結婚記念_結納返し:関東式と関西式の2つの形式をご紹介します。
結納返しは、
男性から贈られる結納に対するお礼として女性側が贈る品物
のことです。
結婚を控えている女性なら、結納返しという言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。
しかし、具体的な内容や必要性については、まだ疑問を持っている方も少なくありません。
今回は、
結納返しの基本や必要性、そして地域ごとの違いについて詳しく解説します。
【ポイント】
結納返しとは、結納を受けた側が感謝の気持ちを込めて品物や金銭をお返しする儀式の一環です。地域によって形式が異なり、特に関東式と関西式の違いが注目されます。本記事では、それぞれの特徴や具体的な流れ、さらにおすすめの記念品や渡し方のポイントについて詳しく解説します。
1. 結納返しの基本知識
1-1. 結納返しの目的とは?
結納返しは、結納金を受け取った側が感謝の気持ちを形にしてお返しする日本の伝統的な風習です。これには以下の目的があります:
- 結納金を頂いた感謝の気持ちを伝えるため。
- 両家の絆を深め、これからの婚約や結婚生活を円滑に進めるため。
1-2. 結納返しの金額や内容
- 金額の目安: 一般的には、受け取った結納金の半返し(半額)か、3分の1程度をお返しします。例: 結納金が50万円なら、10万円~20万円程度が相場。
- 内容の選び方: 金銭だけでなく、記念品や小物を添えることが一般的です。
2. 関東式と関西式の結納返しの違い
2-1. 関東式
- 特徴: 簡略化されており、現金をお返しする形式が主流。
- 渡し方: 結納金の半返しを目録に記載し、水引で包んだ現金を渡します。
- 記念品の選択: 時計やスーツなど、実用性の高いアイテムを選ぶケースが多いです。
2-2. 関西式
- 特徴: 現金ではなく、品物をお返しするのが一般的。
- 渡し方: 現金の代わりに記念品を渡し、それに合わせて目録を添えます。
- 記念品の例: 腕時計や家電、デザイン性の高い贈り物が選ばれます。
3. 結納返しで選ばれる人気の記念品
3-1. 腕時計
- 理由: 「時間を刻む」という意味で、これからのふたりの人生を象徴する記念品として人気。
- ブランド: ロレックスやオメガなど、特別感のあるアイテムが選ばれる傾向があります。
3-2. スーツや礼服
- 理由: 実用性が高く、結婚式や顔合わせなどの場面で使いやすい。
- ポイント: 高品質な素材のものを選び、サイズや色に注意しましょう。
3-3. 家電やキッチン用品
- 理由: 新生活で役立つアイテムとして需要が高い。
- 例: 高性能なオーブン、最新モデルの掃除機、デザイン性のあるコーヒーメーカーなど。
4. 結納返しの渡し方とマナー
4-1. 渡すタイミング
結納返しは、結納を行った当日か、その後の顔合わせや食事の場で渡すのが一般的です。
4-2. 渡し方の注意点
- 目録の用意: 内容や金額を明記した目録を添えることで、より丁寧な印象を与えます。
- 水引の選び方: 関東式の場合、白と赤の水引が一般的。関西式では、品物のパッケージや装飾に注意しましょう。
4-3. 記念品を添える場合
- 記念品は専用の桐箱や高級な包装を施して渡すと、特別感が際立ちます。
5. 結納返しにおすすめのセットギフト
5-1. プリザーブドフラワーとスイーツのセット
- 内容: 色鮮やかな花と高級スイーツの組み合わせは、華やかさと実用性を兼ね備えています。
- 価格帯: 10万円以下で購入可能なセットが人気。
5-2. 名入れアイテム
- 例: 夫婦茶碗や湯呑、箸など。名前を刻印することで、オリジナリティのある贈り物に。
- おすすめシーン: 両家をつなぐ記念品として喜ばれます。
6. 関東式と関西式、どちらを選ぶべきか?
6-1. 地域性を考慮する
結納返しは、地域のしきたりや習慣に合わせるのが基本です。両家のしきたりに従って形式を選びましょう。
6-2. 実用性と相手の好みを優先
どちらの形式でも、贈り物は実用的で相手が喜ぶものを選ぶことが大切です。事前に相談して、相手の希望を確認するのも良いでしょう。
7. 結納返しを準備する際のポイント
7-1. 費用感を把握する
結納返しにかかる費用は、結納金の3分の1から半額程度が目安です。記念品の場合は、事前に価格やブランドを調査しておきましょう。
7-2. オンラインでの購入も活用
最近では、オンラインショップでセットギフトやプリザーブドフラワーを簡単に購入できます。ランキングや口コミを参考に、人気のアイテムを選びましょう。
7-3. マナーをチェック
結納返しのマナーや地域の習慣について不安がある場合、結婚式場や専門店に相談するのも一つの方法です。
結納返しで両家の絆を深めよう
結納返しは、結納金への感謝の気持ちを示すとともに、両家の絆をより深める大切な儀式です。関東式では現金を中心とした形式が主流ですが、関西式では品物を贈るスタイルが一般的です。どちらの形式を選ぶにせよ、相手に喜んでもらえるよう、記念品やギフトの内容にこだわりましょう。
結納返しの準備を進める際は、費用やマナーに注意し、地域の習慣に合わせた適切な方法を選んでください。特別な贈り物で、これからのふたりの新生活のスタートを祝福しましょう!
■本記事の監修■
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結納返しとは?
結納返しの概要
結納返しとは、結納に対するお礼として女性側が男性側に贈る品物を指します。
結納の席では、男性が女性に結納品や結納金を贈ります。
これらは決して安価ではなく、一般的には100万円程度が相場です。
そうした結納に対して、女性が感謝の意を示すためにお返しをするという伝統があるのです。
しかし、これは強制ではなく、最近では簡略化されたり、結納自体を省略するケースも見られます。
結納返しは必要?
結納返しの必要性は、両家の考え方や地域の習慣によって大きく異なります。
結納を贈ることが当然とされている家庭や地域では、結納返しも必須とされています。
一方、結納返しを省略する家庭も増えてきています。
新郎新婦で話し合い、両家の意向や地域の習慣も考慮したうえで決定することが重要です。
関東式の結納返し
関東式の結納返しは、関東地方で一般的な方法です。
この形式では、結納金の半額程度を目安に品物を贈ります。
関東式の結納返しには、以下の品物が含まれます。
- 御袴料(お金)
- 家内喜多留(お金)
- 熨斗(のし)
- 子生婦(こんぶ)
- 寿留女(するめ)
- 勝男節(かつおぶし)
- 友白髪(ともしらが)
- 末広(すえひろ)
これらはすべて縁起物であり、相手の幸福を願う気持ちが込められています。
関西式の結納返し
関西式の結納返しは、関西地方で一般的な方法です。
こちらでは、結納金の1割から3割程度を目安に返礼品を贈ります。
関西式の結納返しには、以下の品物が含まれます。
- 御袴料(お金)
- 帯地
- 家内喜多留(お金)
- 熨斗(のし)
- 末広(すえひろ)
- 小鯛
- 昆布
- 高砂人形
関西式もまた縁起物を重視しており、それぞれの品物に意味があります。
結納返しは、結婚の準備において重要な儀式の一つです。
地域や家庭の習慣によって方法が異なるため、自分たちに合った形式を選ぶことが大切です。結納返しを通じて、お互いの家族への感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。結婚を控えている方は、このガイドを参考にして、結納返しの準備を進めてください。
関西式の結納返し
関西式の結納返しの特徴
関西式の結納返しは、関東式とは異なり「行わないことが多い」とされています。
これは、男性側が女性側に結納金を納め、お返しはしないというスタイルが一般的であるためです。
関東式では結納金の半額程度をお返しすることが多いのに対し、関西式では女性の負担が少ないのが特徴です。
しかし、両家の考え方や地域の習慣によっては、関西でも結納返しを行うケースがあります。
その場合、お返しの品は関東式よりも控えめになります。具体的な品は以下の通りです。
- 肴料(お金)
- 酒料(お金)
- 御袴料(お金)
- 熨斗(のし)
- 末広(すえひろ)
関西式の結納返しは、贈る品数が少なく、お金の金額も結納金の1割程度と比較的控えめです。
結納返しのタイミング
■結納当日
結納返しを行う最も一般的なタイミングは「結納当日」です。
事前に結納金額を確認し、結納と結納返しを同じ日に済ませることで、スケジュールの調整が容易になります。
特に、両家の両親が働いている場合など、忙しいスケジュールを調整する際に便利です。
結納返しは、料亭や女性側の家などで行うことが多いです。
■結婚式の2週間前までに
結納当日に結納返しができない場合や、結納と結納返しの日を分けたい場合には、結婚式の2週間前までに行います。
結納返しは結納当日に行う必要はなく、後日改めて行うことも可能です。
ただし、結婚式直前や結婚式後に結納返しを行うのはマナー違反とされているため、
遅くとも結婚式の2週間前までに計画を立ててください。
■引っ越しのタイミング
少ないケースではありますが、引っ越しのタイミングで結納返しを行うこともあります。
新居に家具や荷物を運び込む際に、一緒に結納返しを行うという方法です。
その場合、新居で結納返しをすることも選択肢に入ります。
両家の親を呼ぶかどうかについては、二人で相談して決めると良いでしょう。
今回は、関西式の結納返しについて詳しく解説しました。
近年、結納や結納返しの習慣は簡略化される傾向にありますが、地域や家庭の伝統に根付いた風習であるため、完全になくなったわけではありません。
結納返しについて悩んでいる方は、パートナーや家族としっかり相談して、最適な方法を見つけてください。
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