和婚準備とは?知っておきたい和の衣装・演出についてご紹介します。
■本記事の監修■
ぶるーむは、ウエディングブーケやプロポーズ花束の保存加工(アフターブーケ)の専門会社です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花束やプロポーズの花束を、
特殊な押し花加工で永久的に保存をします。
※当社はアフターブーケをフォーエバーフラワー(永遠に咲き続ける花束)と表現します。
和の花嫁衣裳について知っておきたいポイント
1. 白無垢
白無垢は、婚礼の正礼装として最も格式高い和装です。
全身を白一色で統一し、掛下や帯、小物まですべて白で揃えることで、身の清浄を象徴します。
挙式での新婦の基本スタイルとして、伝統的かつ純粋な美しさを演出します。
2. 色打ち掛け
色打ち掛けは、婚礼の正礼装である打ち掛けの一種です。
白無垢が白一色で統一されているのに対し、色打ち掛けは色とりどりの華やかなデザインが特徴です。
豪華な刺繍や柄が施され、新婦の美しさを一層引き立てます。
披露宴でのお色直しや挙式後のスタイルとして選ばれることが多いです。
3. 引き振袖
引き振袖は、別名「大振袖」や「本振袖」とも呼ばれ、振袖の中でも最も格式の高い衣裳です。
袖が長く、華やかなデザインが特徴で、伝統的な和装を好む新婦に人気です。
特に披露宴や前撮りで使用されることが多く、存在感と優雅さを兼ね備えています。
4. 振袖
振袖は、未婚女性の正装であり、結婚式においても人気の衣装です。
色とりどりのデザインや柄が施され、新婦の個性を表現するのに最適です。
結婚式の挙式や披露宴での衣装として選ばれることが多いです。
新郎の和装
新郎の和装には明確な正礼装のルールはありませんが、挙式では黒紋付が最礼装として一般的に選ばれます。
披露宴のお色直しでは、白や緑、紫、シルバーなどの色紋付が新婦の衣装とコーディネートされることが多いです。
まとめ
和の花嫁衣裳には、白無垢、色打ち掛け、引き振袖、振袖の4種類があります。
白無垢は純粋さを象徴する婚礼の正礼装であり、色打ち掛けは華やかな刺繍や柄が特徴です。
引き振袖は格式高い振袖であり、振袖は未婚女性の正装として人気です。
新郎の和装は挙式では黒紋付が一般的で、披露宴では色紋付が新婦との調和を図ります。
これらの衣装を理解し、最適な選択をすることで、伝統的で美しい結婚式を実現しましょう。
挙式で和装を着る場合のおすすめスタイル
1. 神前式
神前式は、由緒ある神社や施設内の神殿で行われる厳粛な儀式です。
家族や親族とともに、伝統的な日本の風情を感じながら行う挙式は、「親族へのおもてなし」を大切にする新郎新婦に非常に人気があります。
神前式では、神主の進行のもと、三々九度や誓詞奉読などの儀式が行われ、
格式高い雰囲気の中で結婚の誓いを交わします。
2. 人前式
人前式は、アットホームな雰囲気を求めるカップルにおすすめです。
和装での人前式では、リングピローを和風にアレンジしたり、三々九度を取り入れるなど、伝統的な要素を加えることができます。
さらに、フラワーシャワーの代わりに、ゲストに折ってもらった折鶴でシャワーをするなど、
創意工夫で温かみのある挙式にすることが可能です。
こうした工夫により、和装の魅力を存分に引き出しながら、ゲストとの距離感が近い心温まるセレモニーを実現できます。
まとめ
和装での挙式には、厳かな雰囲気を大切にする神前式と、アットホームな人前式の2つのスタイルがあります。
神前式では、伝統的な儀式を通じて親族との絆を深めることができ、格式高い雰囲気が魅力です。
一方、人前式では、和装を取り入れながらも、ゲストと一体感のある温かいセレモニーを実現できます。
どちらのスタイルも、それぞれの魅力を活かしつつ、特別な一日を彩ることができるでしょう。
準備を進める際には、自分たちの希望や親族の意向をしっかりと考慮し、最適なスタイルを選んでください。
披露宴で和装を取り入れる場合のポイント
和装でのお色直し
和装でのお色直しは、友人ゲストからの歓声や親族の喜びを引き出す素晴らしい方法です。
和テイストの演出や引出物・引菓子を取り入れることで、ゲストに印象深いひと時を提供できます。
具体的な和テイストの取り入れ方についてご紹介します。
和の演出アイデア
BGMを和風にする
和装入場の際には、和楽器をベースとしたBGMを選びましょう。三味線やひちりき、笙、竜笛などの日本古来の楽器を使った曲や、琴の生演奏がおすすめです。これにより、会場全体が和の雰囲気に包まれ、特別感が増します。
鏡開き
鏡開きは、和装ならではの演出です。両家の親やお世話になった方、独身の友人と一緒に「よいしょ、よいしょ、よいしょ」の掛け声で盛り上げましょう。会場全体が一体感を持ち、楽しいひと時となります。
日本酒サービス
新郎新婦が日本酒をサービスする演出も人気です。新郎が日本酒をゲストのグラスに注ぎ、新婦が金箔を散らすことで、華やかさとおめでたさを感じさせる和ならではの演出となります。
木遣りや獅子舞
木遣りや獅子舞などの和の伝統芸能を取り入れると、ゲストに大変喜ばれます。最近ではなかなか見ることが少ない伝統芸能を披露宴で楽しむことで、特別な思い出になります。
デザートビュッフェ
デザートビュッフェに和菓子を取り入れることもおすすめです。新郎新婦が和菓子をお祝い箸で取り分け、ゲスト一人一人に感謝の言葉を添えることで、和の雰囲気を楽しんでもらえます。
まとめ
和装でのお色直しや和の演出は、披露宴を特別なものにするための素晴らしいアイデアです。
BGMを和風にアレンジする、鏡開き、日本酒サービス、木遣りや獅子舞、デザートビュッフェで和菓子を取り入れるなど、
様々な方法で和の雰囲気を演出できます。
これらの工夫を凝らすことで、ゲストにとっても忘れられない一日となるでしょう。
しっかりと準備をして、最高の和婚披露宴を実現してください。