な愛」「尊敬」
黄色のカーネーション: 「軽蔑」「嫉妬」
紫のカーネーション: 「誇り」「気品」
オレンジのカーネーション: 「熱烈な愛」「絆」
本数別のカーネーションの花言葉
カーネーションは本数によっても花言葉が変わります。以下にいくつかの本数とその花言葉を紹介します。
1本: 「ひとめぼれ」「あなたしかいない」
3本: 「愛しています」
5本: 「あなたに出会えて本当に良かった」
10本: 「あなたは全てが完璧です」
99本: 「永遠の愛」
100本: 「100%の愛」
カーネーションのプレゼントにおすすめのシーン
カーネーションは、以下のシーンでプレゼントするのに最適です。
母の日: 赤やピンクのカーネーションが定番です。
誕生日: 相手の好きな色を選ぶと喜ばれます。
記念日: 愛情を伝える赤やピンクのカーネーションがおすすめです。
ビジネスシーン: 白やピンクのカーネーションが品が良く、相手に好印象を与えます。
色ごとに違うカーネーションの花言葉
カーネーション全般には「無垢で深い愛」という花言葉がありますが、
実は色によっても異なる花言葉が込められています。
ここからは、色ごとに異なるカーネーションの花言葉をご紹介します。
白いカーネーションの花言葉
白いカーネーションの花言葉は、「純潔の愛」です。また、「尊敬」や「私の愛は生きています」という意味も持っています。しかし、「愛の拒絶」というネガティブな花言葉もあるため、プレゼントする際には注意が必要です。また、白いカーネーションは「亡くした母や子を偲ぶ」という意味も込められています。このため、白いカーネーションだけのフラワーギフトは「喪」を連想させることも少なくありません。プレゼントにはピンクや赤の華やかな色と組み合わせた花束やアレンジメントを選ぶと良いでしょう。
黄色いカーネーションの花言葉
黄色いカーネーションの花言葉は、「友情」です。また、「美」というポジティブな意味も持っています。しかし、その一方で「軽蔑」・「嫉妬」・「侮辱」・「軽視」・「愛情の揺らぎ」といったネガティブな花言葉も持っています。黄色いカーネーションを贈る際は、ポジティブな花言葉を説明したメッセージカードを添えるなどの心くばりをすると良いですね。黄色は太陽や光を連想させる明るい色です。そんな黄色のカーネーションで「友情」や「美」を伝えましょう。
オレンジのカーネーションの花言葉
オレンジのカーネーションの花言葉は、「純粋な愛」です。このほかにも、「清らかな慕情」や「あなたを愛します」という意味があります。オレンジのカーネーションのポジティブでピュアなイメージが、これらの花言葉と結びついています。
赤いカーネーションの花言葉
赤いカーネーションの花言葉は、「母への愛」です。母の日にぴったりの花言葉ですね。また、「熱烈な愛」や「愛を信じる」という意味もあります。赤は愛情や生命を感じさせる色で、「母への愛」にふさわしい花言葉を持っています。
ピンクのカーネーションの花言葉
ピンクのカーネーションの花言葉は、「感謝」です。このほかにも、「女性の愛」・「熱愛」・「美しい仕草」・「上品」・「気品」・「温かい心」などがあります。心を穏やかにする効果のあるピンク色のカーネーションを贈り、「感謝」や「温かい心」を伝えてみてはいかがでしょうか。
緑のカーネーションの花言葉
緑のカーネーションの花言葉は、「癒し」です。また、「純粋な愛情」という意味も持っています。自然を感じさせる緑色は、人の心をリラックスさせる力があり、「癒し」という花言葉にふさわしい花です。
紫のカーネーションの花言葉
紫のカーネーションの花言葉は、「誇り」です。また、「気品」という意味もあります。ただし、「気まぐれ」や「移り気」というネガティブな花言葉も持っているため、メッセージカードでポジティブな意味を強調すると良いでしょう。
本数でも変わるカーネーションの花言葉
ここまでは色ごとに異なるカーネーションの花言葉をご紹介しましたが、
実は本数によっても花言葉が変わります。
以下に、本数別のカーネーションの花言葉をまとめました。
本数別カーネーションの花言葉
- 1本:あなたは私の運命の人です
- 3本:あなたを愛しています
- 4本:あなたを一生愛し続けます
- 8本:あなたの思いやりに感謝しています
- 9本:いつまでも一緒にいよう
- 40本:あなたに永遠の愛を誓います
- 50本:永遠
- 99本:永遠の愛
- 108本:私と結婚してください
カーネーションの品種・種類
カーネーションには、実に3000種類以上もの品種があります。
ここでは、特に人気のある品種をいくつかご紹介します。
オペラ
まずご紹介するのは、「オペラ」という品種です。オペラは淡いピンク色の花が特徴で、愛らしいカーネーションです。スタンダードな形とやさしい雰囲気が魅力で、カーネーションの定番品種として親しまれています。
ロイヤルグリーン
次にご紹介するのは、「ロイヤルグリーン」という品種です。淡い緑色が特徴のカーネーションで、ウェディングシーンやビジネスシーンでも人気です。色も形もシンプルなので、他の花と組み合わせたアレンジメントフラワーや花束、スタンド花にもよく使われます。
モカスイート
最後にご紹介するのは、「モカスイート」です。
モカベージュのシックな花色が特徴で、
アンティーク調のアレンジメントフラワーや花束にも人気の品種です。
カーネーションのプレゼントがおすすめのシーン
母の日
まず一番におすすめしたいのが「母の日」です。カーネーションと言えば、真っ先に思い浮かぶのが母の日のプレゼントですよね。定番の赤やピンクのカーネーションはもちろん素敵ですが、少し変わった色のモカベージュやオレンジもおすすめです。花束やアレンジメントフラワー、または鉢植えで贈るのも喜ばれることでしょう。
お誕生日
次におすすめしたいのが「お誕生日」です。最近では、母の日以外のフラワーギフトとしてもカーネーションの人気が高まっています。特にお誕生日には、カーネーションをバラやカラーと組み合わせたアレンジメントフラワーが人気です。
送別会・送迎会
最後におすすめするシーンは「送別会・送迎会」です。上品でシンプルなカーネーションは、ビジネスシーンにもぴったり。送別会や送迎会には華やかな花束や持ち運びやすいアレンジメントフラワーがおすすめです。
カーネーションをプレゼントする時の注意点
カーネーションは多くのシーンで喜ばれるフラワーギフトですが、プレゼントする際には注意が必要です。特に「白いカーネーション」に関しては注意が必要です。白いカーネーションは「亡くした母や子を偲ぶ」という意味合いがあり、おめでたいシーンでのプレゼントにはふさわしくありません。白いカーネーションを贈る際は、他の色の花と組み合わせた花束やアレンジメントフラワーを選びましょう。
おすすめのカーネーションの渡し方
花束
まずは「花束」です。カーネーションの花束は華やかで、特別なプレゼントとして人気があります。価格相場はカーネーションの本数や品種、組み合わせる花の種類によりますが、5,000円程度が一般的です。小さめのカジュアルな花束であれば3,000円程度から、大きく豪華なものは5,000円以上が目安です。
アレンジメントフラワー
次に「アレンジメントフラワー」です。受け取った方がそのまま飾ることができるアレンジメントフラワーは、プライベートシーンやビジネスシーンでも最適です。価格は5,000円~8,000円程度が相場となります。華やかさをプラスしたい場合は、他の花と組み合わせるのがおすすめです。
スタンド花
最後にご紹介するのが「スタンド花」です。カーネーションのスタンド花は、開店祝いや開業祝い、芸能人やアイドルの公演祝い・お誕生日祝いにも人気があります。価格相場は15,000円~38,000円程度です。特別なシーンには50,000円以上の非常にゴージャスなスタンド花もあります。
カーネーションに関するよくある疑問
カーネーションを育てるコツは?
鉢植えのカーネーションを育てるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
カーネーションを上手に育てるポイント【設置場所(日当たり)】
カーネーションは日光を好む植物です。日当たりと風通しの良い場所に設置し、高温多湿を避けるようにしましょう。特に夏場の直射日光を避けるために、半日陰に置くのがおすすめです。
カーネーションを上手に育てるポイント【水やり】
夏は土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えます。冬場は土の表面が乾いた後、2~3日経ってから水をやると良いでしょう。水やりの際には、葉に水をかけないように注意してください。
カーネーションを上手に育てるポイント【病気害虫対策】
カーネーションは高温多湿を嫌い、特に「灰色かび病(ボトリチス病)」にかかりやすい植物です。梅雨の時期には水やりを控えめにし、風通しを良くして予防します。また、アブラムシが発生しやすいので、見つけたら速やかに薬剤で駆除しましょう。
新鮮なカーネーションの見分け方
カーネーションの新鮮さを見分けるポイントは以下の通りです。
- 花の下にあるガクが茶色く変色していないこと
- ガクが割れていないこと
- ガク全体が緑色であること
- ガクにハリがあること
ただし、一般的な街中のお花屋さんやフラワーショップの通販サイトでは、大抵新鮮なカーネーションが販売されているので、安心して購入できます。
カーネーションの花言葉を中心に、フラワーギフトとしての魅力について詳しくご紹介しました。「愛」にまつわる花言葉を持つカーネーションは、特別なシーンに最適な花です。母の日やお誕生日、送別会など、さまざまなシーンで喜ばれること間違いなしです。特に、本数や色に応じた花言葉を意識して選ぶことで、より深いメッセージを伝えることができます。カーネーションの選び方や育て方を参考に、大切な方に思いを込めたプレゼントを贈りましょう。
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