会場装飾におすすめ!「アートフラワー」についてご紹介します。
結婚式の装花費用を抑えたいときには、「アートフラワー(造花)」を活用するのがおすすめです。
アートフラワーは、多くの場面で使える便利なアイテムです。
今回は、アートフラワーの特徴や魅力について詳しくご紹介します。
また、結婚式の会場装飾として取り入れやすい場所やアイテムもピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社はアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
会場装飾におすすめ!「アートフラワー」とは?
アートフラワーの基本
アートフラワー、つまり造花は布やポリエステル、プラスチックなどの素材で作られた人工の花です。しかし、特にシルクやビロードなどの上質な布地を使った高品質な造花を「アートフラワー」や「アーティフィシャルフラワー」と呼ぶこともあります。
これらの高品質なアートフラワーは、花びらや葉の細部まで本物そっくりに作られており、時には生花と見間違うほどです。
この記事では、アートフラワーを広く造花全般を指す言葉として紹介します。
アートフラワーの特徴と魅力
「造花」や「人工的に作られた花」というと、少しネガティブな印象を持つ人もいるかもしれません。しかし、アートフラワーには生花にはない多くの魅力があります。以下に代表的なものを4つ挙げます。
1. コストパフォーマンスが高い
アートフラワーの最大の魅力は、生花に比べて費用が抑えられることです。高品質なアートフラワーは生花と同じくらいの価格になることもありますが、一般的にはアートフラワーの方が安価です。生花では手が届かない高級な花も、アートフラワーなら取り入れやすいというメリットがあります。
2. 季節を問わず使用可能
アートフラワーなら、季節に関係なく好きな花を使うことができます。例えば、「秋の結婚式にチューリップを使いたい」といった場合でも、アートフラワーなら問題ありません。季節外れの花も自由に選べるのは大きな魅力です。
3. 多彩な色味を実現
アートフラワーは色のバリエーションが豊富です。生花では出せない色や珍しい色も、アートフラワーなら再現できます。例えば、「青い花をメインにしたい」「アンティーク調の色合いにしたい」といった希望も叶えられます。
4. 事前確認が可能
アートフラワーの装花なら、事前に完成形を確認できることが多いです。生花の場合、素材のコストがかかるため、完成形を事前に見せてもらうことは少ないですが、アートフラワーならサンプルで確認できることがあります。
注意すべきポイント
高品質のアートフラワーでも、近くでじっくり見ると生花との違いが分かることがあります。また、生花の持つみずみずしさや香りを求める人には、物足りなく感じるかもしれません。アートフラワーを使う場合、ゲストがあまり近づかない場所や離れた場所に配置するのが良いでしょう。
アートフラワーのおすすめの使い道
アートフラワーを効果的に使う場所やアイテムをいくつか紹介します。
1. メインテーブル
新郎新婦が座るメインテーブルはゲストの注目が集まる場所です。アートフラワーを使って華やかに飾ると、写真映えも抜群です。
2. ゲストテーブル
ゲストが座るテーブルにもアートフラワーを取り入れましょう。ボリューム感を出しつつ、費用を抑えることができます。
3. ウェルカムスペース
会場に入った瞬間の第一印象を決めるウェルカムスペース。アートフラワーを使って、ゲストを華やかに迎えましょう。
4. ケーキ装花
ウェディングケーキ周りの装飾にもアートフラワーはぴったり。生花と見分けがつかないクオリティで、華やかさを演出します。
5. フラワーアーチやフォトスポット
写真撮影にぴったりのフラワーアーチやフォトスポットにもアートフラワーを活用。華やかで印象的な写真が残せます。
まとめ
アートフラワーは、結婚式の装花費用を抑えつつ、華やかで魅力的な装飾を実現する優れたアイテムです。長持ちし、手入れが簡単な点も大きな魅力です。メインテーブルやゲストテーブル、ウェルカムスペース、ケーキ装花、フラワーアーチなど、さまざまな場所に取り入れて、素敵な結婚式を演出してください。
アートフラワーを上手に活用することで、コストを抑えながらも満足度の高い結婚式が実現できます。ぜひご紹介したアイデアを参考に、素敵な会場装飾を作り上げてくださいね。
【使い道1】メインテーブル
メインテーブルの装花
披露宴会場で新郎新婦が座るメインテーブルは、ゲストの視線が集中する場所。華やかに飾りたいところですが、予算が気になることも。そんなとき、アートフラワーを使うとコストを抑えつつ豪華さを演出できます。
メインテーブルはゲストの席から離れているため、アートフラワーが混ざっていても違和感が少ないのが利点です。ただし、すべてをアートフラワーにしてしまうと、作り物感が出てしまうことも。生花とアートフラワーをうまく組み合わせることがポイントです。
【使い道2】挙式会場
チャペルや教会の装花
チャペルや教会での結婚式では、祭壇やバージンロードの両脇に装花を飾ります。多くの式場では、基本プランにアートフラワーの装花が含まれていることが一般的です。アートフラワーでも十分に華やかさを演出でき、会場全体が美しい雰囲気に包まれます。
【使い道3】ウェディングケーキ
ケーキ装花のアイデア
「ケーキカット」は結婚式のハイライト。ゲストの注目が集まり、写真にも残る大切なシーンです。この時、ケーキ周りに装花を施すことが一般的。生花やグリーンを使うことが多いですが、予算を抑えたい場合はアートフラワーを活用しましょう。
アートフラワーと本物のグリーンを組み合わせると自然な印象に。**アートフラワーの花びら「フラワーペタル」**を周囲に散らすのも簡単で華やかです。さらに、ケーキカットに使用するナイフもアートフラワーでデコレーションすれば、統一感が出て素敵です。
【使い道4】ウェルカムスペース
ウェルカムスペースの装飾
水が不要なアートフラワーは、ウェルカムスペースの装飾にも最適です。例えば、トランクに二人のイニシャルオブジェやぬいぐるみと一緒にアートフラワーを詰め込めば、簡単におしゃれなコーナーが完成します。
二人の写真や思い出のアイテムを飾ったテーブルにアートフラワーの花びらを散らすのもおすすめ。リーズナブルなアートフラワーだからこそ、たくさん使って豪華に見せることができます。数色の花びらを混ぜることで、さらに華やかな演出が可能です。
まとめ
アートフラワーは、結婚式の装花をコストパフォーマンス良く華やかにするための素晴らしいアイテムです。メインテーブルやチャペル、ウェディングケーキ、ウェルカムスペースなど、さまざまな場所で使うことができ、生花と組み合わせることで自然な豪華さを演出できます。
生花にはない多彩な色味や季節を問わない手軽さも魅力です。さらに、事前に完成イメージを確認できる点も安心感があります。装花の予算を抑えつつ、華やかな結婚式を実現するために、ぜひアートフラワーを活用してください。
ウェルカムボードの装花にも
ウェルカムボード装花にアートフラワーを使う
アートフラワーは、会場の入り口に飾るウェルカムボードにも最適です。扱いやすく、手作りする新郎新婦に特に人気があります。質の高いアートフラワーを求めるなら、アートフラワー専門店で購入するのがおすすめ。ネットで簡単に探せますので、チェックしてみてください。
フラワーバージンロード
アートフラワーを使ったバージンロード装飾
フラワーバージンロードは、バージンロードを花で飾る華やかな演出のひとつ。アートフラワーの花びらを散らしたり、敷き詰めたりします。生花を使うとドレスが汚れてしまうため、アートフラワーを使う式場も増えています。この演出は、挙式会場に華やかさをプラスする素敵な方法です。
【使い道6】フラワーアーチ
大きな装飾にもアートフラワーを活用
最後に紹介するのはフラワーアーチ。花やグリーンをあしらったアーチは、会場のエントランスに飾ることが一般的です。人がくぐり抜けられるほどの大きさで、装飾品としてはかなりインパクトがあります。
生花で作ると高額になりがちですが、アートフラワーなら費用を抑えて豪華なアーチを実現可能。ガーデンウェディングでフラワーアーチを使いたいけれど予算が心配な場合でも、アートフラワーを使えば希望を叶えられるかもしれません。気になる場合は、式場やフローリストに相談してみましょう。
まとめ
アートフラワーとは、布やポリエステルなどの素材で作られたリアルに見える造花です。生花に比べてリーズナブルで、生花にはない色や形も楽しめるのが特徴です。結婚式の装飾にアートフラワーを使うことで、コストを抑えつつ華やかさを演出できます。
アートフラワーを使うおすすめの場所
- メインテーブル:華やかさを出しつつ、コストを抑えられます。
- 挙式会場:祭壇やバージンロードの装花に最適です。
- ウェディングケーキやナイフ:ケーキカットの際の装飾に使えます。
- ウェルカムスペースやウェルカムボード:入口を華やかに演出できます。
- フラワーバージンロード:花びらを散らして華やかなバージンロードを作れます。
- フラワーアーチ:エントランスにインパクトを与えます。
賢く上手にアートフラワーを利用することで、素敵な結婚式を演出できます。参考にしてみてください。