装花とは?結婚式の会場装花の基本を学ぼう!
結婚式の雰囲気を華やかに演出する重要なアイテムの一つが装花(そうか)です。
結婚式に参加したことがある方は、会場の至る所に飾られた美しい花々を目にしたことがあるでしょう。
今回は装花とは何か、どの場所に飾るのかといった基本情報をまとめてご紹介します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
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結婚式の「装花」とは?
結婚式の「装花」とは何か?
装花(そうか)とは、挙式会場や披露宴会場を彩るために用いる花のことを指します。
会場装花と呼ばれることも多く、結婚式の雰囲気を華やかに演出するために欠かせないアイテムの一つです。
フラワー業界や結婚式場で頻繁に使われる言葉ですが、初めて耳にする方もいるかもしれません。
装花は結婚式全体を美しく引き立て、花の色やデザインによって会場の雰囲気を自在にアレンジすることができます。
装花の選び方とセッティング
装花を選ぶ際は、新郎新婦の希望や予算をもとに、どの花をどこに配置するかをフローリストと相談しながら決定します。
装花の配置場所は多岐にわたり、ゲストがよく目にするメインテーブルやウェルカムスペース、さりげない場所に至るまで、
結婚式全体で多くの花が使われています。
会場ごとの装花の種類
結婚式場のどこにどのような装花を飾るかについて、具体的に見ていきましょう。
【挙式会場】の装花について
挙式会場の装花とは?
挙式会場を彩るための装花には、いくつかの種類があります。
教会やチャペルなどで結婚式を行う場合、装花のセッティングは以下のようなものが一般的です。
1. 祭壇装花
祭壇装花とは、新郎新婦が結婚の誓いを立てる祭壇に飾られる花のことです。
祭壇の上や両脇に配置され、神聖な挙式にふさわしい雰囲気を作り出します。
多くの場合、白系の花が用いられ、厳かな雰囲気を引き立てます。
2. チェアフラワー
チェアフラワーは、チャペルや教会のゲスト用の椅子に飾られる花です。
この装花はベンチフラワーとも呼ばれ、会場に華やかさを加えます。
特にバージンロード沿いの椅子に飾られることが多く、新郎新婦の入場時にゲストの目を楽しませます。
3. フラワーバージンロード
フラワーバージンロードは、バージンロードを花で装飾する演出です。以下の2種類の方法があります。
- バージンロードの両脇に花びらを撒くタイプ
- バージンロードに生花や造花を敷き詰めるタイプ
この演出は式場によって可能かどうかが異なるため、興味がある方は事前に式場に確認することをお勧めします。
まとめ
挙式会場の装花は、結婚式の雰囲気を大きく左右する重要なアイテムです。
祭壇装花、チェアフラワー、フラワーバージンロードといった装花は、それぞれ異なる役割を持ち、会場全体を華やかに演出します。
新郎新婦の好みやテーマに合わせて装花を選び、フローリストと相談しながら最適な配置を決めることが大切です。
装花の選び方によって、会場の印象や雰囲気が大きく変わるため、慎重に計画を立てましょう。
特にフラワーバージンロードは、式場によって可能な場合とそうでない場合があるため、事前確認が必要です。
結婚式をさらに特別なものにするために、装花にもこだわりを持って準備してください。
【披露宴会場】の装花とは?
披露宴会場の装花は、挙式会場以上に多くの場所に施され、会場全体を華やかに彩ります。
ここでは、代表的な9つの装花をご紹介します。
1. メイン装花
メイン装花とは、新郎新婦が座るメイン席周辺に飾られる花のことです。
披露宴で新郎新婦が座る高砂(たかさご)にちなみ、高砂装花とも呼ばれます。
ゲストの視線が集中する場所なので、結婚式全体の雰囲気を左右する重要な装花です。
2. ゲストテーブル装花
ゲストテーブル装花は、ゲストのテーブル上に飾る卓上花です。
テーブルの中心に配置され、ゲストへのおもてなしとして華やかに装飾されます。
披露宴後にゲストに持ち帰ってもらうこともあります。
3. ウェディングケーキ装花・ナイフ装花
ウェディングケーキ装花は、ケーキカットの演出を華やかにするためにケーキやケーキ台に飾る花です。
ナイフ装花は、ケーキカット用のナイフの柄に花を飾り、写真映えを狙います。
4. キャンドル装花・トーチ装花
キャンドル装花は、ゲストテーブルや新郎新婦用のキャンドルに飾る花です。
キャンドルサービスの演出をさらに美しく演出します。
トーチ装花は、キャンドルに火を灯すスティック状のトーチに飾る花のことです。
5. マイク装花
マイク装花は、スピーチ用マイクのスタンドに飾る花です。
ゲストの視線が集まるスピーチの場面を華やかに演出します。
追加費用がかかることが多いですが、おしゃれな雰囲気を求めるカップルにおすすめです。
6. グラス装花
グラス装花は、新郎新婦の乾杯用グラスに飾る花です。
乾杯時の手元が華やかになり、写真映えします。リボンで飾ることもありますが、こだわりたい方には装花がおすすめです。
7. 受付装花
受付装花は、受付テーブルに飾る花です。
テーブルのワンポイントとして華やかさを演出し、結婚式らしい雰囲気を作り出します。
8. ウェルカムスペース・ウェルカムボード装花
ウェルカムスペース装花は、会場の入り口に飾る花です。
二人の写真や思い出のアイテムの周りに花を飾り、ゲストを迎えます。
ウェルカムボード装花は、ウェルカムボードを花で装飾し、華やかな演出をします。
9. エントランス装花
エントランス装花は、会場のドアやエントランス周辺を花で装飾します。
フラワーアーチやフラワーリースでパーティーらしい雰囲気を演出し、ゲストを美しく迎えます。
装花の費用相場
披露宴会場の装花は、会場全体を華やかに演出するために欠かせない要素です。
装花の選び方や配置によって、結婚式の雰囲気が大きく変わります。
希望や予算に応じて、フローリストと相談しながら最適な装花を選びましょう。
結婚式をより特別なものにするために、装花にもこだわりを持って準備を進めてください。
装花の費用相場は、選ぶ花やデザイン、装飾の範囲によって異なります。
一般的に、披露宴会場全体を装飾する場合の装花費用は10万円〜50万円程度です。
予算に合わせて、どの装花を重点的に装飾するかを考えると良いでしょう。
費用の相場はどれくらい?
費用の目安
外部機関の調査によれば、会場装花の平均費用は約15.3万円です。
結婚式の装花費用は、ゲストの人数、会場の規模、選ぶ花の種類などにより大きく異なります。
そのため、費用には幅がありますが、約4割のカップルが10万円未満で装花を手配しています。
費用を節約する方法
装花費用を抑えるための工夫もあります。
例えば、飾り方を工夫したり、飾る場所に優先順位をつけたりすることで、費用を上手に節約することが可能です。
また、生花にこだわらないのであれば、「アートフラワー」や「シルクフラワー」を取り入れてコストを抑える方法もあります。
まとめ
結婚式を華やかに彩る装花は、挙式会場や披露宴会場の雰囲気を左右する重要な要素です。
装花の種類や配置場所を把握し、理想の結婚式を実現しましょう。
挙式会場の装花
挙式会場でよく取り入れられる装花は以下の通りです:
- 祭壇装花:新郎新婦が結婚を誓う祭壇を飾る花。
- チェアフラワー:ゲスト用の椅子に飾る花。
- フラワーバージンロード:バージンロードを花で装飾する演出。
披露宴会場の装花
披露宴会場では、以下のようなさまざまな場所やアイテムに装花が施されます:
- メイン装花:新郎新婦が座るメイン席周辺の装花。
- ゲストテーブル装花:ゲストのテーブル上に飾る花。
- ウェディングケーキ装花・ナイフ装花:ウェディングケーキやナイフを飾る花。
- キャンドル装花・トーチ装花:キャンドルサービスの演出を華やかにする花。
- マイク装花:スピーチ用マイクのスタンドを飾る花。
- グラス装花:新郎新婦の乾杯用グラスに飾る花。
- 受付装花:受付テーブルを飾る花。
- ウェルカムスペース・ウェルカムボード装花:会場の入り口を飾る花。
- エントランス装花:会場のドアやエントランス周辺を飾る花。
装花の費用は平均して15.3万円ですが、花の種類や会場の規模によっても金額は変動します。約4割のカップルが10万円未満で装花を手配していますので、工夫次第で予算内に収めることができます。
会場装花を上手に選び、華やかな結婚式を演出しましょう。